カテゴリー: 日野日出志

無料配信漫画等々をいろいろ読んだ(・∀・)-63

段ボール低国の天使たち 東陽 片岡

首都高の下でダンボールハウスに住む三人の男達。その内の一人、トメさんが一升瓶を持って来たので酒盛りが始まった。それにしてもどうやって酒を入手したのだろう。不思議がる二人に、トメさんは事のいきさつを話し始めた。なんでも彼は、割烹「志乃」の美人女将の前で切腹しようとしたらしいのだが…。──お金は無いが明るく生きるオッサン達の日常を描く、なぜか元気が出るギャグ作品集。

99円で購入。
絵が汚いというかゴチャゴチャ系。
まあ絵柄は著しく下手とかでなければそれほどは気にしない俺氏なので、特にその点に置いては問題なかったが、肝心の内容があんまり合わんかったわ(´・ω・`)

wikipediaの作者の項目ページの作風に関するところで

昭和を感じさせる、下町に暮らす人々とその生活をテーマとして、下品とシュールを織り交ぜたエロ・グロ・ナンセンスでありながら、ダウナーで妙にリアリティを感じさせる独自の世界を描いている。

と有ったが、なんかその辺の"エロ・グロ・ナンセンス"があんまし合わんかったのかもしれない。

ブログを見ると作者は元気な模様(・∀・)
東陽片岡のふにゃらか日記

細かい描き込みは凄いなぁと思った(・∀・)

幻色の孤島 日野日出志

物語はある男の手紙からスタート。男は気付いたら記憶喪失で孤島の洞穴に蹲っていました。得体の知れない生物達の生存競争がある地獄のような風景、巨大な門とそこに横たわる無数の骨、そして門の内側には言葉の通じない部族達。男はひとまず部族達を観察する事にしますが…

99円で購入。
1972年10月1日刊行らしく、かなり初期の短編集の模様。
それ故か、作品は必ずしもホラー物ではなかったりするw
これはこれで好きかな(・∀・)

ネッコ出て来た(・∀・)

堕ちた果実 リアルキャバクラストーリー : 1 上野友行/A-dash取材

東京に憧れを抱き、故郷をでて上京してきた少女、愛(めぐみ)。しかし現実は、郊外のドラッグストア勤務ということもあって、忙しくも退屈な日々を送るだけだった……。そんなある日、人気キャバ嬢・姫香が雑誌やテレビで大活躍していることを知る。同世代の姫香と比べ、地味で平凡な日常を送っていた愛。愛は新宿・歌舞伎町に足を踏み入れた……。そしてそれは、後戻りできない、底なし沼へと続く第一歩でもあった……。「夜の蝶」と称される煌びやかなキャバクラ嬢たちの裏側は、さまざまな魑魅魍魎が跋扈する暗黒の世界が広がっている。そんな影であり、“一番リアル”な部分をえぐる!精神安定剤と睡眠薬……が、必須アイテムのキャバ嬢物語!1話~3話までを収録した第1巻!

もうタイトルからして悪い予感しかしない(´・ω・`)
一巻はまだキャバ嬢になって、他のキャバ嬢にいじめられ始めるくらいだけど。
まあでも特に続きは気にならないw

見たことある絵だけど、a-dash(´・ω・`)?
ぐぐってみたら、『緋が走る』のあおきてつおの別名義だった(ノ∀`)
『緋が走る』も安売りの時に買ったような気がするけど、まだ目を通していない。

まだお上りさん状態の主人公(´・ω・`)

流浪のグルメ 東北めし 土山しげる

『野武士のグルメ』『荒野のグルメ』(原作・久住昌之)でも話題、食マンガのトップランナーによる最新作!食通トラックドライバー・ハンター錠二がいざなう、「食べる東北」――仙台、塩釜、石巻の“ソウルフード”を巡るグルメコミック 。「ボクは土山さんの漫画を信用しています。ただただ旨そうだから。」安倍夜郎

まあ料理は美味しそうだなぁって感じではあった。
謎の食通トラックドライバー・ハンター錠二の正体というか過去とかその辺のことは後の巻で明らかになるんだろうか?

最後まで謎の人のままなのかなw?

よくわからない食通ドライバーの錠二

日記漫画 札幌の六畳一間 根本尚

単行本なし、受賞歴なし、アシスタント歴なし、担当に会ったことなしの北海道在住の漫画家・根本尚の日常生活がディープに語られる!?

99円で購入。
ミステリーボニータとか秋田書店系(?)の漫画家の日記漫画。
貧乏暮らしの他愛のないことや作者の思い出話を描いた作品ではあるが、それ故に親近感を覚え、気軽に楽しめた(・∀・)

続刊はないのかな?

取り敢えず作者は元気な模様?
根本尚
札幌の六畳一間

意外と若い(´・ω・`)?

勤番グルメ ブシメシ! 土山しげる/酒井伴四朗/青木直己

江戸へ単身赴任していた、勤番者・酒井伴四郎が書き残した日記には幕末の食べ物事情が事細かに描かれていました。
その日記を元に、幕末グルメを再現するのはグルメ漫画の第一人者である土山しげる!
日々のメシ事情に一喜一憂する姿は、あなたの胃袋に響くことうけあい!

いつもの土山しげる漫画とちょっと違うのだけれども、江戸時代の風俗を踏まえた感じで面白い(・∀・)

食い意地の張った叔父上に殺意を覚えるが、時折しんみりとした話もあって中々良い。
全3巻か…

食い物の恨みは怖いぞ、叔父上(#^ω^)

無料配信漫画等々をいろいろ読んだ(・∀・)-40

老婆少女

学園祭のミスコンに選ばれた少女、花岡 蘭。花の春の中、祝福を受けていた彼女だが、夏休みのある日から体に異変が起こりだす…

11円。日野日出志作品。まあボチボチ怖い系だけど、どっちかというと哀しい系の話が多いような気がしないでもない。まあなんていうか日野日出志作品です(・∀・)

ゾンビマンの方に出てくるMr.ジョーカー(´・ω・`)?


ゾンビマン

日本一の狙撃主・存美正吾。一年前に射殺した人質事件の犯人の兄に逆恨みされ、焼き殺されてしまう。しかし落雷による衝撃が彼の遺体にプラズマを発生させ…

11円。日野日出志作品。表題作の『ゾンビマン』はロボコップの翻案? Mr.ジョーカーの短編のやつはなんかイマイチだった(´・ω・`) まあなんていうか日野日(ry

色々と凄く無理矢理感があったw


ソウナンですか?(1)

飛行機事故のせいで…。今日から青春、無人島っ……!! なんにもないからーー、なんでも作る!! なんでも食べる!!!!(泣) 知恵と勇気の無人島JKサバイバル。あたしたち、けっこう元気です! 【1巻収録内容】セミの食べ方、罠の作り方、簡易アレルギーテスト、ヤドカリの食べ方など…。

JK達を主人公にすることによって悲惨さや殺伐さを取り除き、お色気サービスシーンを盛り込んだ作品(・∀・) 面白かったけど、これどのくらいまで話を伸ばせるんだろうかねぇ? 『不思議の島のフローネ』のように舟を作って脱出するのかな?

つーかなんで遭難したんだろう…捜索隊は出てこないんだろうか……

お魚ムシャムシャ(・∀・)


一智和智Twitterまんが短編集です

とあるように、作者の一智和智のTwitterアカウントでアップした漫画をまとめた物。今現在第5集まである。(1冊 50Pくらい)

好き(・∀・)

ただ、一気に読むと、amazonのレビューにもある通り、或る種の話の大枠においてのワンパターン的な部分が気になる人が出てくるかもしれない。俺氏はどう捻ってくるかが楽しみなんだけどもw

あと、続きを読ませてよヽ(`Д´)ノって気分になる作品もあるので、そこで消化不良になる可能性は否めないw

いつの日か、全てを集めて紙媒体で出すのもいいかもね(・∀・)

将軍とその部下が好き(・∀・)


ストレイキャット

主人公の弥羅(みら)と猫のロック。一人と一匹のファンタジー。長靴を履いたネコをオマージュしながらも、アクション映画を見ているような壮大なファンタジー。

11円。アメコミというのかなんというのか判らないが日本的ではない絵柄で、最初は読むのを躊躇したが、読み進めて行くうちに慣れたというか、この味が分かっていったような気がする(・∀・)
ストーリーも含めて中々良いなと思ったが、作者の松本太郎は2016年に亡くなってしまっているらしい(´・ω・`)

性同一性障害だったとかどうとか。読んだことないけど『女子攻兵』の作者のお兄さんらしい。


葬流者1

時は天明の大飢饉--凶作に苦しむ農民たちはただ同然で娘を人買いに売り、飢餓に苦しむ者たちは死者までを食らったといわれる暗黒の時代に、自らを「過去を葬り今日を流れる葬流者(ソールジャー)」と名乗る流れ者の剣客がいた…。(略) 小池一夫、ケン月影のコンビによる、ハード時代劇!

中々、かっこよくて面白かったで(・∀・)
でも、
葬流者(ソールジャー)はちょっと無理があると思った(ノ∀`)

ケン月影作品にしてはお色気部分は少なめだねぇ…
まあ、話の内容は時代劇好きなら楽しめるのでこっちの方がいいかな。

この合羽って何製なんだろうか(´・ω・`)

無料配信漫画等々をいろいろ読んだ(・∀・)-36

瘤少女

私の体にはいつもどこかにコブがあるの。そのせいで私は小さい頃からお父さんにコブって呼ばれていたの…。このコブのせいでいじめられる学校にも行かず、一人でのんびり過ごすようになったある日、私の全身が肉瘤だらけになり…

ホラー系漫画はあんまり好きじゃないのだけれども、11円で売っていたので、たまには日野日出志作品でもと思い、購入。うーん(´・ω・`) つまらなくはないし、絵は怖いけど、なんか「( ´・ω・)エ?」っていうオチというか落ちているのかそれはと考えてしまう作品もしばしば。まあでもホラー系って結構そうだよね。不条理というか理屈じゃないというかw

期待通りというか予想通りのハッピーエンドの「聖しこの夜」


GO HOME

平凡な風景、どこまでも続く家並み。現在どれだけの家が平穏に暮らしているのだろう。無数の人々の中、何かが急速に崩壊した始めていた…

これまた11円で購入した日野日出志作品。家にまつわるホラー? まあまあ楽しめたのだけれども、何かどこかで見たことのあるような内容に思えてしまった。これはパクリとかどうとかというよりも、"家"縛りにしたお話群だから、なんかしら他の作品と似たようなというかかぶってしまった部分が出てきてしまったのかな。最初の話から何か繋がりのある一連の話かと思って期待したが、そうでもなかった(ノ∀`)

関係ないが日野日出志公式サイトを見て、俺氏が子供の頃に読んで恐怖した作品のタイトルが『悪魔が町にやってくる 恐怖!!ブタの町』であることを確認した((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル イツカマタヨム

メリークリスマス(´・ω・`)


外れたみんなの頭のネジ 1~3巻

主人公・ミサキは街に住んでいるみんなが少しずつ狂っていることに気が付いている。そして彼女にしか見えない謎の悪魔・べへりん。徐々に侵食してくる恐怖!一体何を信じて良いのか―... ホラー界の奇才が紡ぐサイコ×マッドネスコミック!!

無料で3巻まで読んだが、GANMAで全部公開されていた(ノ∀`) まあ、単行本描き下ろしの話もあるので単行本を読む意味はある。 ライトなサイコホラーみたいな感じ?

絵柄が若干でアレであり、内容は色々と浅いというかライトな感じなのだが、たまに面白い回があったのでまあまあ楽しめた(・∀・) 

初期の頃の荒削りだけれども勢いがあった感じは徐々に減っていってしまい、パティーン化してしまったり、『THE大市民』のように作者なのか編集者なのか誰かわからん人の持論をキャラが代弁するだけの回とかが増えたりして、その辺は微妙。

"613"とかミサキの謎や前に出てきたキャラの有効活用(?)というギミックは良い。これがなかったら、きっとすぐにネタ切れして終わってしまっていただろう。でも、そろそろ話をまとめにかかって終わりにした方がいいのではなかろうかと思ったり思わなかったり(´・ω・`)フロシキタタメルノ?

もう修正されてるだろうけれども"出張"→”主張”ではなかろうか(´・ω・`)


大蜘蛛ちゃんフラッシュ・バック

記憶混線、理性混乱! この想いはエキセントリック!! 僕には時々、あるものが見えるんだ。 それは、母さんの高校時代──! JKと母親──幻覚と現実の狭間で生まれる やり場のないこの感情はなんなんだ!? そんなわけで、僕は煩悶の毎日なのです……!!

マザコン物は好きではないけれども、中々いい感じ(・∀・)
妙な色気のある絵柄だと思ったら、『ディスコミュニケーション』、『謎の彼女X』の植芝理一か(ノ∀`)

『八神くんの家庭の事情』とも違う不思議なマザコン漫画(?)ということで。

お父さんは何がしたいんでしょうかね(・∀・)?


THE レイプマン 1~3巻

女性をレイプすることを稼業とする男“レイプマン”がいた。
その正体は、普段女子校の教師をしている岩崎圭介(いわさき けいすけ)だった!
不動産屋を経営している原岡仁介が、毎回岩崎にレイプの依頼を持ち込んできて…
タイトル通り女性にレイプをして問題を解決していく!!

概要の"タイトル通り女性にレイプをして問題を解決していく!!"が雑にして、この漫画を物の見事に説明していてワラタ(・∀・)

昨今の多くのエロ漫画とかと比べると、多少ストーリーというか作品内にドラマがある感じではあった。内容が内容だけにこれ以上のコメントはやめておこうw

1980年代、リイド社の『リイドコミック』で連載した「THE レイプマン」は、連載終了後に沖田浩之主演でオリジナルビデオシリーズとして9作もリリースされるほどの人気作となったが、同時に強姦を肯定するものだとして女性団体や人権団体などから批判されるなど、論議を呼んだ。
(みやわき心太郎)

ですよねー(・∀・)

日頃は女子校の先生をしています(・∀・)


丹下左膳

それは一本の豪刀として、戦国乱世で人々を切り続けた業物を二振りに打ち分けたのが、妖刀・乾雲と坤竜。離れれば互いを引きよせあい、所有者に災いをもたらす二振りの妖刀をめぐり、独眼隻腕の剣士、丹下左膳(たんげさぜん)が江戸を舞台に熾烈な戦いを次々繰り広げる、ノンストップ剣術アクション!!果たしてその刀を手にするのは一体……。

11円で購入。昔の漫画なので或る種の古さは否めないが、結構面白かった(・∀・)wktkシタ
ただ、最後はこんな終わりでいいの(´・ω・`)?って感じではあったw

丹下左膳ってあんまり知らないけど、

『丹下左膳』(たんげさぜん)は、林不忘の新聞連載小説、これを原作とする映画の題名、およびその作品内の主人公である架空の剣士。1927年(昭和2年)から新聞連載小説『新版大岡政談・鈴川源十郎の巻』の登場人物であった、隻眼隻手のニヒルな造型の左膳が人気となり、各社による映画化作品もヒットして、大衆文学、時代劇の代表的なヒーローとなった。
(丹下左膳)

ということらしい。この漫画の丹下左膳は全然ニヒルじゃない、熱血猪突猛進キャラだったなw

作者の小澤さとるは『ロボダッチ』の人なのかΣ(゚∀゚;)ワカモノハワカルマイ
『青の6号』などを描いた海洋SF物の第一人者でもあるらしい。

そして83歳(2019年現在)になっても絵を描き続け、TwitterもやってるΣ(゚∀゚;)ナンテヒトダ
小沢さとる