10.箱根の山は天下の険 (2007.10下旬)
小田原駅からバスで来たけども、最寄駅は何処だろう?
箱根湯本駅とガイドブックにはある。
16:05くらいに元箱根着。やばい、もう陽が沈みかけてる。
箱根を陽が沈んでから越えるなんて無謀だよね( ・∀・)(・∀・ )ネー
とは言えども後戻りするわけにも行かずに進む。
この箱根までは
①歩く
②家に帰る
③翌朝、足が痛くてだらだらする
④暴れん坊将軍を実況する
⑤昼過ぎに家を出る
という感じに日帰りで旅していたので、必然的に出発時刻が遅かった。
ここから先はビジネスホテルに宿泊しつつ、通しで三条大橋まで歩いた。
ケンペル・バーニー碑のところに着くと、丁度反対方向に若いおねーちゃんが
地図を覗きこみながら歩いていった。
あの人はこれから元箱根峠を越える気かΣ(゚∀゚;)と驚いたものの、よくよく考えて
みれば俺も箱根峠を越えるつもりなので人のことを言えた義理ではないな(´・ω・`)
バスから降りた所x2、ケンペル・バーニー碑、遊覧船、箱根神社、一里塚
箱根関所って有料なのかΣ(゚∀゚;) もう閉館時刻を過ぎてたからか、
普通に通り過ぎてもなんも言われなかったなあ。そういや観光客らしき人達は
居なかったかな。
駅伝ミュージアム?
昔は箱根にも狼が居たのか。まあ山だもんなぁ。
この犬塚明神のある駒形神社の先に旧街道を発見(・∀・)
しかしながらにして秋の日のつるべ落としと言われるように17:00過ぎには
もう日はとっぷりとくれ、道の先は暗く見通すことができない((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
怪力乱神を信じない人間にも恐ろしいものはある。遭難と動物、
そして何よりも人間である。地元民や似たようなチャレンジャーならばいい、
死体も嫌は嫌だが、それもまだいい。
生きている危険な人間が一番恐ろしくて厄介だ(´・ω・`)
夜の山道はヘッドライトとハンディGPSを装備して歩いていてもかなり不安になる。
昔の人は提灯だけしかなかったのだから、その心中や如何許りであったか。
孤狸妖怪に騙される昔話は旅の疲労、暗闇の中、森閑とした中を歩いて
五感に変調をきたした人達によって生み出されたものなんだろうか。
箱根峠はむちゃくちゃきつかった(´・ω・`)
多分、元箱根峠もきちんと旧道を歩いていれば同じくらいのきつさだった
んだろうと思う。
なんとか箱根峠を一足毎に「よっこいしょ」「しゃーっ」「ふーっ」などと
かけ声を挙げたりため息をつきつつ登りきる。汗は滝のように流れ、肩は
リュックの重さで痛み、全身の筋肉は悲鳴をあげていた。
途中で休憩をすれば良かったのだが、なにぶんにも日は沈み、
あとどのくらい歩けば着くのかがわからないのと拭いきれない不安から、
ついつい先へ先へ急いでしまった(´・ω・`)
山頂?付近には一般車両と工事の人たちしかいない。
ちょっと進んだところに向井千秋やらの8人の碑があった。
ダンプなどが沢山止まっていた。トイレがあったので利用。
箱根エコパーキングとか言うところかな?
このちょっと前くらいに静岡県函南町に入る。
この先の旧街道は三島市が整備したのか、かなり状態が良かった。
ここより降りて1号に合流し再び旧街道あた…Σ(゚∀゚;)
なんか人が居るよ((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
ごそごそなんかしてるよ。
道路のとこで電池交換などをするも居なくなる気配がない(´・ω・`)
こえーよ、なんだよ、追い剥ぎかよ、この先にタコ部屋でもあんのかよ((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
数分の逡巡の末にいたしかたなく意を決して突入(`・ω・´)
相手の顔が見えた瞬間に
「この先って三島につながってるんですよね(・∀・)?」
「なんか動物とかでますか?」
「ありがとうございました(・∀・)」なんて言ってその場を抜ける。
近所のおっちゃんだったのか、ホームレスだったのかよくわからないけど
すげー怖かったぜ(´;ω;`)
近くの現場で働いていて野宿で宿泊費を倹約してる人だったんだろうか。
当然のことながらすれ違う人もなく真っ暗な山道をヘッドライトを
頼りに進んでいく。一号線と合流したり山道に入ったりと忙しい。
朝昼に時間に余裕があったら寄ろうと思ってた山中城跡であったが、
こんなに暗くては寄る気にもならない(´・ω・`)
まあいつか三島側から上ってみるのもいいか。
GPSとにらめっこしながら、変な大学のセミナーハウスなんかに迷い込まないよう、慎重に進む。
途中、暗闇の中に移動する二つの光点x2
なんだよなんだよ((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
とビビってるとワンワンと攻撃的に吠えてくる。
「やべぇ野犬かよΣ(゚∀゚;)」と思いつつ、あんまり刺激しないようにすれ違う。
下まで降りるとまた犬がΣ(゚∀゚;)
しかし今度の犬はきちんとつながれている。
そこにある飯屋が飼ってるのか、野犬なのかよくわからんがすごくびびった。
飼ってるなら、ちゃんとつないどいてよ(´・ω・`)
旅行時にはてっきり廃ホテルかと思っていたが、ぐぐってみると
どうも経営してるホテルっぽいな、ホテル箱根路。 ←※2020/5/31現在 やっぱり廃墟で今はもう解体済?
お地蔵さんの祠。
こわめし坂は下りでもきつくて長い。
三島市立公民館(法善寺旧祉?)辺りでは20時近くても子供が遊んでいた。
立札を撮っていたらおじいさんに「その道であってるよ、三島の方行くんだろ」といわれる。
残り4kmくらいと聞き、礼を言い先を急ぐ。
このお地蔵さんは公民館近くの六地蔵かな?
塚原新田にくると異様に臭い(´・ω・`) たい肥かな?
途中で工事しててちょっと引き返したり。この辺で一号線とほぼ合流。
一号沿いの石畳を歩く。
新町橋から富士山が見えるらしい。莨(たばこ)って読めなかった…orz
やっぱり肥料を作ってる地域なのかな?
三島東海病院からちょっと行った先で22号線へ。
三嶋大社前にて切り上げる。27651歩。21:16。約11km。
( ´・ω・)エ? 11kmしか進んでなかったのか…あんなにきつかったのに…orz
三島市内にはなんか小川みたいのが流れてた。なんかいい感じ。
駅のすぐ近くにキャバクラが。
取り合えず三嶋駅前まで行き、飛び込みで宿泊できる安いホテルを
探そうと03esをいじくるも中々見つからない。
疲れてるしおなか減ったし眠いし…(´-ω・`)
結局面倒なのでαホテルに泊まる。風呂の中でうとうと。
風呂から上がり、テレビをつけると既にチャンネルが違うΣ(゚∀゚;)
さっきまで働きマンやってたのに、やりすぎこージーがΣ(゚∀゚;)
なかやまきんにくんお帰り番組か。
夕飯は何食べたか不明…
393-11=382
品目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
交通費 | 1970 | |
昼食 | 550 | |
宿泊費 | 6756 | |
累積使用金額 | 21,859円 | 残り: 382km |