『キューティ・ブロンド』を観た

キューティ・ブロンド

主人公のエル・ウッズは、ブランド・ファッションで身を固めた典型的なValley girlで、CULAでファッション販売促進を学び、また社交クラブ、デルタ・ヌーの会長。卒業が間近となったある日、上院議員を目指す彼氏のワーナーは「ブロンド女は議員の妻にふさわしくない」との理由でエルを振る。
しかし、なんでもポジティブ思考の彼女は一念発起して、彼と同じハーバード大学のロー・スクールに行くことを決意する。

非常にステレオタイプなアメリカ映画だったけれども、そこそこ面白かった(・∀・)


Valley girlってなんだと思ったら、

Valley girlはくだけたカルフォルニア英語方言 Valleyspeak(ヴァリースピーク)と生気を失った物質主義によって特徴づけられる白人女性の社会経済的階級を表している固定概念です。この表現は初めは、1980年代初期にロサンゼルスのベッドタウンであるサンフェルナンド・バレーに住む、少し裕福~裕福な中産階級と中産階級の上位層を指しました。

やがて、特徴と振る舞いはアメリカ合衆国とカナダに拡散し、知的発達や個人的な成果よりもショッピング、個人の容姿、社会的地位に興味を持つ、悪びれずに甘やかされて育った「あほ」と「脳足りん」の風刺へと変化しました。
Valley girl

ということらしい。

詳しくは読んでないけど、American Slang: Valspeakによると、

  • Valleyspeakは'90年代後期~'00年代にもピークが来ていたらしい。
  • Valley girlというステレオタイプ自体はモール文化の衰退やらその他のステレオタイプへの移行により減っているらしい。

出演者一覧を見ても全く知ってる人がいない。
まあ元々海外俳優の名前を余り知らないからだけども(ノ∀`)

色々眺めてるとCSIやらダメージやらテレビシリーズに出ている人が多いようだけども
その辺はあんまりまともに観たことがないのでやっぱりピンと来ない。

エル役のリース・ウィザースプーン

ルイジアナ州ニューオリンズにて、外科医の父親と看護学の博士号を持つ母親の間に生まれる。兄がいる。ウィザースプーン家はアメリカ独立宣言書にサインをした名家でもある。幼少の頃にドイツ・ヴィースバーデンで過ごし、テネシー州ナッシュビルに移住。
(略)
女優業だけでなくType A Filmsという制作会社を経営して、製作・プロデュースも行っている。また、アメリカの化粧ブランドエイボンのグローバル・アンバサダーや、国連女性開発基金(UNIFEM)の親善大使を務めている。

という名家の出で色々とブイブイ言わしている人のようだが、

2013年4月19日に夫であるジム・トスが飲酒運転により逮捕されると、彼女も警官の命令に従わなかったとして逮捕されてしまった。

何してんだw

主演兼製作総指揮をした続編「キューティ・ブロンド/ハッピーMAX」は面白いのだろうか。

取り敢えず3に前向きでないことを考えるとこけたんだろうか。
リース・ウィザースプーン、『キューティ・ブロンド3』への出演を辞退。


方向性は全然違うけど「デーヴ」のような感じのライトな映画だったかなぁ(・∀・)