バベルは『旧約聖書』の「創世記第11章」にある町の名。町の人々は天まで届くバベルの塔を建てようとしたが神はそれを快く思わず、人々に別々の言葉を話させるようにした。その結果人々は統制がとれずばらばらになり、全世界に散っていった。これを背景に、「言葉が通じない」「心が通じない」世界における人間を描く。
とあるがそんなに大層な話ではない気がするw 出来もそんなに良くないと思う。
また時系列いじってるやつかとちょっと食傷気味になったw
最初のモロッコ編はユセフの異常性に違和感を覚えながらもぼーっと観てたが、突然役所広司が出て来て吹いたw
その後の日本シーンがなにか凄く気持ちが悪かった。もしかすると皆日本人なのかもしれないが、日本人のようで居て日本人でないように見えてなんか凄く気持ちが悪かった。映像技術の絡みだろうか?
不気味の谷現象のような感覚なのかな。なんか色々と気持ち悪い映像だし、娘もブサイクだし、なんじゃこりゃとぐぐってみたら菊地凛子か…(ヽ'ω`)
これが菊地凛子が出たとかいう洋画か。
取り敢えず、まず日本とモロッコをライフル銃でつなぐっていうのに無理があるw
しかもその元の所有書がハンティング趣味の日本人というのも無理がある。
加えて妻は自殺していてその娘が聾唖者の子ってのも駄目だな。安易で陳腐過ぎるw
言葉や心の障壁を表すであろう「バベル」というタイトルを冠してるのに、そんな都合の良いレアケース設定やユセフのような異常行動をする子供を使用しないと内容を表現出来ないのかと思ったw
日本のシーンがなければそれほど酷いとも思わなかったかもしれない。
「出没アド街ック天国!」や旅番組と一緒で自分の地元の紹介を観ない限りはその紹介内容やランキングに嘘はないと思えるけど、地元回を観てしまうとその嘘がわかってしまうのと一緒で、この映画で日本のシーンを観てしまうと、モロッコやメキシコの内容も同じように嘘くさく思えてしまう。
しかも話の全てが言葉や心の障壁から問題が生じるというよりも、ただの"愚かさ"に由来するものなのでそれはコミュニケーション不足やら文化背景の違い等の問題ではない。
何がバベルなんだか。
アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥとギジェルモ・アリアガの同じ監督脚本のコンビが制作した「21グラム」はそれなりに見応えはあったけど、これは駄目だな。
「21グラム」のパターンで味をしめちゃったのかな。
おっぱいというかヌードはあるけど、菊地凛子なので有り難くない…(ヽ'ω`)
役所広司はなんでこんな映画に出ちゃったんだろうか…
深く推察している御仁達も居るようだけど、糞映画の一言で片付けても特に問題はないと思う(・∀・) 時系列をいじったり、異なる舞台のエピソードを無理に一緒くたにして脳を疲労させて観了後に何かがあったように思わせてるだけだw
これを観るくらいなら「21グラム」を観たほうが良い。