年: 2017年

難波金融伝・ミナミの帝王 1~30巻 / 天王寺大・郷力也

kindleで安かった時に買った。1冊以外は54円で、何故か28巻だけ432円だった(´・ω・`)
まぁ合計でも1998円だったので、まあいいかって感じ。

でまぁ読後の感想はと言うと…
つまんないとまでは言わないけど、そんなに面白くはなかったな(´・ω・`)
これならナニワ金融道の方が好きだなぁ。

話は一話完結~数話のパターンが多かったかな。

展開とかが何となく「白竜」と被ってるというか似てるなー、掲載誌も似たようなんだったかなー等と思いつつ読んでいたが、「ミナミの帝王」も「白竜」も漫画ゴラク連載で、しかもどっちも原作者が天王寺大だった(ノ∀`)

そりゃあ、何となく似てるわけだw
「白竜」との最大の違いは他の女と寝るということはないこと。妻帯者であるためと言うよりゼニが命の男だからなんだろうか。もしかしたら31巻以降だったら、そういう展開もあったりするのかもしれないけれど。

ちなみに原作者の天王寺大と郷力也は兄弟らしい。

wikipediaの項目には

萬田銀次郎 ‐ 本作の主人公であり、萬田金融又は萬田銀行という大阪ミナミで十一の高利で闇金業を営む男である。彼の元には、お金に困った様々な人間がやって来るが、どんな相手であっても、妥協を許さない厳しいキリトリを見せる。この萬田のキャラクターや事業などについては、現実社会にモデルとなる人物がいるが、その者は芸能人の和田アキ子の祖父にあたるとされる。

とあるが、
ぐぐって見ると和田アキ子の叔父の和田忠浩がモデルという話もある。どっちが本当なのかわからないがモデルは<丶`∀´>系ということか。和田アキ子がデビュー当時に和田姓を得るために先に帰化していた叔父の養子になり、その後和田アキ子本人が帰化したとある。養子になっただけでは帰化したことにはならんということか。つーかなんで芸名を和田にしておくだけでは駄目だったんだろうか?

郷力也がアシスタントをしていた池川伸治という漫画家を知らないのだけれども、Google画像で池川伸治をぐぐってみたら、凄く昔のホラー系少女漫画家の模様。これはこれでちょっと読んでみたいと思ったw



萬田銀次郎
主人公。大阪ミナミで十一の高利貸しをやっている。ミナミの帝王と呼ばれる。萬田銀行とか名乗ったりしてるが、よくよく考えてみるとタダの闇金業者だな(ノ∀`) 基本的に人情よりもゼニという姿勢だが、時折、ロハで働くこともある。



坂上竜一
銀次郎の舎弟。第一話より登場。元はヤクザの舎弟だったが、銀次郎の手腕とヤクザからも一目置かれる存在に憧れ、これからはゼニの時代と弟子入りする。第一話では劇画タッチのハンサム(右)だったが、二話以降ではギャグタッチの顔(左)で描かれている。その為なのか、ギャグ回やドジな役回りが多い。



杉本達也
銀次郎の舎弟。元は靴屋の二代目のボンボンだったが、賭けポーカーにはまり、銀治郎の顧客→舎弟となる。妻子の為に覚悟を決めて闇金業に身を投じ、それなりの働きも見せるが、根は心が優しく、気が弱い為に余り向いていない模様。


黒崎千里
銀次郎の舎弟? 女一人で闇金をやっていたが限界を感じ、銀治郎の持つ金貸しのノウハウを得る為に弟子入りする。三人の中で一番優秀だが…


葉子
銀次郎の嫁。元は銀次郎の顧客だったが、支払いが出来なくなった時の鬼の取り立てに惚れ込み?、結婚したらしい。(詳しくは忘れた(ノ∀`)) 凄く天然っぽいフワフワした感じのキャラに見えるが、意外とキッチリとしてたりする。


以下は顧客を少々(1回限りの登場)

鷲岡京三
銀次郎が唯一取り立てを完了していない男。


南原
大阪ミナミで借金で豪遊していた。なんというか懲りない男(ノ∀`)


雪川
何がしたかったのはわかるが、余りの呆気なさに記憶に残る顧客であったw 手抜きと思わなくもないw 単行本収録の絡みでこういうのを一番最後に入れてくることが何回かあったような。


立石修三
ナニワ南署の悪徳刑事。大きい手柄を求めていて銀次郎を付け狙う。なんか後の巻の方でも腐れ鯖だかなんだか言う悪徳刑事が出て来たような記憶がある。「白竜」でも似たようなのが出て来たな。


取り敢えず「白竜」を既読の場合、何となく話や展開に既視感を覚えてしまうかもしれないねぇ…(´・ω・`)

ってこっちは1992年連載開始で、あっちは1996年だから、こっちの方が先に描かれてるのか。

一話完結物というかエピソード完結物なので特に続きは気にならないが漫画喫茶に行ってどうしても読む物がなかったり、中途半端な残り時間の時にでも続きを読んで見るかなぁ…(´・ω・`)

なんで私が中国に!? / 日野トミー

なんで私が中国に!?

社長のムチャぶりで、たったひとりで中国は西安にアニメスタジオをつくることに。
だけど中国人の想像以上のハチャメチャぶりに、着いたそばからギブアップ寸前!?
中国大陸サバイバルコミックエッセイです。

99円セールで買ったような気がする(´・ω・`)
必ずしも四コマ目にオチがあるわけではないので4コマ漫画というのとはちょっと違うな。四コマ形式のストーリー漫画というべきかな。2011年頃の中国ではFLASHアニメが流行っていたというが、もう5,6年経っているので今のトレンドはどうなっているのだろうか?普通のアニメが主流になっているのだろうか。

中国に行ったことのある人ならよくわかる中国アルアル( `ハ´)やら個性豊かな中国人スタッフ等々、ぼちぼち面白かった(・∀・)

いかんせん短かったので、他に書くことがない…( ;・´ω・`)ゴクリッ

またインタビュー記事のリンクでも貼っておくか。中国ネタだからと言われれば、そうかと納得せざるを得ないが、なんで東方書店がインタビューとかしてんだw
東京便り '13/11 第3回 【Interview この人に聞く (1)】 『なんで私が中国に!?』 著者の日野トミーさん

やるっきゃ騎士 / みやすのんき

やるっきゃ騎士

美崎静香をリーダーとする少女たちだけで構成された自治クラブ(生徒会)に支配されていた聖愛学園。誠豪介が転校してきたことからその統制に波風が立つ。豪介は格闘技クラブを立ち上げ、静香たちの横暴なやり方に持ち前のスケベ根性で対立抗争を繰り広げる学園漫画。

これも「冒険してもいい頃」同様にセールの時に買うた(・∀・)
1冊43円くらいで全11巻で473円やった。1984年から連載開始とあるから30年ちょっと前の漫画か。エロの内容はキスやペッティングまででせっくるシーンはないが、個人的にはこっちの方が「冒険してもいい頃」よりも青少年達には有害なような気がしないでもないw



誠豪介
主役。格闘の腕もさることながら、そのスケベ根性というかスケベ魂は世界随一と言える。若き青少年達の煩悩が集結して人間の形となったキャラと言っても良い(`・ω・´)

少年漫画誌の主人公に言うだけ野暮だが、途中から後付の設定が色々とくっついて来るw



美崎静香
美咲財閥の一人娘であり、聖愛学園理事長の娘でもある。自治クラブの会長もしており、女尊男卑の姿勢を崩さず、豪介を始め、男子生徒を苦しめる。意外と尻軽で、しかも嫉妬深いという面倒くさいヒロイン(・∀・)


有紀美里
現役アイドルが学業専念の為に聖愛学園に転校して来たという話だったが自治クラブの乗っ取りを企んだり、色々と裏のあるキャラ。七人集団編が終わった後、ぷっつりと姿を消し、誠心興業編の最後の戦いの時に急に参加してきたような…



山田
豪介の腰巾着というか子分のような存在。しばしば豪介を裏切る。スケベなところは豪介に引けを取らず、作品中、良い思いをすることもしばしば(・∀・) ウラヤマケシカラン



星チカコ
静香の右腕的存在。但し後で反旗を翻したりもする。作品の都合上、山田とよく組まされる。サブポジションの脇役の割に裸をよく晒す。



嵐鉄美
聖愛学園の教師。色々あってサイボーグになっているw 外見に似合わず、意外と良い人だと思うw



飛鳥今日子
聖愛学園の教師。嵐先生のかつての教え子。現在の大人しそうな外見からは到底わからないが、かつては暴走族のヘッドだった。この人も脇役の割りに意外と裸になっていたような気がする。


全体的な流れは、豪介vs静香、美里や嵐の新キャラ登場、静香母による介入等の2,3話の短編をこなした後に七人集団(将軍)編、エロコメディ回を挟みつつ、自治クラブ会長選(愛次郎)編、パソコンウォーズ(矢島名人)編、桜天俊編、誠心興業編という感じ。

時代なのか作者の趣味だったのか、やけにプロレス的展開によくなっていたような気がする。一応豪介が格闘技部だから、それはそれで納得出来るのだけれども。七人集団とかって七人の悪魔超人のパロディだったりするんだろうか?キックオフのパロディみたいなコマは美崎由美子が出て来た回であったような気がした。というかその当時の流行り物を取り込んでいた感じなのかな。

今の若い子達にはその辺は通じないとしてもエロコメディとしてはどうなんだろうか?ちょっと気になる。

作品中に出て来るエロシーンは健全な男子なら一度は想起するシーンばかりなので、その辺は時代を越えても色褪せることがないと信じたいところではある( ・`ω・´)


2015年に実写映画化されたんだなw
美崎静香役の遠藤新菜はモデルとしてはいいんだろうけど、静香とは全然違う系統の顔過ぎるだろと思った(・∀・)

いつか機会が有ったら観てはみたいが、もう公式サイト自体がなくなってる映画だからなあ…(ノ∀`)

伝説のエロコメ「やるっきゃ騎士」まさかの実写映画化!主演は中村倫也
中村倫也主演、実写版「やるっきゃ騎士」ソフト特典は“魂のスカートめくり集”

雛子バリエーション / 矢野健太郎

幼なじみの雛子を意識しだした高校生の和也は、女遊びがひどいとウワサのある芥川先輩から交際をせまられている雛子に対して気が気でない状態に。そこで友人と計画して雛子に催眠術をかけて、先輩からの交際要求を断るように洗脳しようとするが、、、。ヒロインが次々と”変心”するハイパーサイコラブコメコミックが電子書籍で登場!

1994~1995年の作品。全四巻。コミックガイズって知らないな(´・ω・`)
学研の隔週刊成年漫画誌だったのか。これも99円かそこらのセールの時に買ったのかな?

正直、微妙でした(・∀・)
俺氏にはあんまり合わなかった。

登場人物達が自分達が漫画のキャラクターであることを自覚しているメタ的な感じや、矢野健太郎の醍醐味であるお色気シーン満載なところは別に良かったのだけれども、ひたすら脱線し続けて話がgdgdになったり「ナイトヘッド」のパロディキャラを出してきた割りに話は膨らまなかったり、極めつけは結局伏線を回収出来ていないというか、話がきちんとまとまらずgdgdのまま終わるというところが駄目だった(ノ∀`) 

読後感は何がしたかったんだろうね(´・ω・`)という感じ。
これがきちんとまとめて終わっていたら、これでも良かったんだけれども。一応電子版の後には作者が本当どうしたかったのかという言い訳説明が載っているので、その辺はわかると言えばわかるが。

こういう結果的に支離滅裂になってしまった展開や思いつきっぽいギャグの連発が好きな人なら楽しめるかな?
おっぱいとかいっぱい出るしね(*´・ω・)



沢良木雛子
主人公? 下田辺の催眠術をきっかけにクンツァイト(リシア輝石の一種)を通った光を目にしてしまうと、淫乱、狂戦士、猫等々のモードになってしまう。その光を目にした際に耳にした言葉が暗示となるらしい? 幼馴染の和也が好きだが、中々結ばれない。作品中で最も裸体を晒しているキャラ(*´・ω・)



前島和也
自称主人公。雛子に心寄せている。正直、最初から最後までほぼ良いとこなしw その分、作品中では良い思いをよくしている。



下田辺
和也の友達。雛子に心寄せている。催眠術で雛子をおかしくしてしまう。



藤之里
雛子に心寄せている。何となく和也より活躍しているような気がするが、脇役。



明野沙織
正義モードの雛子に助けられてから、雛子を慕いまとわりつく。妄想狂。この漫画のエロシーンのほとんどが彼女の妄想という形で提供されているw



西真上蒔絵
学園の女王? 一応お嬢様らしい。主役の座を狙い、雛子を陥れようと企むがことごとく失敗する。やや西園寺まりいを彷彿とさせるw



芥川葉志
雛子に心を寄せ、告白するも振られる。その後、エロシーンの名リリーフとして登場し続けるが本編に関わることは確かなかったはず。



日吉台 団
猫好きの道場荒らし。何度も出て来るが本編の流れにはほぼ関係ない。



深沢真也
容姿端麗かつ大金持ちの謎の先輩。何考えているかよくわからない。雛子に心…寄せているのか? 取り敢えず雛子をさらったりする。執事8号が可愛い。


まあなんつーか、ハチャメチャな感じでした(・∀・)