『おはん』を観た

おはん

幸吉は町の芸者・おかよと知り合い、親しい関係となる。妻のおはんはそのことを知り、実家へ身を退ける。7年後、街で偶然おはんと出会い自分に子供が居ることを知った幸吉はおはんとやり直すことを決めたのだが…。

ストーリー映画で特に感情移入出来る要素もなかったので
感想はいつものなんだかなぁー(・∀・)(k.a風)

劇中内での時間経過がわかりにくかったな。登場人物の外見もあんまり変わらなかった
ような気がする。何歳になってもひたすらまぐあおうとするだけだったのでw
まあ悟(長谷川歩)が結構大きかったから年代ジャンプしたのはわかるにはわかったが。
もしかして年月日表示を見逃しただけかな?

何はともあれ幸吉(石坂浩二)がクズ過ぎてワラタw
なるほど、こういういい加減な男がもてるんだな φ(・ω・` )メモメモ…

新しい家近くの何とか淵で「落ちたら助からんなぁ」みたいな話が出た瞬間に
誰か死ぬんだなと思った観てたら案の定、悟が落ちて死んだ(ノ∀`)

かつての時代ではおはん(吉永小百合)みたいな女性は多かったり、妻の鑑とかだったりした
のかもしれないが、現代的な価値観で見てしまうとただの都合の良い女でしかないなw

おかよ(大原麗子)は結構良かったけど、肝心のおはんがなぁ…(´・ω・`)
ミヤコ蝶々のおばはんもそうだったけど、何か全体的に軽すぎるな。
映像は落ち着いた感じで良かったけども。

お仙(香川三千)絡みでもう一波乱あるかと思ったけど、
そこまでドタバタする話ではなかったw
もっと何かありそうな思わせぶりな感じだったのに。
香川三千という人はあばれはっちゃくとかにも出てた子役上がりの人で
今はもう引退しているみたい。

他のところの解説で

生活力の乏しい中年男が、一度別れた妻と芸者との間で揺れ動くさまを親子の情愛を絡めて描いた、市川崑監督、吉永小百合主演による大人の愛の物語。

映画 おはん - allcinema

ってあったけど、ただひたすらにあっち行きこっち行き、目の前に居る女に盛って
まぐあう男とそんな男に見切りをつけられない女二人と死んだ子供一人の物語だろ(・∀・)

原作本ならもう少し感情移入出来る感じに仕上がっているのだろうか。