上州北軽井沢の浅間山のふもとの村で育った娘・おきんは、家出をして東京に出、リリィ・カルメンという名のストリッパーになっていた。彼女は男性たちを魅了する裸踊りを芸術だと信じて疑わない。とある初秋に、おきんは同僚の踊子・マヤ朱美を連れて故郷へ錦を飾りに帰ってくる。
フィルムも国産の物を使用した完全な日本初のカラー映画だったらしい。
ポスターにも総天然色映画と銘打っていて、クレジットタイトルには
富士フィルムの名前が出てた。
全編通して青空(青)と高原(緑)、馬(茶)という感じで映像というか
色的に綺麗だった。
佐野周二や佐田啓二は出ていたけど脇役かなぁ。
リリィ・カルメン役の高峰秀子や丸十役の見明凡太朗ですら、
脇役のような気がしないでもない。
坂本武演じる青山正一と笠智衆演じる校長先生の会話が全てかもしれない。
コメディと言えばコメディで大団円を迎えるんだけども、
観終わった後はなんだか物哀しい気分になったなぁ…(´・ω・`)
なんだこの糞映画は…( ;・´ω・`)ゴクリッ
久しぶりにオサレな感じに整形した糞を手づかみしてしまった気分…_| ̄|○
前回だったか、前々回の微妙と言っていた作品ですら、かりんとうに思えてくる。
こんなオサレを目指して全然オサレじゃない映画を放映するなら
『永遠の僕たち』をやってくれればいいのに…
あっちの方が圧倒的に綺麗でオサレで文学的だ。
この映画同様にお化けが出てくるしw
これ一本でデビルマンに成れるくらいの苦行だった (ヽ'ω`)
何か違うなぁと思っていたら、
今回は前作に代わって山田洋次から『時代屋の女房』『美味しんぼ』などの森崎東が監督している。
ということか。でも脚本は山田洋次なんだよなぁ。
恋敵ではない、いわゆる寅さんが手助けするポジションの信夫は
どっかで観たなと思ったら河原崎建三だった(ノ∀`)
『喜劇・女は度胸』で渥美清と兄弟だった学やないか(・∀・)
と、他のページを見てたら、今作の監督の森崎東って
『喜劇・女は度胸』の監督だったということを知ったw
染奴の家に訪れた時の一言や、最後の方の徳爺役の左卜全の台詞で吹いたw
なんとなくさくらの影が薄い回だったかな。
つまらなくはない。面白いかというと面白いと言うほどでもない。
でも嫌いじゃない感じ(・∀・)
女優陣も常盤貴子、沢尻エリカ、北川景子、戸田菜穂と好き嫌いはともかくも
皆若くて瑞々しい。女優というべきかわからないが中島みゆきも間宮兄弟の
お母さん役で結構出てた。
佐々木蔵之介も今みたいな変な笑顔や演技ではなく、塚地もぼちぼちな感じ
だったので離脱せずに最後まで観ることが出来た(`・ω・´)
BGMで誤魔化してる感も否めないが、『東京公園』よりはオサレな感じがしたw
森田芳光監督作品は他に『メイン・テーマ』と『模倣犯』しか知らないが、
これが一番マシだと思った。
まあしかし、中年でこんなに仲の良い兄弟っているのかねぇw?
シリーズ四作目。二作目三作目を観てないので話がわかるか心配だったが、
この作品シリーズって一話完結というか、基本的に舞台と設定は変わるけど
ヒーロー=小林旭、ヒロイン=浅丘ルリ子という部分だけが変わらないようだw
実写でこの作り方は凄いw 途中で交代したりしてるようだけれども
悪役で登場して最終的に仲間になる=宍戸錠や金子信雄、白木マリや中原早苗と
脇役陣も何作か出演している。
一作目の『ギターを持った渡り鳥』に比べて西部劇っぽさが増してる気がするw
小林旭演じる滝伸次は馬に乗って現れたけれど、50年前の地方だったら、
もしかしたら普通だったんだろうか…( ・´ω・`)
まあ何にしても違う意味で笑えた(・∀・)