『ハチ公物語』を観た

ハチ公物語

大学教授上野博士と秋田犬“ハチ公”との心温まる実話を元に、人と動物との愛の交流を描いた大ヒット作!! 有名な忠犬ハチ公の物語。昭和初期-秋田の片田舎で生まれた子犬が、東京の大学教授の家に贈られてハチ公と名付けてもらう。成長したハチは、いつしか教授を渋谷駅まで送り迎えするのが日課となるが、教授は病気で帰らぬ人となる。しかしハチは雨の日も風の日も渋谷駅で教授の帰りを待つ…。渋谷駅前の名物になっている銅像"ハチ公”の物語をてらうことなく丁寧に描き、人と動物との愛の交流を描いた感動作。

|ω・`)。oO(最後まで上野先生役が三國連太郎だと思っていたのは内緒…)

子犬をダンボールに入れて川に流して撮影を開始したんだけど七匹目までは残念ながら
命を落とし、八匹目にして遂に上手く行ったから、タイトルが「八公物語」って名前に
なったんだよねと脈絡もない嘘を吐きたくなった(・∀・) チャトラン

まあストーリー自体は平々凡々とした内容だな(´・ω・`)
感動させようとちょこちょこと過剰にしているのがいまいち好きになれない。
ただ仲代達矢演ずる上野秀次郎とその妻・静子(八千草薫)という風に真っ当な
役者陣なので最後までなんとなーく観ることは出来る。面白いかどうかは別として。

石野真子演ずる、上野先生の一人娘の千鶴子が酷いw
これはストーリー展開のためなんだろうけども、わがままというか無責任w
まあそういう風にしないとハチは上野先生のところには来なかったし、
残らなかったであろう。でも後半の方でお前が引き取れよってちょっと思ったw


色々有名どころが出ているのだけれども、その中で「あれ?」と思ったのが
女中およし役の片桐はいり。この映画は1987年公開なので26年前の作品である。
片桐はいりは今年50歳ということなので24歳の時にこの映画に出演したわけだけれども、
それなりに台詞のある役なので結構凄いことのような気がする。
片桐はいりを初めて認識したのはいつだろうと出演作を眺めてみたが、わからない。
1997年10月2日の笑っていいともに遅刻したとあるが、これは観たような気がする。
この時知ったんだろうか…それとも顔だけはなんとなく知っていたとかか…
昔から知っていたようなイメージがありながらも、その実、代表作を知らない
という不思議な存在w まあ今は「あんべちゃん」か。

上野家の書生・尾形才吉は尾美としのりだったようだけど全く気が付かなかった(ノ∀`)
というか上野家以外で認識していたのは柳葉敏郎、長門裕之、浦辺粂子、菅井きん、
岸部四郎くらいかな。

山城新伍、山本圭、石倉三郎、井川比佐志、加藤登紀子、泉谷しげる、田村高廣、
三木のり平が出てたようだが覚えていないw ながら見+記号化視聴モードになって
いたんだろうなw


上野先生とハチが仲睦まじくなっていく部分は観ていて楽しくなったが、
それ以降がどうもなぁ。そういう話だからしょうがないけれども。

ハチが大騒ぎしてるのを観て「あれ、関東大震災来るの?」と
思い切り勘違いした(ノ∀`) あの吠え方はなんか違うと思ったw
出棺の後のシーンもちょっとなぁ。名犬ラッシーとか黄金の犬とかなら
有り得そうなシーンではあるが。

まあ犬は可愛かった(・∀・)