ジャッキーの方のベストキッドを観た。
前半部分まで観て「なんかイマイチだな」とか「ヒロインの子がちょっと残念」と
興味を失い放置していたが、アイロンを掛けるワイシャツが溜まったので、最後まで観た。
結論から言うと、後半部分は結構良かった(・∀・) 修行以降が良い。
まあありきたりな部分というか王道展開や「んー(´・ω・`)」って思う部分もあったが、
最終的には「まあいいんじゃないですか(・∀・)」的評価に。
原題は「『Karate kid』なのになんでクンフーなんだよヽ(`Д´)ノ」
って突っ込みは措いておいて、オリジナルからの最も大きい改変は主人公の年齢だと思う。
低年齢化により悪役との関係やヒロインとの恋愛という軸が弱くなってる感じがした。
ただ、その低年齢とハン(ジャッキー)のエピソードを絡め、オリジナルの師弟愛から
より父子愛的要素が強い師弟愛という形に翻案された部分は非常に良かった(・∀・)
親に強制されたメイ(ハン・ウェンウェン)の「もう友だち辞める」という言葉に
(´・ω・`)ボンショリとするドレ(ジェイデン・スミス)がハンの家に行って、
ハンの異常な行動とその理由に触れた後のシーンも良かった。
影絵小屋のシーンとかぶせた感じといい、ドレが自分の中の怒りと哀しみを
コントロール出来ないハンに対してハンの教えである自らの制御をするよう
促すかのように修行を催促するところなどが。
そのシーンを見直していたらこの時、鶴の型を伝授されてる?
良くないと思ったのは龍の泉の水とか最後の技とか倒した後の相手側の子供達が
揃って白化してハンにカンフー式の礼をするのはちょっと定型を無理矢理はめ込んだ
感じが拭えないとこだなぁ(ノ∀`) 粗が目立つというか機械的な構成というか。
良いとか悪いとかではないがゲーセンのシーンでメイがドレ以上にノリノリに
踊るシーンは吹いたw あとメイの父ちゃんが意外と良い人だったので笑ったw
歳を取り過ぎてしまったのか、表面上のクライマックスよりも登場人物に
設定されている心の問題が寛解したり、成長によって克服解消される過程が
大事になってしまったので、大会シーンとかはどうでもいいと言えばどうでも良かったw
お勧めというほどではないけど、ぼちぼち良かったかな。
オリジナルを観たくなってきた。