月: 2016年2月

ファイアーエムブレム 聖戦の系譜をやった(終)

ファイアーエムブレム 聖戦の系譜

九章 誰がために

闘技場消化で疲れる(ヽ'ω`)
取り敢えずアルテナ隊が迫って来たので、邪魔なドラゴンナイト(ライダー?)を何ユニットか排除し、
葉っぱでアルテナに話しかける。そそくさと帰るアルテナ。
フィーを左上の村の方に派遣してしまったために、残りのドラゴンナイトを一体だけ倒せず(´・ω・`)

入れ替わりに攻めて来たトラバント王も鼻くそほじりながらファバルがイチイバルで叩き落とす。
「落ちろ、蚊トンボ(・∀・)」

ハンニバル隊も迫って来たので、ハンニバルを死なない程度に攻撃し、
その他のユニットをちょこちょこ倒したが、アレスが思ったよりも弱く、
弓アーマー隊の猛攻によって倒れる_| ̄|○
スリープの剣や勇者の槍を持つユニットを警戒して先に倒したのが失敗であったか。

やり直し。

今度は弓アーマー達を先に倒す。直接攻撃系のアーマー達がファバルに迫ったが、
傷一つつけられることもなく(・∀・)

取り敢えず手負いのハンニバルを逃がしてその他は殲滅。城の入り口にセティを置いて通せんぼ。
意外とハンニバルの部下の攻撃力が高くて一瞬びびるがエルウィンドで返り討ち。

左上の村を襲うマウンテンシーフを倒すべく孤軍先行したフィーは傭兵部隊に叩かれる(´・ω・`)
ライブの腕輪を持っていたので、特に何もせず、マウンテンシーフを倒した後は傭兵は無視して南下。
ルテキア城のディスラーと手槍を投げ合わせて小さい経験値稼ぎをさせる。

先の戦闘にてレベル20に到達したティニーと葉っぱをクラスチェンジさせる。おい、葉っぱヽ(`Д´)ノ
マスターナイトにクラスチェンジ出来るのかよ(・∀・) ムッチャユウノウ
トラキア776の時にもこれくらい強くなってくれれば…

葉っぱも無事にクラスチェンジ出来たので、エリートリングを売却。駄目男ヨハンにラクチェが金を貢ぎ、
持たせて置いたバリアリングを売却して、これを購入。闘技場レベル3の勇者の剣使いが倒せなくて
放置していたが、セリス軍に参加したアルテナの闘技場消化のついでにヨハンの方も一戦ごとに試し続ける。

中々上手く行かなかったが、何とか勇者の剣使いを撃破。なんやかんやでレベル7まで撃破。
レベル20になったのでグレートナイトにクラスチェンジ。果たしてこのあと活躍してくれるんだろうか?
心配なのでエリートリングは持たせ続ける。

ルテキア城を制圧し、仲間になったコープルを左上の村へと向かわせ、寄付金集めをさせる。
傭兵たちは倒すつもりであったが、ルテキア城配下だったらしく、制圧で消えてしまった(ノ∀`)
バリアリングはアルテナに取らせた。

コープルが戻って来るまで、ハンニバルに部下を呼ばせて、それを養分とする。
可哀想なカパトギアの兵士たち…
何度か繰り返すうちに飽きてしまったのでコープルでハンニバルを仲間にする。

北西の村にムーサー隊が攻め込んで来たので適当に殲滅する。
グルティア城のシューター付き軍団も適当に殲滅する。

グルティア城を制圧するとトラキア城からドラゴンナイト部隊が4つも出て来たΣ(゚∀゚;)
急いでワープの杖やリターンの杖を使って各城へユニットを派遣。ユニット達が育っていた
こともあり、突っ込んで来た3部隊はそれほど苦労せずに殲滅。

アリオーン隊、というよりアリオーン退治に一回失敗してアルテナがやられた_| ̄|○
ゲイボルグだから余裕だと思ったら、向こうはグングニルを持っていたよ…(ヽ'ω`)

やり直して、セティのフォルセティだったかファバルのイチイバルで削った後で
アルテナのゲイボルグでとどめを刺したんだったかな?

そんな感じで9章をクリアした(´・ω・`)

 

十章 光と闇と

相変わらず闘技場が面倒くさい。と言いつつ貧乏性なので2,3ユニットを除いて☆マーク取得(ヽ'ω`)
ベルルーク城前に居たダークマージ達は特に問題なく殲滅。何人かは眠らされたけれども。
コープルを除いた全てのユニットがクラスチェンジ済みでレベルカンスト前だったから当然か。

それで余裕をかましていてフィーをヒルダの攻撃範囲に置いたら、ボルガノンで撃ち落とされた_| ̄|○

やり直してセティさんでヒルダを片付ける。続くリデール隊も適当に片付ける。
やや強かったかな。子供達はパティのレベルアップに使う。

ラドス城のボス・モリガンはサイレスで黙らせて、ダークマージ共々適当に片付ける。

門が開いたので突撃。雑魚敵はどうでも良かったが、ユリウスを舐めてて、フィンが瞬殺される…_| ̄|○

 
とここで記録が途切れてる…
最後まで書いたはずなのに…( ;・´ω・`)ゴクリッ

どうなってるんだ…この後は朧気な記憶を頼りに補完してみる…

確か、次はイシュタルの方を二人がかりで倒して、その二人をリーンで
再行動可能にして退避させ、リーン自体はレスキューで引っ張ったんだったかな?

それでユリウスとイシュタルが王都に帰ったのでゆっくりと城を攻略したような。
制圧後に出て来た市民かなんかは全部ティニーにつぎ込んだ。
追手のダークマージは市民救出の為に向かわせたフィーに向かってきたw
遅れてきたアルテナと一緒に倒したんだっけかな?

本当はパルマーク司祭の近くに居れば回復して貰えたらしいw
リブローだかなんだかで必死で回復してたわ(´・ω・`)

アルヴィスは強かったが、フォルセティと何かで削って最後はセリスの
ティルファングでトドメを刺したんだっけかな。ほいでライブの腕輪を
貰いに行ったような気がする。

 

終章 最後の聖戦

物語的には最も盛り上がる章だけど、全く覚えていない( ;・´ω・`)ゴクリッ
なんという締まりのないゲームプレイ日記…(ヽ'ω`)

まあ、ほとんどみんなMAXレベルの30くらいになっていて、つまりは
上級職になっていたので、三姉妹と十二神将くらいだったかな、強かったのは。
ああでも、ヒルダを舐めてかかってフィーが一回撃墜されたような気がする。
と思ったけど、それは前章でのことであったか…再び撃ち落とされたんだったか…
全く覚えてない(・∀・)

三姉妹を撃破した方法は忘れたが、各個撃破であったことは間違いない。
もしかするとイシュタルやアルヴィスを退治する時に使った何人かで攻撃、
リーンで再行動可能にして退避、リーンはレスキューというパターンを
使ったのかもしれない。

アリオーンが出て来て、面倒くせぇと思ったが、アルテナで話したら
中立部隊になってアルテナのストーカーになった。

マンフロイに操られてるユリアはセリスで話せばどうにかなんべと思って
放置していたら、駄目だった(ノ∀`) 

マンフロイを先に倒して城を制圧してからじゃないと駄目らしい。
急いで倒しに行けばいいかと思ったが、ユリアが友軍を攻撃してくるので
諦めてリセットした。ユリアに殺されるというよりユリアを殺しそうだったので。

十二魔将を避けつつ、北上。ユリアは北上部隊のつもりで移動させていたが、
足の遅さ故に置いてけぼりをくらっていたラナをロックオンした模様(´・ω・`)

致し方ないのでラナを北西側に逃がす。追いすがるユリアの攻撃範囲に
入らないよう、ひたすら西側に逃し、次のターンで追いつかれるところで
レスキュー(・∀・)

北東のヴェルトマー城を目指したセリス、アレス、セティは二人ほど、
スリープの餌食に_| ̄|○ ナニシテンノヨ…

回復役のラナがいないのでやばいなぁと思いつつも、何とかセリスで
スリープ使いを倒し、その他二人が眠りから目覚めるのを待ち、マンフロイを
撃破。

無事にユリアを覚醒させる(`・ω・´)

十二魔将戦は2,3回やり直したかな。まあ基本的に強いユニットを再行動させて
それ以外のユニットは補助か、戦いに巻き込まれないように蚊帳の外ゾーンで
待機させた。致し方あるまい。

なんやかんやで十二魔将を倒したら、あとはユリアのナーガでユリウスで倒しておしまい。

長きにわたる戦いをナーガで〆た(・∀・)
ってやかましいわヽ(`Д´)ノ


エンディング観るのも疲れた。評価はEAAEでCだったかなぁ?違ったかな?
もうだいぶ前に終わらせたゲームなので詳しいことは覚えていないというか、
他のゲームと記憶が混ざってるかもしれないw

悪くはないけど、ゲームシステムはあんまり合わなかったかな。
やっぱトラキアの方が好きだなぁ…葉っぱは弱かったけど(´・ω・`)
あとなんか凄い長かったイメージがあるな。ボリューム的には
初代のリメイクとか覚醒と変わらなさそうなんだけどな。

ファイヤーエンブレムって初代と外伝と初代のリメイクとこれと
トラキアと覚醒しかやったことがないから、他のもやりたいなぁと
思いつつも、GBA時代のバーチャルコンソールはWiiUでしか出来ない
みたいだし、GC版とかWii版のは値が張るからなぁ。

まぁまた今度お金があったら挑戦することにしよう(´・ω・`) ソンナトキガクルノカ?

『釣りバカ日誌3』を観た

釣りバカ日誌3

終戦の年に一之助が赴任していた思い出の地、上伊豆町・星ヶ浦(架空の土地)で釣りバカコンビは、かつて一之助と訳ありだった女性の娘・雪子(五月みどり)と釣り船を共にする。カラオケ教室の先生をしている雪子は、美しい星ヶ浦を愛し、建設会社によるリゾート開発の反対運動に参加している。

一方、伝助とみち子さんは幸せな毎日を過ごしているが、唯一の悩みは“子宝に恵まれない”ことだった・・・。

伝助の家の飾り(表札?)が2でやっていた鯛のキスゲーム?を立体化したものだったw

今回の営業三課の香織がTARAKOだった。ちびまる子ちゃんのアニメの開始が1990年1月7日でこの映画が1990年12月22日なので、ちびまる子ちゃん人気の絡みでの起用なのかな?

どうも釣りバカ日誌のマドンナは微妙な人や歳を取った人が多く、今回の五月みどりもいまいちな感じだったので、どうでもいいなーという感じで観てしまった。

まあ、このシリーズの肝はスーさんと伝助の仲だから、マドンナは若い美人じゃなくてもいいのか。

戸川純の写真立てのくだりや伝助の家や社長室でのドタバタ等々、コメディパートは文句なく面白かった。ミチコさん役の石田えりが素で笑ってるようなシーンもあったw

ロマネ・コンティや墓石とかスーさん、散財しすぎだろ(´・ω・`)
ああ、携帯電話もあれだなw

今回も伝助は写真が新聞に載って〆られる展開だったw


まあ、オールハッピーエンドでしたわ(・∀・)

ファイアーエムブレム 聖戦の系譜をやった(3)

ファイアーエムブレム 聖戦の系譜

六章 光をつぐもの

やっと子供世代だ(´・ω・`) ナガカッタ…

武器継承の用意は前章の砂漠進軍の前に済ませておいたので特に問題もなく。
セリスにはエリートリングを持たせておいたので成長が速いな。

こんな4ユニットだけで勝てるんじゃろかと思い、ターンを進めたら、
オイフェとディルムッドとレスターが増援に来た。
最初、「この髭面ダンディ、誰や?フィンか(´・ω・`)?」と思ったらオイフェだったw

一つ目の城を制圧したら、フィーとアーサーが現れた。
適当に進軍してて、アクスナイト隊が本軍に迫って来ている状態だった。
フィーは右下の、アーサーは上の村に居る盗賊を始末してもらおうと思ったが、
アクスファイターの部隊がアーサー目指して迫って来た((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル

この後、山側に逃げることが出来ることに気づかずにアーサーが斧でみじん切りに
されたりしたが、リセットを繰り返して、何とかセリスが助けに来るまで持ちこたえることが出来た。
アクスナイト部隊を必要以上に養分にしてからラクチェで話しかけたのが原因かもしれないw

取り敢えずアクスファイター隊を倒した後、シュミット隊との衝突。
いかずちの剣を持ったディルムッドが敵の体力をいい具合に削ってくれたので、意外と楽に殲滅出来た。

特にあとは何も無かったかな?

 

七章 砂漠を越えて

あんまり記憶に残っていないw
初回は盗賊娘がやられてしまったんだったかな
あと初回は葉っぱをナンナのリターンで本城へすっ飛ばす作戦にしたが、
あんまり意味がないようだったので二回目にやり直した時にはもうやらなかった。
前半でフィンをデュークナイトにさせてしまっていたのでアーマーナイト達は
さして問題ではなかった。どうもここで葉っぱを鍛える為にフィンは前半で
ある程度まで強くしたら、そのままにしておくべきだったらしいw まあいいや。

アレスの育ての親?みたいなジャコなんとかいう雑魚傭兵隊長も三人娘も
ブルームの息子とその相棒も特に問題なく。
リーンが囚えられている城のボスでティニーのレベルアップを図る。
ブルームでレスターのレベルアップとその回復でラナ、妹、ナンナのレベルアップを図る。
ナンナ以外はクラスチェンジした。

レベル19のレスターがゆうしゃのゆみを装備していてもなかなか攻撃が当たらずイライラするヽ(`Д´)ノ
レスターを本城へリターンしたあとはオイフェおじさまをトールハンマーの受け役にして回復を続ける

 

八章 トラキアの竜騎士

段々飽きてきたのか、記録がほとんど残っていないw

ナンナとフィンが育っていたので、オーヴォ隊はどうにかなるかと思ったが、
ワープの杖で何体か増援を送った気がする。送り過ぎて、セリス側でユニットが
足らなくなり、ムハマド隊を殲滅するのに時間がかかったような記憶があるw

三姉妹は各個撃破していったので特に問題なく。

フィーが先行して敵の盗賊を倒し、本隊がゆっくり進んでファバルをパティで
仲間にしたんだったかな?

イシュタルはフィーにつられて右往左往しているうちにいなくなったような。
フィーはファバルにもイシュタルにも攻撃されることはなかったけど、
守備兵のマージだかなんかのサンダーストームを食らってビビったような気がする。

ブルームはあんまり強くなかったので、レベルアップに利用したんだったかな。

コノート城制圧後は、パティで逃げてきた市民狩りをして大幅レベルアップをした。
竜騎士隊が何故かアルスター城方面に行ったのでファバルやら何体かをリターンさせて殲滅させた。

盗賊はフィーとセリスで倒した。シーフの腕輪はセリスが入手してしまった(ノ∀`)
マンスター城はセティと話して、そのままミーズ城へ向かった…んだったか?

ロングアーチが多少うっとうしかったが、ミーズ城は大して苦労もせずに制圧したような…
加入組の闘技場をこなして疲れる。

NARUTO -ナルト- / 岸本斉史

NARUTO -ナルト-
関係ないけど、世界観って言葉はどうも本来の意味と違うらしいな(´・ω・`)

全72巻読破したってばよ(ヽ'ω`) イヤ、ナガスギダロ

余りにも長過ぎるので、事細かに言及する気は起きないw
「ぼちぼち面白かったよ」というような上から目線の感想なので、きっと世界中のファンから
うずまき螺旋連弾を食らいそうな気がするが、これは変えがたく(`・ω・´)

手放しで面白かったと言えないのは、幾つかどうなんだろうかなぁと思う点があったから。


微妙な点

まず第一はやはりナルトが最初から九尾持ちだったからかなぁ。

物語の根幹であるのでしょうがないんだけれども、「落ちこぼれ」が頑張って云々いう割に九尾のチャクラがなかったらどうしようもないこともあったりで、この辺がちょっとモヤった。

第二は長い

とにかく長い。3つめに挙げる点と絡んで来るが、とにかくキャラクターほぼ全員の見せ場を作る為、白化(或いは行動の擁護)の為にページをさきすぎて読んでてダレた(ヽ'ω`)

ガイ先生のところはちょっと良かったけどw 体術設定をあそこで使ったか。

第三は理想主義過ぎるというか、全てのキャラの罪を浄化する為の二重、三重の話の構造がくどすぎる

全ての始まりであるキャラも自らの信じる善の為に原罪を犯し、その力に取り込まれ、そこから何層もの悪が生まれるというか操られるという構造は最終的に原罪に全ての悪を押し付けられるけど、そこまで全キャラを浄化して救済する必要はないんじゃないかなと思った。

全然違う漫画だから較べるべきではないとは思うが、九尾つながりで「うしおととら」を想起し、紅蓮のような終わり方をするようなドス黒い存在が欲しかった。アレはそれに近いけど、結局原罪以降の存在だからなぁ。あ、暁のアイツとかは浄化されない存在だったかw でもちょっと小者過ぎるw

第四は第三と似てるかもしれないけれども、そんなに話を大きくしなくても良かったんじゃね?という点

原罪はおろか、六道仙人まですらも到達させず、マダラ辺りが白化しないラスボスとして終わっても、それはそれで良かったかなと思った。というかそれ以降は本当にくどいw

話を壮大にし過ぎてしまったために相対的に色々と他の部分が矮小化してしまった気がしないでもない。全ての争いの元は兄弟神の争いに見せかけて原罪だったという点はまあ悪くはないけど…

兄弟神の争いで止めておいても良かったしなぁ…

ちっちゃいところで、シリアスな戦闘シーンに無理にギャグを入れなくてもいいだろってちょっと思った(´・ω・`)

六道仙人もわざと崩したりする必要もない気がした。

あいつもあっさり改心しすぎだろと思ったw
イザナミこええ(・∀・)

あとはこれはこの漫画に限ったことではないが、週刊で読まずに単行本でまとめて読んだので、「この展開…前にも見たような気がする…( ;・´ω・`)ゴクリッ 違うキャラで同じ展開が繰り返されてる!?」

「これはイザナミでも、万華写輪眼でもない。この術は邪吽斧万華眼だヽ(`Д´)ノ」
などと思ったり。やっぱり週刊漫画は週刊で読むべきなのだろうか。
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良かった点

不満点はあるものの、当然良かった点もある。

まあ取り敢えず、ラストバトルは奴とだなというのはほぼ予測出来ていたわけだけれどもアソコのアレをああいう形で使ったのは良かったかな(・∀・)

でもまあ、あのエピソードって結構後で急に入ったような気がしたので、あれはもうちょい早い段階で仕込んだ方が良かったような気がした。

ナルトと父ちゃん母ちゃんとのお話辺りもええ話やった(・∀・)
この話と我愛羅絡みの話でほとんどこの物語の柱の一本は語り尽くされてるような気がする。
それ以降はキャラを替えてその話を繰り返しているように思えた。

俺氏も
「人」というものについて考えてみる-3
銭ゲバ 最終回(2)
辺りで人間の精神の仕組み的なものや人格障害というか歪みというものについて考えたことがあるので、
ナルトや我愛羅を始めとした孤独・他者からの存在価値(愛)の付与なき存在 or 愛するものを奪われる->歪み
という流れが非常にロジカルに描かれている感じがして、今までの漫画にはない印象を受け、新鮮に思えた。

まあ、その半面、それが強く印象付けられた為に、我愛羅以降の物語がやや冗長な繰り返しにも思えてしまったのだけれどもw

ガイ先生とロック・リー絡みも好きだった(・∀・)

穢土転生は漫画内で禁術だったけど、漫画としてもやや禁じ手のような気がしたw
まあそうしないと浄化出来ない人や我愛羅が可哀想というのもあったのかな。
個人的には我愛羅はナルトによって愛を与えられたことによって救われるだけでも良かったような気がするけど。

イルカ先生も良かった。血縁ではない、存在価値を付与してくれる存在。それがナルトを自らの歪み、その根底にある恐怖である無価値観を変え、ナルトもまた存在価値を付与出来る存在、大雑把に言い換えれば人を愛せる人間へと成長させ、それが我愛羅を始めとする他のキャラ達を変えていく流れは非常にロジカルであった。

終盤はほとんどカカシが主人公のように思えた(ノ∀`)
そういえばアイツの名前を逆に読めば正体はすぐ分かったんだなw


尾獣持ち

歪みや人格障害等の見方を延長して考えると、"尾獣持ち"の解釈も出来なくもないなと思った。

歴史上の偉人、天才達は概ね人家障害者乃至強い歪みを持った人達であったと推測する。
特に芸術関連においては。その才能や知能は当然他者よりも秀でていたと思われるが、必ずしも非の打ち所のない完全なものであったとは思いがたい。

彼らはその境遇(家庭環境、"身体"環境)によって自らの"価値"を高く見積もることは出来ず、歪んだ感性と思考ルーチンを備えることによって自らを守ったが、それらは類稀な感性と成り、人とは異なる作品を産み出す素となった。

これに加え脆弱な自己は成長に応じて現れる、自らの"価値"を脅かす者や状態を打倒し打破するために尋常ならざる発想と持続力を発揮する。
(正確に言えば、発揮してその危機をもたらすモノを打倒し打破出来なければ、後に天才と呼ばれることもない。それらは尾獣を制御出来ずに死んでいった人柱力のような者と考える。)

これを漫画に無理に当てはめるとするならば、

  • 孤独な、存在価値を与えられない存在     
    -> ナルトや我愛羅
  • 存在価値の危機を回避する為の尋常ならざる能力、才能
    -> 尾獣のチャクラ
  • 人格障害、歪み                  
    -> 歪んだ思考、心の闇の部分
  • 本当に恐怖するもの
    -> 自らを無価値と思わせるモノ、端的には孤独

みたいな感じで、実際の世界における"尾獣"またはその力とは作品や偉業のような顕現した結果やそれを成し遂げた行動力と考えることも出来なくもないなと思った。
そういう風に考えるとナルトの尾獣持ちもいくらか首肯出来なくもない……か?

でもよくよく考えてみると芸術系の天才とかは死後になって初めて才能を認められた人も多いことを踏まえるとこの牽強付会にはやっぱり無理があるか…(ヽ'ω`)

ナルトや我愛羅が自分の心の闇と向き合った後に心の安定を得るというのは、人格障害や歪みを持った人間が、本当に自分が恐れていたモノ-その多くは自らを無価値と思わせる全てのモノ-を認め、それを恐れていたことを受け入れた時に、良き人格に昇華する、又は少なからず全方位的な無差別な攻撃性が弱まるのと似たような感じはするんだけどねぇ。


ここまでうだうだ書いてきて、良い表現がふと思いついた。

この漫画は良い意味でも悪い意味でも余白がない(´・ω・`)

凄く色々描き込んでいて、理路整然としていたりするんだけども、それがこう、読者の思考というのか推測が入り込む余地が少ないというところが読後の違和感の原因かもしれない。

行間すらも但し書きがぎっちりと込められてるような…
その辺が俺氏的にアレだったんだな。まあでも十分楽しめたからいいんだけども。

作者の岸本斉史は単行本のおまけページで色んな描きたい漫画のネタを書いていたけれど、なんかナルトの続編みたいなの描いてない(´・ω・`)? アニメの方も観てないからよくわからないけど無限月読が発動してどうとかCMしてるし……

どういうことだってばよ…( ;・´ω・`)ゴクリッ