「探偵はバーにいる」を読んだ

3ヶ月ほど前に観た「探偵はBARにいる」の原作本を読んだ。
正確に言うと原作シリーズの第一作目である「探偵はバーにいる」を読んだ。

なんでそういう風に表現するかというと、実は映画版の「探偵はBARにいる」の内容は
原作シリーズの第二作「バーにかかってきた電話」という捻れが存在するからだったりする。
映画原作の方を買って読もうか第一作から読もうか悩んだが、結局第一作目からにした。

あらすじは

ススキノのバー〈ケラー・オオハタ〉を根城にして仕事を受ける探偵兼便利屋の〈俺〉の元にある依頼が舞い込む。
行方不明になった半同棲状態の恋人を探して欲しいという気乗りのしないものだったが、調べ始めると、その失踪した女が先頃起こったデートクラブ殺人と関係があることが分かる。
探偵はバーにいる

こんな感じ。

感想は…んー、まぁまぁ?かな(´・ω・`)
まあ第一作目ということもあるので、巻を重ねていくごとにもっと面白くなっていくかも。
あと映画の方から入ったせいか、高田が活躍しないんでちょっと寂しい気がした。
松尾の方が出番多かったかな。映画の続編で美恵子とかどうすんの?って思ったけど、
出さなくていいっちゃいいか。
この第一作目も映画にするほどの展開じゃないかも知れないけど6話くらいのミニドラマならありかな?
勝手に濃厚なハードボイルド物と思ってたけど、ライトなハーフボイルド物だった。
まあ暴力表現や殺人事件が起きたりはするけども基本的にライトだな。
筆致がライトだからそう感じるのかもしれないと思ったが、
もしかすると現代小説を数年振りに読んだので筆致が
ライトに感じているだけということも否定出来ない。


とりあえず「バーにかかってきた電話」も読もうかな。
この第一作目で<俺>は28歳なんだけども、解説によるとシリーズ10作目で
<俺>は52歳になっているらしい。ちょっと面白そうなのでそこまで読みたいが、
気力が続くかどうか怪しい(ノ∀`) 金も続くだろうか、一冊800円近くするからなぁ。
まあでもラーメン一杯分くらいか。ぐぬぬ(´・ω・`)

次は「容疑者Xの献身」を読もうっとヽ( ・∀・)ノ