月: 2014年4月

『ブラック・ジャック 臓器農場行き幽霊バス』を観た

ブラック・ジャック 臓器農場行き幽霊バス

本木雅弘版。
オリジナルストーリーで、ピノコが双子等の設定の違いがあるので、
「ブラックジャック」として考えるととんでもなく酷いw


まあ「ブラックジャック」ではないと考えても話が結構チープなので
どうなんだろうかと思うけど、出演者が本木雅弘、岸部一徳、永作博美と
それなりなのでそれほど時間が盗まれた気はしない。

特に岸部一徳の悪役っぷりは良いので、一徳ファンなら観てもいいかもw
永作博美も子持ちの刑事役として熱演してた。前原一輝も刑事役で出てた。
ピノコ役をやっていた中山紗央里、中山詩央里は今は何をやっているのだろうか。
今年で25歳か。そう言えば白竜も出てた。

看護婦さんをやっていたのは赤坂七恵だったのかΣ(゚∀゚;)
「彼女が死んじゃった。」で船に転がり込んでた女の子をやっていたな。

ドラマの冒頭で出てくるチンピラは吹越満だったのか。
彼女役が柴咲コウだったのはわかったけど、吹越満はわからなかったw
物語の終了後にも似たような感じで鈴木紗理奈と誰かのチンピラカップルが出て来た。

映像を観ればすぐに監督が誰かわかるが、堤幸彦だった。
このドラマはケイゾクの一年後に撮られたようだけど、
撮り方等がほとんど変わらないというか一緒?


つまらんというほどではないけどお薦めかと問われると微妙。
好きな出演者が居たら観たら程度かな(・∀・)

この頃の本木雅弘は美形だな。
いや、歳とった今でも美形っちゃ美形だけど(ノ∀`)

『夜霧よ今夜も有難う』を観た

夜霧よ今夜も有難う

外国航路から帰ってきた相良(石原裕次郎)は早速恋人の秋子(浅丘ルリ子)に電話で求婚した。だが彼女は約束の教会に急ぐ途中、交通事故にあった。夕暮れの教会で相良は秋子をいつまでも待ち続けた--。四年の月日が流れ、相良は今、横浜でナイトクラブ“スカーレット”を営むかたわら“逃がし屋”をやっていた。

夜霧よ今夜も有難う

邦画にしてはなんか変な話だなと思っていたけど、

アメリカ映画の「カサブランカ」(1942年、ハンフリー・ボガート、イングリッド・バーグマン主演)を翻案して、石原裕次郎と浅丘ルリ子の主演により映画化した名作である。

ということらしい。道理でなんか変なはずだw

ストーリーそのものはそれほど悪くもないけれども、朴念仁の俺氏は
「ntr物かぁ…(・∀・)」という程度の感想しか抱かなかったw
相良を石原裕次郎じゃなくてもっと線の細い感じで冷徹な演技が
出来る人がやっていたら、もうちょっと感情移入出来たかもなぁ。

別れるシーンは切ないと言えば切なかったな(´・ω・`)


wikipediaだと石原裕次郎の役が伴次郎になってるけど相良徹では?
伴次郎は「銀座の恋の物語」の役名のような…
※2021/08/10追記 修正を確認。

クエン役は二谷英明だったのか。宍戸錠にしては何かおかしいと思っていたがw
( ゚Д゚)ハッ 関係ないけど、ハーフの青年役のビルを演じていた郷鍈治って
宍戸錠の弟なのか。しかも55歳で亡くなってるのか…
ってちあきなおみの夫かΣ(゚∀゚;) とまあそういう話はおいておいて
顔に何塗ってるんだw

浅丘ルリ子はあんまり好きな顔じゃないからどうでもいい(・∀・)

相良の店で働く仙吉は高品格だった(`・ω・´) オレトクナハイヤク
仙吉の娘・ヒロミがちょっと可愛いなと思っていたが、梶芽衣子か(*´・ω・)


元作品の「カサブランカ」もいつか観てみようかな(・∀・)

『富士山頂』を観た

富士山頂

富士山レーダーを納入した三菱電機の全面的な協力により製作されたため、主人公が新田次郎自身をモデルとする気象庁課長葛木章一から、石原裕次郎の映じる三菱電機社員・梅原悟郎に変更されており、社名も原作では全ての会社名が架空の社名に置き換えられており、例えば三菱電機は「摂津電機」とされていたが、映画では三菱電機だけは現実の社名で登場する。

今はなき富士山レーダーを富士山頂に設置するまでの話。
ある種ドキュメンタリーちっくなので観る人を選ぶかも。
そのせいか石原裕次郎の演技も特には気にならないw

馬で物資を運んでいた馬方達がブルドーザーの免許取得で
悩んだり、集めてきた人夫が高山病に耐え切れずに逃げ出したりと
その当時の苦労が窺えて面白かった。

色々と有名どころが出ていたが馬方の親方・朝吉を演じていた
勝新太郎の存在感が大きかったなぁ(・∀・)
渡哲也もかっこ良かった。


全体的にながら観ではあったけれども、また機会があったら
しっかりと観直してみたい(`・ω・´)

原作もちょっと読みたい。

『赤い指』を観た

赤い指

新参者のSPドラマ。連続ドラマより後に作成された、時系列では連続ドラマより前のお話。

何と言えば的確かわからないが、とても胸糞悪いストーリーだった(ノ∀`)
西田尚美が上手く演じているから尚更に前原八重子が唾棄すべき人間に見えてしょうがないw
それに流される旦那・前原昭夫役の杉本哲太にも見ていて嫌悪を抱かずには居られないw
子を持つ親になったらこんな気持になるんだろうか?でも普通は観念するだろうなぁ。
付き添って自首するのが普通の流れか。

物語の鍵を握る前原政恵役の佐々木すみ江って名前を聞いたことがあるなと思ったら、
図鑑に載ってない虫」の海の家のおばちゃん、「百万円と苦虫女」の農家のおばさんか。

事件解決という本編の軸と別に加賀恭一郎とその父・加賀隆正(山崎努)との確執というか
関係性を描く軸があった。富田靖子、田中麗奈、森永卓郎、回想シーンで鈴木福等が出てた。

被害者が小学生の女の子ということだけでも、結構嫌な感じではあるが、更にその後の
流れが人道的に酷いので、観ていて嫌な気分になる人も居るだろうなぁ。解決しても
なんかスッキリしないというか。それを消すために父親とのエピソードが挿入されている
のであろうか。

まあドラマとしてはまあまあ面白かったけど(・∀・)