『さらば冬のかもめ』を観た

さらば冬のかもめ

荒くれた2人のベテラン海軍下士官と、年若い新兵との間に芽生える奇妙な友情を描いたヒューマンドラマ。

ある日、ノーフォーク基地に勤務する海軍下士官バダスキー(ジャック・ニコルソン)とマルホール(オーティス・ヤング)に、罪を犯した新兵をポーツマス海軍刑務所に護送する任務が下った。その内容とは基地の募金箱から金を盗もうとした男、メドウズ(ランディ・クエイド)を護送することだった。

まあロードムービー的な側面もあるのかな。合わない人にはえらく退屈な作品かもしれない。
序盤辺りまではメドウズは手癖の悪いクズ、バダスキーは糞野郎にしか思えないので
観ていてもあまり感情移入出来ないが、話が進んでいくにつれて徐々に愛着が湧いた。
それゆえにラストはなんだかなぁって思ったw

40年ちょっと前の作品なので、その頃のアメリカの風景などが見れて面白い。
ジャック・ニコルソン達のパン一姿以外に女性のおっぱいシーンもあったよ(*´・ω・)


物語の途中で唐突に日本の宗教とお題目が出てきて(´・ω・`)?となった。
劇中内では日蓮正宗と言っていたが、何か気持ち悪い異常な雰囲気だったので
おかしいと思って後でぐぐって見たらあれは創価学会絡みらしい。納得したw 

日蓮宗と日蓮正宗も違うんだな。創価学会と組んでて破門したのが日蓮正宗か。
日蓮宗と日蓮正宗の違いを教えてください!
日蓮正宗と日蓮宗の違いを教えて下さい。

これは原作も同じなのかな?だとすると作者のDarryl Ponicsanが学会員?
それとも題目云々の絡みを作品内容に取り込んだだけ?
何にしても気持ち悪いシーンだったw


ラストまで観ると、ある意味でバダスキーのやったことは
自己満足的な余計な事だったのかなと思えなくもないなぁ(´・ω・`)

実際に映画に向けて積極的な動きが始まっており、既にクエイドとニコルソンに脚本の試作が提供された。内容は明かされた限りだと前作の35年後を舞台に、軍を退役した後で酒場を経営するバダスキーがイラク戦争で息子を失ったメドウスと再開する内容になっている。続編のタイトルは「Last Flag Flying」に決定されている。

とあるのでいつかその辺の事も分かるかな。

ジャック・ニコルソンって名前を知ってるけど他の作品を観たことないよねって
思っていたが「最高の人生の見つけ方」のエドワード役かΣ(゚∀゚;)
メドウズ役のランディ・クエイドはさすがに知らないよねって思ってたら、
「インディペンデンス・デイ」のラッセル・ケイス役じゃないかヽ(`Д´)ノ
(ラッセル=ベトナム戦争帰りの呑んだくれ)

オーティス・ヤングは本当に知らないな。もう亡くなってるのか。


つまらないとは言わないけど、誰にでもお勧め出来る作品ではないかな(・∀・)

※2016/11/07追記
英語読めないからよくわかんないけど、続編作った?
Richard Linklater’s ‘Last Flag’ Casts Cranston, Carell and Fishburne | IndieWire
Last Flag Flying (2017) - IMDb

※2018/8/29 そういえばアマゾンのレビューの"あんたにグラッツェ"ってユーザーがこのエントリの内容を改変して投稿してる。他にももう一件、このブログから改変して投稿していた記憶がある。"あんたにグラッツェ"の他のレビューを見るとわかるが、文体や思考の流れが一致していないw 多分、全てとは言わないが、ほとんどが他所からのパクリレビューなんだろうな。そんなことをして何の意味があるのかよくわからないけどもw


※2021/8/11 追記 一応作成されて公開された模様。

結局、ニコルソンとクエイドの出演は叶わなかったが、リンクレイターが監督を務め、リンクレイターと原作者のポニクサンが共同脚本を担当した続編的作品『30年後の同窓会』が制作、2017年に全米公開された。