『アオイホノオ』を観た

アオイホノオ

芸大生の主人公が、マンガ家デビューを志す様を描いたコメディー作品。『吼えろペン』が島本和彦自身の現在進行形をモチーフに描いたのと同じく、大阪芸術大学の学生でプロデビュー前の島本をモチーフとした、自伝的作品である。

アオイホノオ

という漫画原作のドラマ。
根拠の無い自信、上から目線、超理論による現実逃避、大きい口は叩くが手がちっとも進まない、現実と直面して途方も無い絶望感を経験する、自惚れによる勘違いといったありがちな若者の特徴が満載の、ある意味で非常にビターな青春物語。

若い人が観たらわからないかも知れないが中年男性が見ると、かつての痛い自分を観ているかのようで、思わず「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」と変な声を出して耳を塞ぎたくなるようなシーンもちらほらある(∩´・ω・)

まあ俺氏は現役で痛い事を言い続けているのだけれど(ノ∀`)

勿論それだけで終わるわけではなく、〆るところは〆る感じで熱い。
最終回の庵野の一言とバイク屋のおっちゃん(島本和彦)のシーンは良かったわ(・∀・)

原作自体は読んだことはないけれども、「燃えよペン」「吠えろペン」は面白かったので、おそらくこれの原作も面白い内容だとは思う。いつか読みたい。まあ原作が面白いかどうかはおいておいても、単純にこれは良い作品だった。

「可哀想なあだち充、俺だけは認めてやろう」はツボに入ったw
あの回、凄く好きw


焔モユル役の柳楽優弥と庵野ヒデアキ役の安田顕が特に良かった。
とんこさん役の山本美月と津田さん役の黒島結菜は顔等は好みではないけれども、キャラとしては非常に魅力的で良かった。

矢野ケンタロー役の浦井健治って人、仮面ライダークウガでン・ダグバ・ゼバの人間体をやっていた人かw あれはこの人が悪かったわけではなかったが、なんか酷かった。

矢野ケンタロー役はある意味では酷いが非常に良い役なので良かったなと思った(・∀・)

矢野ケンタロー登場シーンはかなりカットされたらしいが、DVDやBDでは全て収録されているらしい。矢野登場シーンのことはおいておいてもディレクターズカット版は5話分くらいあるらしいので是非観たいところだが、金が無いのでいつの日にかということで(ヽ'ω`)

佐藤二朗のMADホーリィはちょっとやり過ぎな気がしたw
山賀役のムロツヨシもなんかほとんどムロそのものでちょっと微妙。
ちょい役で市川由衣や柳楽優弥の嫁が出て来てワラタ

小嶋陽菜は悪くはないが、とんこさんも津田さんもかなぐり捨ててというほどの美人ではないと思うのでその辺が微妙だった。

福田雄一は「天魔さんがゆく」が微妙だったがこれは「ヨシヒコ」かそれ以上に良かった(・∀・)

「裁判長っ!おなか空きました! 」も福田雄一作品だったのか。あれも佐藤二朗が出てたけど、そんなには面白くなかったな。「新解釈・日本史」は観てないが、これで浦井健治を気に入ったのだろうか?


最初の方観てないから最初から観直したいわ(´・ω・`)
「燃えよペン」「吠えろペン」で続編作らないかな。
何にしても良い作品だった。


「孤独のグルメ」は初回を見逃して、二話目が韓国料理で柴田理恵が出ると知って観る気無くして、「ここまで来たらこのまま観ないでhuluとかに来た時に観た方が良いな」と思い、結局観なかった(ノ∀`)

「匿名探偵」は非エロ、シリアス風に路線変更してしまったので、途中で観なくなった。非エロ云々前になんか話がつまらなかったな。三浦理恵子も居なくなってたし。あそこまで路線を変えてしまうのであればタイトルも変えてしまうべきだったな。

「獣医さん、事件ですよ」はそんなに面白いってほどでもないけど、演技的には酷くなく、他に観るものもなかったのでなんとなく何回か観た。視聴率は取れなかったようだが、嫌いではなかったな。

「花子とアン」は結局女学校以降は数回観ただけだった。最終回くらいは観ようかと思ったが、最終回前をちょろっと観た時になんちゃって脳科学者の茂木健一郎が出ていたので観る気無くした(ノ∀`)
その前に観た時の蓮子様の白髪頭がツヤツヤしすぎててワラタ
醍醐さんも何故か若いままだったのでワラタ

「マッサン」は泉ピン子を観たくないからパスだな。