JIN -仁- 最終話

JIN -仁- 最終話を観た。

続きのアナウンスがなかった所為か最終回には賛否両論があるみたいだ。
ドラマにせよ、映画にせよ、続きがあるとアナウンスがあれば解決されなかった謎や消化されなかった設定は続編で解決消化するであろうから問題なかったんだろうけれども。まあ"続きは映画館で"は手法的に批判されるが(w

個人的には胎児の謎とか、あの包帯男は誰だったのかにはそれほど興味がないので、この最終回で結構満足してたりする。これで完全に続編なしの完結になってしまったら、作品世界に欠陥があるので、さすがにトータルの評価としては落とさざるを得ないけれども、評論家じゃないからいいや(w


最終回は皆、見せ場があったなぁ(・∀・)

「日本は坂本竜馬なしに進むってことですか」という仁の問いに勝海舟の一言
そうさ!だが先生、あいつがなくなりゃ、あいつの代わりになるやつがおのずと出てきて、あいつがやるはずだったことをやるもんさ、世の中ってのはそういうもんだと俺は思うんだ

まさにその通り、勝△ー(・∀・)
この台詞は後の野風と竜馬の万華鏡の話にもつながってくる、このドラマにおけるテーマを表現してるのかな。枝豆かーちゃんの死でも示されていたか。

仁の悩みを知った竜馬の問いに答えるシーンもかっこええ(・∀・)


仁の為に一芝居をうつ竜馬△ー・゚・(つД`)・゚・

それでもうだうだ言う仁に向かって一言

しゅじゅちゅの後のことは、何がおころうともなんもかんもみーんなわしのせいじゃ…。わしのせいじゃ(・∀・)ニコッ

竜馬△ー。゚(゚´Д`゚)゚。なんという度量の大きさ…


最終回だけ活躍した空気兄△ー(・∀・)
縁談反故にして野風のしゅじゅちゅ守った咲△ー(・∀・)
仁たちのもとに駆けつける時のBGMかっけー(・∀・)

面目丸つぶれの蒲生さんカワイソス( ´・ω・)


最終回前、最終回とつくづく仁がヘタレだった(w
その分、仁を後押ししてくれた竜馬、仁の言葉にうなずき続けてくれた咲の良さが
引き立ったわけだけれども。


仁にぶっちゅうして去っていったやふぅ△ー(・∀・)
竜馬と野風の最後のシーンもええ・゚・(つД`)・゚・
我ながら涙もろいおっさんになったものだ。゚(゚´Д`゚)゚。


解釈がいまいち出来なかったけれど、咲の言うところの水とは、
人であり魂的モノのことだろうか。或いは受け継がれる命のつながりか。

いや、まさかプレミアムモルツを出せないから「水と生きるサントリー」を
埋め込んできたとか…( ;・´ω・`)ゴクリッ


仁が知る竜馬の運命を伝えようとする時の竜馬がまたかっこええ…
聞いたところでどぉーにもならん(´-ω-`)!
十年先、百年先を知ったところで日は一日一日明けていくだけじゃぁ。
一歩一歩進むしかないがじゃ…、わしもぉ先生も…地を這う虫のように…

改めて観て感動した。俺も明日ハロワ行って来る(`・ω・´)と思ったが、明日は休日か。いや残念至極。


最終回でもツンデレママこええ((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル


JINがドラマ化されると聴いた時、「TBSなんかやめてくれ。NHKの方がいいよ(´・ω・`)」と
思っていたが、予想外に良いドラマ化だった(・∀・)

のだめが実写化に成功した作品だとすれば、これはドラマ化に成功した作品だろう。
原作には原作の良さがあり、ドラマにはドラマの良さがあった。
ワークトランスレーション?ともいうべき表現作品の違う形態への翻訳は非常な困難を伴うために、
大失敗に終わることが多い。これは成功だったなぁ。


最初の頃はなんだか大味すぎた竜馬がいつしかいい感じに。自分が慣れたのか、
ドラマ内の雰囲気が変わったのか。まあ第一話は現代編が半分を占めてた分、
内野竜馬の演技が浮いて見えたというのはあるか。

竜馬はやっぱり仁があってこそ引き立つな(・∀・) つーか仁の乳揉むな(w


しかしなんで木内あきらが起用されたのかわからない(w
ギルガメッシュナイトくらいしか記憶にない。


ある種、ストーリーを追ってきた人、胎児・包帯男の謎を期待していた人達には
納得いかない人生賛歌的ラストであったと思う。
今のところ、白い春 6-8話の③-c的終わり方か。続編があるとどうなるかわからないけど。


人の命、魂、運命はそれを玩ぶ神の手によって翻弄されるけれども、
その実体は決してなくならず、存在しつながっていく。
こうやって書くと、あの宗教っぽくてちょっと嫌だな( ´・ω・)

未来のことがわかろうとも人知を越えたことを知ろうとも、人はその境遇、人の枠組みでしか
生きていくことはできない。恐れて立ち止まり続けていても仕方がない、憂いて立ち止まり続けていても仕方がない。

人に許されたことがただ歩くことならば、歩いていこう、
何処に辿り着くかはわからないけれども

みたいな人生賛歌のように思えた(・∀・)


JINやクドカンドラマが成功すると、「ドラマのTBS復活」という人が居るけれどもJINはルーキーズの映画のご褒美という話だし、クドカンものもDVD販売実績があるから許されているイレギュラー的存在なので、「ドラマのTBS」が復活したという風には考えにくい。

どちらかというと正規兵として認められていない傭兵部隊が成功を収めてるような気がしないこともない。イメージで言うと、華雄にぼこぼこにされた連合軍が、関羽を小馬鹿にして出陣させてるような感じ。


続きはなきゃないでもいいけども、あるとしたら映画よりもシーズン2の方がいいなぁ(・∀・)