前作のヒットにより直ちに製作された続編。監督は『不知火検校』を撮った森一生。 勝新太郎の兄で東映から大映に移籍してきたばかりの城健三朗(若山富三郎・大映移籍に伴い芸名変更)が映画の中でも市の兄・与四郎を演じている。
というようなことからか、上映時間が73分と短い。(一作目は96分)
前作とは全然関係ない土地で似たような話をやるんかなぁと思っていたら、
前作の舞台を再訪する話だった。しかもその目的が前作で斬った平手造酒の
墓参りとはΣ(゚∀゚;) おたねも小坊主も出てきた(・∀・)
他の事をしながら適当に観てた俺氏は市と与四郎の会話を聞き取れず、
「兄さん」というのが一般の若者~中年男性に使用される呼称だと思い、
かつぶち切れモードになったのは、争いはすれど、かつては同じ女性を
愛した男の死だからだと思ってた(ノ∀`)
そして作品の出来とかそういったものには一切目が行かず、
「ひゃっほーい、助五郎斬られてやんの、ざまーヽ( ・∀・)ノ」と
一人快哉を叫んだのであった。
その後、他の映画サイトなどのコメントを観に行ったら、「ストーリーがいまいち」
「実際の兄弟を劇中でも兄弟にするのは陳腐」みたいな評価を見て驚くΣ(゚∀゚;)
前作自体、そんなにドラマ性とかあったっけw?
尺が長かった分、話に余裕があったとは思うけど。
確かに今作は平手造酒との心の交流みたいなもんはなかったか。
一応市の過去が明かされてはいたが…。
殺陣は今作の方が多かったな。
お節(水谷良重)と三蔵(中村豊)って後のシリーズで再登場するんだろうか?
そうでないとお節はともかく三蔵は何しに出てきたんだか、よく分からないw
おたねはこのまま嫁に行ってフェードアウトかな?そういや黒田家の話も
決着がついてないな。
あとお千代はいずれ出てくるんだろうかw
悪女といえば悪女っぽいけど。
まあ何はともあれ前作の最後のモヤモヤが晴れたので個人的には良かった(・∀・)