月: 2014年12月

『アルプスの若大将』を観た

アルプスの若大将

京南大学工学部建築科の若大将・田沼雄一(加山雄三)は建築学の論文が欧州の学会で評価されて山下教授と共にヨーロッパ旅行に招待された。若大将はスイスでの余暇を利用してツェルマットへスキーに出かけ、そこでパンナムの現地グランドスタッフとして駐在している澄子(星由里子)と馬ぞりで相乗りになる。

まあまあ面白いというかいつも通りの展開w
昔のスター映画なのであんまり大した感想もなく(ノ∀`)

相変わらず青大将(田中邦衛)の自業自得的窮地、若大将の救援、澄ちゃんの嫉妬で喧嘩、レイプ未遂、青大将こき使われ、スポーツ、ハッピーエンドと言った感じw

まあでも久太郎(有島一郎)、りき(飯田蝶子)、リ・シェンヌ(イーデス・ハンソン)の絡みは面白かったな(・∀・) 

劇中のテレビでのデビッド・ジョーンズによる「ヒョーショージョー」も見れたし。

若大将シリーズは青大将とりきお婆ちゃん(+久太郎)で持ってると言っても過言ではない( ・´ω・`)

『マッチスティック・メン』を観た

マッチスティック・メン

詐欺師のロイ(ニコラス・ケイジ)は強迫性障害を患ってしまっており、そのため極度の潔癖症であった。ある日、ついに彼の精神状態はボロボロになり、日常生活にも支障をきたすようになってしまう。彼を心配した相棒のフランク(サム・ロックウェル)は、彼に精神分析医のクレイン(ブルース・アルトマン)を紹介する。

つまらなくはなかったが、途中で「あれ、こいつ…(´・ω・`)」っていう疑念を抱いてしまって、そのまま最後まで観たら「ああやっぱり…(´・ω・`)」という展開だったので、ちょっといまいちな感じに思えてしまった。

あとあんまりスッキリしなかった。一応ハッピーエンドだとは思うけど。
「華麗なるペテン師」とか「レバリッジ」を観てる人だと、似たような感想に至るかもしれない。

つい最近、ニコラス・ケイジの出ていた「天使のくれた時間」を観たので、またこういう話かヽ(`Д´)ノと思ったが、最後の相手は別人だったなw


フランク役のサム・ロックウェルって「チャーリーズ・エンジェル」のエリック、「ギャラクシー・クエスト」のガイかw 全然気が付かなかったw

アンジェラ役のアリソン・ローマンはまあまあ可愛かったな。
22歳で14歳の役をやっていたのかw
(公開は2003年だけどオーディション時は22歳だったらしいので撮影時は22~23歳?)


あんまり細かいことを気にせず観ればハッピーエンド…かな?

『ダーティファイター』を観た

ダーティファイター

イーストウッドが腕っぷしの強いトラック運転手に扮した痛快篇。カントリー・シンガーを目指すリン(S・ロック)に惚れたり、彼女にちょっかいを出した暴走族を叩きのめしたり、ストリートファイトに精を出したりという主人公ファイロの活躍が愉快に描かれており、肩の凝らない作品になっている。相棒のオランウータンがコメディ・リリーフとして笑いを振りまき、人間の相棒オーヴィルに扮したG・ルイスと頑固な婆さんR・ゴードンもイイ味。好評につき続編「ダーティファイター/燃えよ鉄拳」が作られた。

映画 ダーティファイター - allcinema

全く合わなかった(ノ∀`)

クリント・イーストウッド演じるファイロを初め、特に感情移入するキャラがいなかったからかな?

オランウータンの必要性が全くわからなかった。ファイロとも別に仲が良いようにも見えなかったし。「キャノンボール2」のオランウータンの方がまだ必然性があったように思える。

ファイロを付け狙う全然ぱっとしない暴走族と警官のコメディパートもつまらなかった。
薄味という感じか。ママ・ボッグス役のルイス・ゴードンくらいだったな、面白かったのは。

まあでも本国ではヒットして第二弾も作られたようだから、人によっては面白いのかな?

『婚前特急』を観た

婚前特急

自由に恋愛を楽しんでいた24才OLの池下チエが、親友の結婚をきっかけに、付き合っている5人の彼氏の中から本当の相手を見つけるまでを描いたコメディ映画。

主人公の池下チエはキャラ的に吉高由里子にあっており、チエの友人の浜口トシコに杏、彼氏達には浜野謙太(田無タクミ役)、青木崇高(出口道雄役)、榎木孝明(三宅正良役)、加瀬亮(西尾みのる役)等々と中々の俳優陣でテンションが上がるのを感じつつ観始めた…
 
 
 
 
 
なんだこの糞映画…_| ̄|○

もっと要素が複雑に噛み合ったり、それぞれの男との絡みによって物語が進行していく様を芸達者な俳優陣が演じていくと思ったのに…(ヽ'ω`)

申し訳程度のゴタゴタの後ですぐにタクミルートになってgdgdした挙句に喧嘩で壁をぶち抜いた先に居た、隣人のお婆さんの唐突な思い出話で話が集束してしまうというのはどうなんだろうか(´・ω・`)

読み切りの漫画ならまだ許せるかもしれないが、映画としてはどうなんだろう。
コメディーなので、コメディータッチなシーンも多いけど、大して面白くないし。
これならまだ「恋の門」の方がマシかも。あっちは意味不明な部分が多いけどw

これほど設定や登場人物のほとんどが機能してない映画も珍しい。
監督の前田弘二という人はそれまで自主制作で映画を撮っていたが今作が劇場公開デビューだったらしい。駄目駄目な感じなのはだからかな。

一応、地方の映画祭で新人監督賞等を貰ってはいるけど、つまらないものはつまらないw そもそも映画祭とかの賞って全然あてにならないしw

タクミが恋心を抱いてる奥田ミカ役の石橋杏奈ってLIFEのスポーツ番長でテニス部役をやってた子かw


まあ無理に評価するならば、人間のクズと言えるような性格の男女を吉高由里子と浜野謙太が好演してる映画といったところかなぁ。俳優陣は決して悪くなかったな。

肝心な話がつまらなかっただけで(・∀・)