年: 2010年

テレビドラマ4月2週

まだ全然始まってない(´・ω・`)

プロゴルファー花 第一話を観た。

ちょっとサムい部分もあったけれど、ドラマ世界は一応成立してて楽しめた(・∀・)
きっと受け付けない人も結構いるだろう(w CGが酷いし(w

どうも脚本が33分探偵の人らしい。
野宮花(加藤ローサ)と醍醐一馬(石黒賢)がライオンキングの話を
するシーンは六郎とリカコに置き換えても特に違和感がない(w
佐藤二朗起用も33分探偵絡みなんだろうか

妹役の子がドーラみたいだった(・∀・)

お父さんの死因が酷い(w ゴルフそのものとは関係ないとは(ノ∀`)

まあ加藤ローサも頑張っているけれど、見所は石黒賢と片瀬那奈だと思う(・∀・)
でもちょっと片瀬は弾けすぎ(w 公式サイトもなんか変(w 
高慢女王様ってなんだ。 どっちが主役だ(ノ∀`)

青い服の子・百合子役の上野なつひって絶対彼氏でリイコの同僚でナイトに
ちょっかい出す伊藤美加役だった人か。
今回は石黒賢のドラマ内死亡率は高くなるのか低くなるのか、見物である( ・´ω・`)


警部補 矢部謙三 第一話を観た。
まあまあ面白かった(・∀・)
大家さんやジャーミーくんが出てきたり、太り過ぎの山田の後ろ姿などが
あったりしてTRICK世界の設定を継承しているけれど、TRICKの底辺を流れる陰鬱さは
ないのでそれを期待して観た人にはイマイチかもしれない。まあスピンオフだから
それでいいんだと思う。
第一話だけで判断するのはあれだが、基本的に矢部(生瀬勝久)の要素が多くして、
TRICKのコンビをすげ替えたドラマのような気がする。

最初、「このメガネ、どっかで観たことあるなぁ…( ・´ω・`)」って思ってたけど、
ライアーゲームのキノコじゃねぇかヽ(`Д´)ノと気づいた。
桂美晴役の貫地谷しほりと桜木健一郎役の鈴木浩介はきっちりと演技を
するだろうから、TRICKとは別の方向でシリーズ化出来るかも。
まあ人気が出ればの話だけれども。

片桐優奈役の原幹恵はお色気担当か(w
でもおりんほど体を張らないな(´・ω・`)

菊池(姜暢雄)はTRICKレギュラーの時は鬱陶しかったけれど、
これくらいの脇役ならちょうどいい。

公式サイトを見ていて森田役の小松利昌ってどっかで観たなぁと思ったら
プロゴルファー花の石橋課長役だった。

TRICKの新作もあるらしいので楽しみだ(・∀・)


トラブルマンはちょっと観てタモリ倶楽部にチャンネルを変えてしまった。
空耳アワードだったし。


パイレーツオブカリビアンを全部観たけれど、三作品ともなんというか普通といった感想。
絶賛するほどでもないけどそこそこ楽しめた感じ。2や3は1に比べると糞だという評価を
実況でよく目にしていたが、別段そんなこともないように思えた。
話の内容がよくわからなかったのでつまらなかったという人も居たが、
話の内容を理解した上でつまらないという評価があるのはわかるが
内容が理解できないからつまらないという評価はどうなんだろうか。
でも自分も不条理ギャグみたいな映画やケータイ小説原作の映画などを観たら
同じような感想を言いそうな気がするから、それ自体は否定できないか(w

1が面白いと感じた人の多くに2+3がつまらないと感じる人が居ることはなんとなくわかる。
ちょっと方向性や登場人物の性格などが変わっているような感じだったし。
個人的には1自体が出来としてはそれほどいいものじゃないと思うので2+3も
トータルなクォリティで言えばほとんど一緒の感じがした。

全体的にアニメや漫画で用いられる表現を単純に実写化した感じで場面によっては視聴者を
混乱させる部分も多々あったような気がする。うまくいっている場面では非常に面白かったけれど(w

元々一作完結の話だったのか、後付け設定がうまくこなれてなかったり、
わざわざ出してきたキャラや設定の割に深みがなかったりという部分も否めない。
エリザベスが海賊王(ベケットと対極として地位)になる流れの為に父、ノリントン、サオ・フェンが
死んでいく感じだったけれど、あの辺もちょっとイマイチだった気がしていたので演説も今ひとつ
不発な感じがした。

3ではコミカルな場面が少ないという風に聞いていたがフライングダッチマン上での
結婚の誓いのくだりはまさしくコミカルな場面じゃないかと思ったが、まあその辺は
受け取り方の違いか(ノ∀`)

なんだかんだ言ってこの物語ってカリプソとディヴィジョーンズの壮大な痴話喧嘩じゃねぇかヽ(`Д´)ノ
と思ったがよくよくギリシア神話などを思い出してみると神々の間の嫉妬や些細な喧嘩が
元になって人間達を巻き込んだ大戦争が起きたりしてるので、それはそれで当たり前の
話の作り方なのかもしれない。

ちょっと見落としたけれどデイヴィジョーンズの遺骸によって大渦は鎮まったみたいだったけど、
あれは愛する男の遺骸or裏切った男の遺骸を手に入れて怒りを鎮めたんだろうか。

なんだかんだいってジャックスパロウ、ウィル、エリザベスよりもバルボッサや
ディヴィジョーンズの方が魅力的なキャラだったなぁ(・∀・)


サラリーマンNEOが何故か木曜日に始まった。秋葉原人役の池田鉄洋も考えてみたら、
NEOに出てるなぁ。厚姫が居た
よく分からないけど要するに例えば逆に言うとそうだよね(・∀・)

ナッちゃん

スーパージャンプで連載されていた鉄工所を舞台にした女性職人のお話。
作者はたなかじゅん氏。

「美味しんぼ」や「クッキングパパ」が料理で、「王様の仕立て屋」が裁縫で
毎回飛び込んでくるトラブルを解決するように、この漫画では鉄工でトラブルを解決する。

主人公は亡父の零細鉄工所を切り盛りしている阪本ナツコ、通称 ナッちゃん。
毎回、一癖も二癖もある登場人物たちの理不尽な要求や無理難題に悩みながらも
負けん気根気と閃きでトラブルを解決していく。

スーパージャンプを購読していた頃、絵はそれほど好きでもなかったが、
話中に出てくる創意工夫が面白かったので毎回楽しみに読んでいた(・∀・)

"ものつくり"というか"仕組み"が好きな人に多分合うと思う。
若い人が読んでも結構楽しめると思う。まあ女性向けではないかな(w
アニメ化はあわなそうだけど、NHKドラマ向きの内容だと思う。

何故かよくわからないけれど梅中軒の梅絡み機械が結構好き(w

今のところ、連載はしていないようだが、完結はしていないみたい。
一応完結したけれども、続編やら番外編をkindleで自費出版してる?

美貌の果実 / 川原泉

知ってる人は知ってるけど、知らない人は知らないシリーズ。
作者は主に白泉社で短編物を描いていた川原泉氏。短編物が多いので
タイトルは沢山あるけれど、かつて単行本ベースで売っていたものの中で、
一番好きだった『美貌の果実』をエントリ名にした。
掲載紙は『花とゆめ』なので少女漫画に分類されるものではあるが、
内容は少年漫画や一般漫画に近いかもしれない。

世間一般で一番有名な作品は上野樹里主演で映画化された『笑う大天使』だろうか。
テレビで観たけど、あの映画は酷かったなぁ…(・∀・) 何で最後、格闘物になったんだろう…


一番最初に読んだのは十数年前に友達から借りた『フロイト1/2』の単行本だった。
『フロイト1/2』自体はそれほど面白いと思わなかったけれど、
同時収録されていた『かぼちゃ計画』に出てきた
  人生はいつだってかぼちゃ計画…(´・ω・`)
という言葉になんか惹かれた。その後、『中国の壷』、『美貌の果実』を
自分で買って最終的にはほとんど揃えたような記憶がある。今はもう持ってないけれど。 ← kindleのセールでほぼ全部買い直したわ(ノ∀`)


川原作品は一般的にSF要素や哲学的内容が好まれているらしい。
個人的にはある種頑固とも言える傾向のある主人公達が真面目に生き、
時に誤解されたり喧嘩して落ち込むけれども、最後には報われるという
王道的展開が好きだ(・∀・) めでたしめでたし感が半端ない(w


以下は文庫本なので収録作品が異なるかもしれない…

『美貌の果実』
甲州で小さなワイナリーを営んでいる秋月親子の窮地を見かねた行基の霊に
命じられた秋月家の葡萄の木に宿る葡萄の精がこの母娘を助けるために現れるお話。
「愚者の楽園」、「大地の貴族」も好きだ。このシリーズはアニメ化しないかな(・∀・)
「愚者の楽園」ならNHK辺りでドラマ化できそうだけど。


『中国の壷』
亡父から譲り受けた中国の古い壷。その壷には趙飛竜なる人物が住んでいた。
壷の持ち主である志姫と飛竜の奇妙な日常を描いたお話。
単行本タイトルである「中国の壷」も面白いが、どちらかというと同時収録の
「殿様は空のお城に住んでいる」が好きだ(・∀・) 正直、無理に『笑う大天使』を
映画化するよりもこちらを映画化するべきだったんじゃなかったのだろうかと思う。
普通に実写化できそうな気がする。鈴との縁談を決めた景宗の父が言う台詞が
凄く好きだヽ( ・∀・)ノ


『甲子園の空に笑え!』
田舎の高校に赴任してきた女教師・広岡が弱小野球部の監督になって、何故か甲子園出場を
果たしてしまうお話。最後の皆でバスに乗って帰る辺りがなんか好きだ(・∀・)
この広岡はのちの『メイプル戦記』で女子プロ野球チームを率いたりする。


どの文庫本に収録されているかわからないが「銀のロマンティック…わはは」も好きだ(・∀・)
フィギュア人気があるうちにアニメ化しないかな。「空の食欲魔人」「ゲートボール殺人事件」も
まぁまぁ好き。

映画化はちょっとアレだった『笑う大天使』も面白い。なんとなく司城兄妹のこれからに
『はいからさんが通る』の青江冬星とその養子のようなものを感じた。
おハルさんは「美貌の果実」の精しゃんみたいなイメージ(´・ω・`)


「ブレーメンII」までは読んでいたけれど、その後の作品は読んでいない。
少年漫画や一般漫画すら最近では読んでないので少女漫画や少女漫画家が
シフトとした雑誌のことはさっぱりわからない(´・ω・`)

今はもう漫画を描いてないのかな?

MASTERキートン

今更紹介するまでもないけど、読んでないなら読んでみたらシリーズ。
作者は「YAWARA!」「20世紀少年」の作者の浦沢直樹氏。全18巻。
現在は絶版問題により新品は入手しにくいかも。

2011年10月現在 上記の問題が一応解決したらしく「MASTERキートン 完全版」の刊行がされている模様。

キートン動物記とかいう外伝もあったような気がするけど、あれは読んだ記憶がない。

主人公は平賀・キートン・太一は考古学者→SASロイズの保険調査員という経歴。
依頼された仕事を軍隊で培った技術や考古学の知識等で解決していくストーリー。
探偵・便利屋物の類でハードボイルドではなくてハーフボイルドな空気の作品
爽快な話や楽しい話も多いが、やるせない話や物悲しい話も少なくない。
1話完結、たまに前後編、3話以上の回はそれほどなかったような。

冒険野郎マクガイバー特攻野郎Aチームのコングの工作タイムが好きだったら結構合うかも。
あとは歴史物、軍事物が好きな人向け…かな?

最終回に関しては好意的な評価ではない人も居るようだけれども、キートンの考古学への思いや
別れた妻への想いがうまい具合に昇華されてめでたしめでたしな終わり方だと個人的には思う。

軍事ネタ主体の「パイナップルアーミー」より好きだ(・∀・)