タイムコード
鬼才マイク・フィッギス監督のよる画期的なこの映画では、4つの別の物語が同時に語られる。ステラン・スカルスガード扮する映画製作者、サフラン・バロウズ扮するその妻が中心に描かれ、サルマ・ハエックは女優として二人から映画出演を依頼される役どころで出演する。ジーン・トリプルホーンは常に怒った女性を演じる等多くの俳優がそれぞれの物語の中で自由な演技で魅了する。4つの物語はスリラーで、最後にこのパズルのような結末で終わりを迎える。人間が持つ心の葛藤や、奇妙な精神構造を鍵に、マイク・フィッギスは迷路への見るものを誘い込む不思議な映画作品である。
http://tv.foxjapan.com/movies/lineup/prgmtop/index/prgm_cd/1372
発想自体は面白いとは思うのだが…おそらく観ない方が時間の浪費にはならないと思うw
画面四分割でずっと映像が流れっぱなし(・∀・)
"4つの別の物語が同時に語られる"という程の物でもない。
ネタバレせずに書くのが面倒なので適当にネタバレを交えつつ、主な登場人物と内容について軽く書く。勘違いしてる可能性有り(ノ∀`)
役名も間違えてるかも。
- 舞台はロサンゼルスの映画会社本社。新作映画の主役を探している。
- それとは別の新作映画を作る為に若き天才監督アナがこの日に訪れる予定。
アレックス(Stellan Skarsgård)
この会社のメインのプロデューサー。アルコール依存症っぽい。
エマ(Saffron Burrows)
アレックスの妻。アレックスとのことでカウンセリングを受けている。
ローズ(Salma Hayek)
女優志望。レズビアンの恋人ローレンが居るがアレックスとも関係を持っている。
バイセクシュアルでアレックスに惹かれてるのか、役をゲットする為だけなのかは不明。
後者かも。
ローレン(ジーン・トリプルホーン)
ローズの恋人。非常に嫉妬深く、ローズの浮気を疑ってる?
よくわからないがお金持ちキャラ。
関係ないけど「ウォーターワールド」のヘレンかw
ビクトリア(Viveka Davis) ←ちょっと自信がないw
オーディションを受けに来た女優の一人。どうもエマと昔関係があった?
本を盗んだり、ドラッグをやったり。
それ以外に若き天才監督アナ(Mía Maestro)やその恋人のミュージシャン、
お試し体験の為に来たマッサージ師?、監督のレスター、警備員やその他の
社員が出てくるが本筋にはほとんど関係ない。アナの話す内容はこの映画
そのものには関係しているかもしれないけど、それはメタ的なものだと思う。
時折発生する地震は何の意味があったんだろう。
四つの物語が同時に進行していることを表したかったのだろうか。
四分割でもメインとなるのは一つだけで音声はそこのみになるようには
なっていたが、字幕だとちょっとわけがわからなくなるシーンがある。
一応、そのメインとなるシーン寄りに字幕が出るようにはなっている
ようだったが。たまに場所を間違えてるような気がしたが気の所為か?
ある画面の台詞が他の場面に対して意味を持つのかなと思えるシーンが
あったが、それも気の所為かもしれないw
wikipediaの項目やimdbには
The film was shot 15 different times over a period of two weeks
とあった。二週間に渡って15回撮られたってこと?
確かに四つのカメラはノーカットで撮り続けていたような気がするけど
15回も繰り返して撮ったのかな?残りの14回はボツ?意味が違うのかな。
演技は役者たちのアドリブとあった。ある程度の筋は決めてあったのだろうけど。
糞とは言わないが、あんまりお勧めしない(・∀・)
実験的映画であることを念頭において観るのであればいいけど。