『ボクの熱気球』を観た

ボクの熱気球

泣けて笑えて、心があたたまるファンタジー映画の傑作!9歳の少年レーポルが亡くなったはずの両親を捜し求める旅。彼を助け励ますのは、タフな女の子や優しい大人たち。そしてレーポルが最後に見つけたものは、両親の愛に匹敵する本当の愛だった…!

まあ、ぼちぼちって感じですかねぇ(´・ω・`)
このあらすじに書かれてる「ファンタジー」という単語は超自然的とか幻想的という意味ではなく「ねーよw」って突っ込みたくなるような展開のことを指しているなら、多分これは「ファンタジー」作品だと思うw

ああ、あと閉店後のデパートシーンはちょっとだけ幻想的と言えば幻想的かもしれない。ちょっとチャップリンの「モダンタイムス」や「少林サッカー」を思い出す。

原題は主人公の名前にしてオランダ語でスプーンを意味する"LEPEL"。
えーとまぁあれだ、余計なことは言うまい(・∀・)

それほど俺氏の胸をキュンキュンさせることはなかったが、デパート店員のマックスが良い奴(・∀・)

マックスの良い奴オブザ良い奴振りを堪能するのがこの作品の一番美味しい食べ方だな、きっと。でも、なぜマックスがそこまでプルーンを許容し、レーポルに肩入れしたのかについての描写が全くないな。かつて自分の弟妹を病気や事故で亡くしたとかなら納得が行くんだけれども。

コッペノルと教師がクズ過ぎるw
まあ教師はオチ要員として酷い目に遭ったりするので許してやらないこともないw

マックスがレーポルの為にタグ書きをするシーンがあるが、あれは内容を字幕かなんかで表示しないと勘の悪い人だとそれが何なのかわからないんじゃなかろうかと思ったり。まあ、その後の展開をみれば、そういうことかとわかるんだろうけども。つーか、なんて書いたのかはよくわからないが、あんなに人が集まるものだろうかw?あそこもファンタジーだったなw

タグの内容は:
gezochtが捜索中とか言う意味らしいので、まあ募集中?
lieveの後がよくわからなかったが、lieveが可愛いとか親愛なるみたいな感じらしいので、マダムとか御婦人みたいな感じかな?
それ以降を一応ごっぐる翻訳してみたが、なんか変なのでスペルを読み間違いしてるのだろう(ノ∀`)
数学の得意な可愛い男の子みたいな感じかな?
firsttag

最後にブロアが足でシッシッってする犬というか同乗する犬って何処で出て来たんだっけ?

あと風船飛ばし過ぎだろって思いました(・∀・)


レーポル
この作品の主人公。両親は熱気球で世界一周の旅に出掛けて不在。彼をこき使う意地の悪そうな祖母と暮らしている。なんか常に不満そうな、満ち足りてない顔をしている。非常に高い暗算能力を持つ。

プルーン
デパートに住んでいる孤児? 粗野な感じがするところもあるが、レーポルを助けたり気遣ったりしてくれる優しい女の子。都合の良い狂言回し的存在と言えなくもない。

マックス
デパート店員。イケメンかつ売上も良く優秀である。デパートには内緒でプルーンがデパート内に住むことを許している。良い奴オブザ良い奴。ブロアに惚れている。

ブロア
泥水で汚れたジープ?に乗るデパートの支配人。マックスのことは憎からず思っているようではあるが。あの二台は失敗して放置してるのか(´・ω・`)?

コッペノル
レーポルの祖母なのに何故か彼に冷たく当たり、こき使う。多分、軽く反社会性人格障害が入ってる気がする。

教師
学校対抗の暗算大会のトロフィーを自校に持ち帰ることだけを心の糧にしている。本質的には悪い人間ではないが、その目的の為にレーポルを必要とし、コッペノルと手を組む。吹き替え版を観たが、この声はドゥーフェンシュマーツ博士の人?


オランダやらあっちの方の俳優が多いのでいつも以上に誰が誰だかよくわからない(´・ω・`)

主人公レーポル役のユープ・トラーエン(Joep Truijen)はこの作品の前に何作か出ているようだが、今作以降の出演作はない模様。子役で消えた感じか?

プルーン役のネールチャ・ド・ヴレー(Neeltje de Vree)は2008年頃までミュージカルに出ていた模様。

いじわるな祖母役のルース・リュカは向こうではベテラン女優なのだろう、今年公開の映画にも出演してる模様。当たり前の話ではあるが、画像検索でヒットする彼女の画像は微笑んでいて優しそうな感じがする。

マックス役のバリー・アッツマ(Barry Atsma)もオランダの方で相変わらず活躍しているようだが、オランダ語が読めないので良くわからんw

アンテナの低い俺氏はブロア役のカリス・ファン・ハウテンも全く知らないが、「ゲーム・オブ・スローンズ」という有名洋ドラ?シリーズに出ているようなので、この作品の中で世界的に一番有名な人かもしれない。


まあ1時間半程度の作品なので軽く観るにはいいのかもしれない。
ただ色々と中途半端というかいい加減なので物足りなく感じる人はいるかもしれないw
外国映画だから感覚的にファンタジーwって感じで受け止められるが、もしこれが日本映画だったら、ボコボコに罵倒している可能性も否定出来ないw

まあ良いシーンもあるにはあったよ(・∀・)