月: 2013年11月

『ミヨちゃんのためなら 全員集合!!』『男はつらいよ 奮闘編』を観た

ミヨちゃんのためなら 全員集合!!
結構微妙な感じ(´・ω・`)

ドリフターズの映画なのに出演時間的にも役どころ的にもハナ肇が主人公のような感じ。

赤ちゃんがいかりや長介と加藤茶のやりとりを不審げに観てるシーンが良いw

倍賞美津子がミヨちゃん役で出てたけど、少し太めな感じだったな。
署長役の伴淳三郎とこそ泥役の三木のり平がいい味出してた。
浦辺粂子も出てたな。

珍しくハッピーエンド回?
いかりや長介演ずる伊刈長吉は尻に敷かれるとは言えど美人な嫁が帰ってきたし、
他のメンバーは長吉を抑えこめる形に落ち着いたし。

まあしかし相変わらず話の筋的には活躍してるのに、荒井注、仲本工事、高木ブーの扱いが酷いなw


男はつらいよ 奮闘編

マドンナが知的障害者でかつマドンナ側から寅さんへ告白する異色作。
そういった設定なので他の回と異なり、寅さんは明確に振られるわけではないが…

難しい所ではあるが、判断能力の欠如を考慮するとこのプロポーズは
ノーカウントではなかろうか(´・ω・`)

寅が妄想全開で花子を心配する様子がなんか怖かった(´・ω・`)

おいちゃんの寅真似、"屁"をきっかけにした喧嘩や寅の母である菊(ミヤコ蝶々)の
宿泊している帝国ホテルでのトイレ間違いやベッドでのはしゃぎっぷりが笑えたw

榊原るみって帰ってきたウルトラマンの坂田アキか。
全く覚えてなかった(ノ∀`)

最後も他の回とは異なり、さくらと寅が一緒なんだけれども、
あの後二人は寅屋に帰ったんだろうか。

そういえば御前様の娘(坪内冬子)が子供連れて出てきてたな。
源公もひょっこり題経寺に戻ってきてたw

『制服サバイガールⅠ』『制服サバイガールⅡ』を観た

制服サバイガールⅠ

Ⅱが糞すぎてアレなので適当な羅列のままにするw

仲村みうも出てるみたいだしということで観てみた。
主人公らしき子があんまり可愛くない(´・ω・`)
浴衣と忍者服の子可愛いかな。浴衣の子は紗綾か。

植物性由来のゾンビ物だなw
森山塔というか山本直樹のエロ漫画に植物に体を
乗っ取られる話があったなぁ(・∀・)

おじさんがあほすぎる。
それに従う皆もおかしい。

ロケ地は何処かと思ったらワープステーション江戸。
茨城県つくばみらい市にあるNHKの時代劇ロケ施設なのか。

RPGならチェーンソーは植物系に強そうなのに使えないな。
除草剤をかけた時の溶け方の違いはなんなんだ。

そういや仲村みう何処行ったんだよ Σ(・ω・`≡´・ω・)
騙されたヽ(`Д´)ノ

主人公の子、既に植物化が始まってるからユリに襲われるのはおかしいような
何気にいじめっこが一番かっこいいなw

( ´・ω・)エ?これで終わり…( ゚Д゚)?

と思ったらエンドロールの後に……工エエェェ(´д`)ェェエエ工

関係ないけどエイリアンVS座頭市とかあったら観てみたい(・∀・)


制服サバイガールⅡ

こんな看護婦おらんやろw

なるほど2も撮る予定というか分割公開だったから、
2の主役となる仲村みうを1でああいう感じにしたのか

同級生の男は要らないな(´・ω・`)

仲村みうは声もあれだが、演技が…相手役の男も酷いw
そして何より話そのものが酷い(ノ∀`)

1で観るのをやめとけば良かった… (ヽ'ω`)

スカーフ手裏剣の威力すっげぇえええええええΣ(゚∀゚;)

入り口のトンネルで鎖鎌忍者と対峙。
ライブ会場のような振り回し大会w

もう駄目かと思ったら急に腹に宿った謎の生命体の力で覚醒しやがったw

カンナが助けに来た…と思ったら瞬殺w
その前に様子が変だったのはなんだったんだろうか。

工エエェェ(´д`)ェェエエ工
まぁ、ありがちなオチだなw

Ⅱもエンドロール後に何かあるのかと思ったら……


この映画の第一部は「なんだかなぁ~(・∀・)」と似てない阿藤快の物真似を時折しつつ、
ニヤニヤ観るのが正解のような気がするw

最初からB級と思って観ると女の子達の演技も特撮部分もそれなりに頑張っているなと
思えてきて、それなりには楽しめる。

第二部は…酷すぎて特に言うことはないw
言及するだけ時間の無駄だ。

『新・座頭市物語』を観た

新・座頭市物語

久しぶりに故郷の笠間に足を向けた市は、鬼怒川の温泉宿でかつて斬った関宿の勘兵衛の弟・安彦の島吉とその子分に襲われる。その決闘を止めたのは、偶然居合わせた市の剣の師匠・伴野弥十郎だった。
数年ぶりに市は弥十郎とともにかつて剣の修行に明け暮れた下館の道場に向かう。その道場には、変わらぬ優しさで市と接してくれる弥十郎の妹・弥生の姿があった。

というあらすじ。

おい市、お前毎回もてすぎだろヽ(`Д´)ノ
寅さんにも分けてやれよ  アト、オレニモ(´・ω・`)

今回はカラー作品で前二作とは印象がかなり異なる。
髪もこんなに生えてるのかΣ(゚∀゚;)

ストーリーは面白かった。
漫画でよく見るような火の点いたロウソクの居合い斬りをしてた。
四本目の仕掛けの出来がイマイチだったのか、ちょっと不自然に
ビヨンビヨンしてた(ノ∀`) 前作の決戦前の墓場の戸も不自然な
動きをしてたなw あれもスタッフが手で動かしてたのかな。

メクラとかツンボとかカタワとかガンガンに言いまくってたから、これはBSPじゃないと
無音変換なし放映は難しそうだな。言葉狩りしてもしょうがないんだけどな。

与四郎が隻腕になった途端に逃げて行ったお千代もアレだけど、
その逆でその人に不具があるから付き合っている人も居るんだろうな。
代理ミュンヒハウゼン症候群とかとは全然違うけども、その根底にあるものは
同じ感じのやつ。そういえば良くお話で目の見えなかった人が手術等で目が
見えるようになった後で、それまで尽くしたくれたあまり見目麗しくない
恋人を捨ててしまうという展開って実際にあるんだろうか…


河津清三郎演ずる伴野弥十郎が清々しいくらいの糞野郎だったので
そういう意味では最後すごくすっきりした(・∀・)
キャラ的にもいい感じで悪役だった。

それに比べて須賀不二男演ずる安彦の島吉の良い人さと来たら(・∀・) カッコイイ
それなのに…・゚・(つД`)・゚・
須賀不二男ってちょい役とかで結構小津安二郎作品に出てるんだな。
「早春」の田辺だったらしいがあんまり覚えていない。麻雀をやっている部屋の
主だったようだが。関係ないけど「カルメン純情す」という「カルメン故郷に帰る」の
続編にも出ていたようだ。この人云々はともかくあれの続編を観てみたい(・∀・)

あの後、お節は尼にでもなってそうだけども、親を斬られた欽吾やおばあさん、
油屋の夫婦はどうなったんだろうか。この作品に限らず、昔の作品って脇役は
本当に脇役として投げっぱが多い。

まあでも現代の作品が脇役を大事にしすぎてるのかもしれない。
脇役を上手く使って大事にすると話に深みがましたり、作品への愛着を産むのだけれど、
トレードオフで物語のダイナミズムを失ってしまうのかもなぁ等と思ったり。


一つの作品で十分に面白いとは思うけれども、やっぱり前二作を観てからの方が
より面白くなるのではなかろうか( ・`ω・´)

『愛情物語』を観た

「愛情物語」

んーんーんー(;^ω^)

あらすじは思いっきり端折って言うと

原田知世演ずる仲道美帆は捨て子で養母・仲道治子(倍賞美津子)によって育てられた。毎年、美帆の誕生日に花束を贈ってくる男が居た。美帆はその男を"あしながおじさん"と呼び、会うことを切望していた。16歳の誕生日を迎え、養母からの許しを得た美帆は"あしながおじさん"探しの旅に出た。リミットは一週間。一週間後のミュージカルのオーディションの前に、美帆は帰って来なければならなかった。

という感じ。

まあ一応話のコアはこの"あしながおじさん"探しであるけれども、
それに割り当てられてる時間は少ない気がする。

じゃあ残りの時間は何に割り当てられてるか?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 
答えはダンスダンスダンスヽ( ・∀・)ノ

映画の最初と最後もダンス、劇中も脈絡もなくというか、
美帆が練習している体でダンスとダンスとダンス尽くし。

こんなにも原田知世が動けるアイドルとは思わなかったが、
なんか観てて笑ってしまうw なぜだかよくわからないけれども
なんだか笑ってしまう…謎だw ファンにはたまらないのかもしれないけども。

この作品は1984年公開でその前年に「フラッシュダンス」が公開されているけれども、
影響はあるんだろうか?「フラッシュダンス」のアメリカ公開が1983年4月15日、
日本公開が7月30日、赤川次郎原作は1983年7月号からの連載だから、時期的には
あり得なくもないけども。

関係ないけど、オーディションネタだと「刑事物語5 やまびこの詩」の
鈴木保奈美を思い出す(・∀・)


最初は探偵物語のように篠崎(渡瀬恒彦)とぶっちゅうしちゃうのかしら(・∀・)と
思ったが、そんなこともなく。劇中ではそんなことは語られてはいなかったが
案外治子と上手く行ったりしたりして。

そういえば「神様のくれた赤ん坊」で渡瀬恒彦は桃井かおりと一緒に押し付けられた
赤ん坊の母親を探して旅に出てたな。肉親探しに旅に出るっていうのは昔の定番
だったのかな?

あの役の人、加賀まりこかΣ(゚∀゚;)

主題歌は良かったかな(・∀・) アーイニ-♪


結論を言うとこの映画はファン向けだな (ヽ'ω`)

あとは真面目に観たくないけどなんとなく流して"映画を一本観る"というノルマ
というか事実が欲しい人向けだな。なんというかやる気はないけども何かしてないと
勿体無い気分になる人向けというか。

まあつまらないことはわかっていて観るなら、原田知世の激しいダンスシーンや
加賀まりこの演技や若い頃の渡瀬恒彦を楽しめるのではなかろうか( ・´ω・`)?

これブルーレイで出てんのかΣ(゚∀゚;)