雷鳴轟く夜、生まれ落ちた双子のうち怪物のごとく奇怪な片方の赤ん坊は、ゴミ捨て場の一角に死んだまま捨てられた。しかし、怨念の鬼火が再びその女児に命を与え、復活させる。そこからおぞましくも悲しいその子の運命の物語が始まった。
あまりにも残酷で怪奇溢れる仕打ちの中に人間の存在を問い直す、「蔵六の奇病」にも通ずる隠れた名作。ラストは涙なしでは読めない。1985年初版時の表紙を可能な限り再現した記念版です。初版本の表紙でコレクションしよう!
呪われた赤ん坊が…(地獄少女)(ひばり書房、1981年7月16日)
生まれた時から牙のような歯が生えたいた悪魔のように醜い赤ん坊は、彼女を恐れた実の父に捨てられた。ゴミ捨て場で死んだ赤ん坊は、そこで鬼火の塊から謎の光を受けた赤ん坊は命を吹き返し、町に出て人を襲い出す。
ただ、ただ可哀想(´・ω・`)
腐乱犬酒多飲(ふらんけんしゅたいん)博士によって海から引き上げられ生命を得たモンスターは生みの親の博士の命を奪い、一人街に出る。そこから恐怖のストーリーが始まる。街を破壊し、人々を恐怖に陥れながらさまようモンスター。その運命は!
表題の他、「ゆん手」「鶴が翔んだ日」「山鬼ごんごろ」などのユニークな佳作を収録。1980年初版時の表紙を可能な限り再現した記念版です。初版本の表紙でコレクションしよう!
恐怖のモンスター(怪物の子守唄 恐怖のモンスター)(ひばり書房、1983年7月6日)
腐乱犬酒多飲博士によって拾われた、どろどろに腐った深海魚の肉塊は、稲妻を受け、超新細胞へと変化した。腐乱犬酒多飲博士はそれを使って人造人間を作り出した。
ふしぎなふしぎな左手のお話。
雪国に住む、難病で寝たきりの鶴好き少女の物語。
"感動の叙情ファンタジー 降りしきる雪の中で少女は鶴になった!!"という煽り文句。
下界に降りた山鬼ごんごろの哀しい物語。
これは血の匂いとその美に魅入られて地獄に落ちたある無名絵師の狂気と戦慄に満ちた恐るべき告白の物語である。(冒頭の言葉)
作者自身を投影した絵師の独白で綴られる本作は、筆舌に耐え難い残酷な表現で埋めつくされ、まさに日野日出志の「狂気」が見事に圧縮された怪作である。ここでは作者の死、苦、血、狂、女全ての表現において、アートとしての完成形を見ることができる。
(中略)必読の一作!
1982年初版時の表紙を可能な限り再現した記念版です。オリジナル表紙でコレクションしよう!
これもなんでネタバレしてんだろ(´・ω・`)
"血の匂いとその美に魅入られて地獄に落ちたある無名絵師の恐怖と戦慄に満ちた恐るべき告白の物語"
『地獄の子守唄』に似た感じの独白系物。
あれほどではないけども、子供は怖がるかもしれないw
まだらの卵(ひばり書房、1985年1月6日)
工場の悪臭近くの漁港に住む、魚屋の息子・しげ男は、暑い夏、毎晩、恐ろしい夢をみていたが、どうしてもその内容を思い出すことができずにいた。
慎一とその姉は毎年、親の別荘でプールとテニスをして日々を過ごしていた。今年も同じように。ただ今までと違うことが一つだけあった。今年の夏は異様にセミが多かったのだ…
大都会のビルの谷間にある、薄汚れた小さなマネキン工房。そこには少年がマネキン作りの名人の父と共に暮らしていた。
ある日、少年は父が入ることを嫌がって居た部屋にあったマネキン人形を倒してしまう。
マンモス団地の最上階に住む野球少年・森本重光は、今日の試合に遅れないよう、急いで朝食をかきこんでいた。応援に行きたい妹と来てほしくないは些細な口喧嘩をしてしまう…
途中に出てきた連中はなんなんだよ感あるw
仲の良い兄弟が学校の帰り道、大きながまがえると出会う。大きいがまがえるが急に足に飛びついた為に驚いた兄ががまがえるを木の枝で殺してしまう。がまがえるは死んだが、兄の頬にはがまがえるの返り血が飛んでいた…
幼い頃から仲の良かったマコトとサチコ。ある日のこと、サチコの顔におできができた。そのおできは治らず、段々とサチコの顔を侵食していった…
男女一人ずつ持つ夫婦が民宿のチラシを見て、旅行に行くが…
なんぞこれw
特に何もなくスプラッタしたかっただけかw
公害の酷い工場地帯で育った少年は学校から帰ると、ペットのポチと共にドブ川で遊ぶのが常だった。ある日、川で見つけたまだらの卵を家に持ち帰る。
これ、母親とか祖父の設定はなんだったんだw
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