中村うさぎの書いた浪費エッセイ。
中村うさぎはOL → ライター → ライトノベル作家 → エッセイストという来歴を持ち、今はMXの5時に夢中!で週一コメンテーターみたいなことをやってる人。浪費癖以外にも整形したりデリヘル体験してみたりゲイの香港人と結婚してみたりと色々ある人。去年だったか大病を患ってか今はちょっとすごい形相になっている。
月刊プレイボーイ(集英社)2006年9月号 PBインタビュー 作家 中村うさぎ
では本人はそれほど重要と認識していないようだが、やっぱり両親の思考の相違の狭間で歪んでしまった部分があるんじゃないかなと思ったり。本質的に自分の中に価値を見出だせなかったというか見出すことを許されなかったのか、または親から価値を与えられなかったことが外見を着飾ることやブランド物を保有することへの異常な執着へとつながったようにも思える。
本の内容は最初のうちは変なものの購入で面白いのだが、そのうちにブランド物の話がほとんどになってしまうので、話のパターンが似通ってしまってちょっと飽きる。
写真とまでは言わないが、せめて商品のイラストでも挿入されていれば良かったかもしれない。罵詈雑言を混ぜつつも基本的には恐る恐る書いているような敬語体なので脳内再生は中村うさぎの声よりも岩井志麻子の声の方が合うかもしれないw
来歴に
特に『コンプティーク』(角川書店)誌上では「イボンヌ木村」名義でゲームレビューなどを担当し人気を博したほか、「イボンヌ」を「イヌボン」と書き間違えてハガキを送ってきた読者がきっかけで「犬梵」なるキャラクター(創作者は榊涼介)まで生まれた。なお「犬梵」は当時のPC用シミュレーションゲーム『戦国秋葉原信長伝』(メディアワークス)にも登場する人気キャラとなっている。
とあり、「そんな人居たような居なかったような…(´・ω・`)」とぐぐったらこれかw 居たな。
「プロジェクトEGG」,「戦国秋葉原信長伝」(PC-9801版)を発売
あきばっぱらって今何やっているんだろうか。
関係ないけど黒田幸弘が存命であることに驚いたΣ(゚∀゚;)
ぐぐった結果、亡くなっていたのはイラストを書いていた中野豪という人だったことに気づいた。凄い勘違い(ノ∀`)
「クロちゃんのRPG千夜一夜」とかってなんで電子書籍にならないのだろうか。
いっそのこと昔のコンプティークの誌面全部電子書籍化しないかな。
勿論、福袋込みで(*´・ω・)