『犬飼さんちの犬』『ねこタクシー』を観た

犬飼さんちの犬

サモエド犬は可愛かったけど、映画は糞だな(・∀・)
なんか「阪急電車」と似たような感じだw
こういうの好きな人は好きなんだろうけども。

犬飼さん一家に感情移入出来る要素もなく、かと言ってサイドストーリーの
島石鹸絡みの店長や鳥飼さんにも別に感情移入出来る要素はない。薄いキャラと
安い感動エピソードを散りばめて最後は皆めでたしめでたし大団円は飽きたw
演技云々の前に脚本が駄目なんだろうな。

これと「ねこタクシー」と「幼獣マメシバ」は同じ監督・脚本なんだな、
道理で等しくつまらんというか合わない映画だと思った(´・ω・`)

鳥飼さんはどっかで見た顔だと思ったら木南晴夏か。
鳥飼さんのおじいさんはでんでん。

ちょっと冷たい感じがするバスコダガマ本社社員の菊田は徳永えりか。
あまちゃんの若ばっぱや。

小日向文世が一人二役で弟役をやっているけど予算の関係かな?

そういえば佐藤二朗が「幼獣マメシバ」の芝二郎役で出てたな。


ねこタクシー

「犬飼さんちの犬」の後に続けて観たから、もう苦行以外の何物でもなかった (ヽ'ω`)
まあ猫は可愛いかったけれども。主役がカンニング竹山で奥さんが鶴田真由、
娘が山下リオ…あまちゃんのGMT徳島の子か。

この映画もチープな感動というか浅い話を散りばめてくるけどやっぱり合わんw
娘が簡単になびいてきたり、保健所の宗形の行動もおかしいしw
視覚障害の女の子を出して来て色々言わせたのは無理筋を正当化する為に思える。
そういえば動物取扱責任者って実務経験なしで取れるんだろうか。

脚本的にも演技的にも感情移入出来る要素がなかった。
早く終わってモードで観てたからか竹山が教師を辞めた理由と
戻りたい理由を聞き逃した気がする(ノ∀`)
それがわかっていたらもう少し感情移入が出来たんだろうか。

映画だから話的にはもう一度御子神さんがタクシーを乗りたがってたんだろうけど、
もう冷めた目で観てたから「それ竹山一家が勝手に思い込んでるだけの話だよね?」とか
「つーか『犬飼さんちの犬』のサモンにしても、他の動物映画の動物にしても
全部勝手に人間が都合よく補完して思い込んでるだけの話だよね?」っていう
身も蓋もない思いに駆られつつ観了した (ヽ'ω`)

「『動物を金銭目的で乱用している』のはこの糞映画シリーズだろ(・∀・)?」って思った。
まあ犬猫出しときゃ、ペット好きな人や子供は騙せるからこういう映画が粗製乱造されるん
だろうな。どっちもお薦め出来ない作品だな(ノ∀`)