月: 2015年12月

『男はつらいよ 柴又より愛をこめて』を観た

男はつらいよ 柴又より愛をこめて

夢アチャラカはなぜか宇宙飛行士に選ばれた寅がNASAから宇宙船に乗せられる話。
トークが面白かったw そういえば松居直美が出てたな。

オープニングコントは覚えていないw


今回のマドンナは栗原小巻。4作目の「新・男はつらいよ」でもマドンナだったらしいが全くもって覚えていない(ノ∀`)

物語は
タコ社長の娘であるあけみ(美保純)が家出をする→みんなで探す→下田で発見→寅が迎えに行く→なんやかんやで式根島へ行く→同窓会の為に戻る島を出た若者達と意気投合→離島の先生・島崎真知子(栗原小巻)に出会う→いつものパターン

後の作品で満男が担う部分をあけみがやってるんだねぇ。
尺稼ぎというか映画のもう一軸というか。
そういえば笹野高史がまた出てた。

「二十四の瞳」を知っていると多少は面白さが増すけど、まあ知らなくても問題はないか。
「二十四の瞳」で先生は結婚していたけれども、実際に離島に赴任する女性の先生ってどんな感じなんだろうか。若い女性ということで島の独身中年男性から狙われたり、寂しさから既婚の男性教師と不倫とかしちゃうのかしらとエロ漫画やレディース漫画のような展開を想像してしまう俺氏の想像力は中学生並(*´・ω・)

気づかなかったけど、酒井役って川谷拓三だったんかΣ(゚∀゚;) ドンベェ…

茂役の田中隆三って知らんなと思ったが、「映画女優」の田中絹江の兄や「息子」の永瀬正敏の兄役の人か。
いや、やっぱりあんまり覚えていないな(´・ω・`)


23半の瞳とか小ネタは面白かったけど、物語自体は微妙というか普通というか…(´・ω・`)

レッド 1969~1972 / 山本直樹

レッドを読んだ。

『レッド』は、山本直樹による日本の漫画作品。1969年から1972年の日本を舞台に、革命を起こすことを目指した若者達の青春群像劇。連合赤軍およびその母体となった2つの新左翼団体をモデルにしている。2006年より講談社の漫画雑誌『イブニング』にて連載を開始。

大分前に途中まで買って2巻くらいまで読んで放置していたが、8巻で完結したようだったので、最後まで読んでみた。

取り敢えず、まぁ、なんというか…
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
話が完結してねぇ…( ;・´ω・`)ゴクリッ ダマサレタヽ(`Д´)ノ


登場人物が異常に多いw
最初のうちは区別がいまいちつかないと思うw
主要人物はナンバリングはされているが、常にあるわけではないし。

分類的には群像劇になるのかもしれないが、一応、"赤色軍の岩木"と"革命者連盟の赤城"がメインと思って読んでいくのが妥当か。

まあ何時の世も頭が良いだけで世界を自分の頭で"認識"というか"定義"出来ない人たちは居るわけだけども、そういう人たちが"共産主義"という妄想というかシューキョーというかビョーキに罹って、社会から一層孤立し、自滅していくお話といった感じ。

ただの犯罪者集団だなw オウム真理教となんら変わらない。
オウム真理教と違うところがあるとすれば、教祖的絶対者はその場に居ない毛沢東等であり、常に自分が上位に立とうとして無駄なディベート闘争に終始しているところか。
そういう集団における狂気はある意味で笑えて面白いw

ちなみに山本直樹作品ではあるが、エロシーンはほとんどない。エロシーンと言えるのはせいぜい5箇所くらいかなぁ。まあ、エロ漫画じゃないからしょうがないけどw

8巻で浅間山荘事件まで行くのかと思って読み進めていたが、そんなことはなかった…(ヽ'ω`)
続編である『レッド 最後の60日 そしてあさま山荘へ』を買わにゃあならぬ。


山本直樹って静かな狂気系に合う絵柄だから、オウム真理教みたいな新新興宗教辺りのネタや昭和~平成の殺人事件漫画とかを描いてもいけそうな気がした。でもそんなの描いてたら病みそうだな(´・ω・`)

今連載してる山本直樹作品は『分校の人たち』くらいか。『あさってDANCE』とか『極めてかもしだ』みたいなコメディ作品を読みたいけど、もう無理か…(´・ω・`)