その他の登場人物
パタリロ一族
パタリロの先祖及び子孫と家族/親戚。
パタリロ7世
パタリロのご先祖様。17~18世紀の人?
あることで過去にタイムスリップしてしまったパタリロと出会う。改めて読み直してみて思ったことは、ギャグ漫画であり一悶着はあったとは言えども、7世があっさりと8世を子孫として受け入れてしまうのは御都合主義すぎるなとw
パタリロと一緒になって馬鹿なことをするが、比較的落ち着いた、真面目な感じのキャラである。~部隊は8世の時に設立されたものなので、当然のことながら、パタリロ7世の時代には存在しない。
初出は「パタリロ7世と8世」(文庫版 3巻)。「パタリロ大集合」(文庫版 9巻)に再登場。
パタリロ10世
パタリロの子孫。24世紀の人。何故かバンコランのマンションの浴室に突然落ちて来た。
パタリロ7世に比べると、やや幼いというか、弟的。
お付きの親衛隊はヒマワリ部隊。
初出は「パタリロ8世と10世」(文庫版 3巻)。「ベルサイユのヒマワリ」(文庫版 7巻)や「パタリロ大集合」(文庫版
9巻)、「おとぎの国からコンニチワ」等で再登場している。
※マンガPark連載の「イカロスの羽XXI」で再登場。
パタリロ6世
国王の身でありながら、お金欲しさに悪魔に魂を売ったパタリロの先祖(ノ∀`)
パタリロ6世の頃はまだダイヤモンド採掘をしていなかったので、マリネラは貧乏だったんだろうと考えられるが、魂を売ったのはきっと我欲によるものだろうw
魔界の大公爵・アスタロトの下僕となり、こき使われた。「イカロスの羽」シリーズでの話からすると1430年頃の人らしい。
初出は「めいっぱい」(文庫版 13巻)。
パタリロ18世
或る目的で21世紀にちょっかいを出し、パタリロと揉める。
「パタリロ18世」(文庫版 49巻)で登場。
パタリロ33世
お金儲けの為に「FAFROTSKIES(Falls From The Skies)」現象を起こしていた。
「ファフロツキーズ」(文庫版 50巻)で登場。
パタリロ9世
従姉妹のルル=ベルと共に醜悪な宇宙人に追われる美しい宇宙人・タイロンと出会う。
せっかく「マリネラの吸血鬼」が文庫版50巻で収録されたのに、なぜかこのパタリロ9世登場回は収録されていない。その理由は「タイロンの指が三本指だったから。(パタリロ9世は一本隠していて、日頃は四本しか見えない。)」、「ルル=ベルが主人公の短編が文庫版では収録されていないから」とか色々と噂があるが、本当のところはよくわからない(´・ω・`)
指の本数絡みの自主規制も考えられるが、そもそもこの回って、言及はされていても全くパタリロ8世自体は出てこなかったような気がするから、完全な番外編として扱われた可能性も否定出来ないかも。
単行本8巻の「地球人の課題」(文庫版未収録)で登場。
パタリロ11世
『破異スクール斬鬼郎』の「宇宙翔けるパタリロ パタリロ番外編」(文庫版未収録)で登場しているらしい。kindleであったので、いつかお金があったら読んでみようかな(´・ω・`)
パピプペパタリロパッ世
1800年後のマリネラ国王。「水風船の怪」(文庫版 50巻)で名前のみの登場。
パタリロ一万八千四百三十三世
惑星マリネラ世襲神権国王。
「パタリロ7世と8世」を彷彿とさせる展開だったが、なんつーか、ふーん(・∀・)って感じのオチで終わったw
「帝国への逆襲」(文庫版 47巻)で登場。
ヒギンズ3世
パタリロの父であり、マリネラの前国王。テレビゲームに熱中し過ぎたのか、心不全で逝去した。
そういったことや、パタリロ以外にも庶子を作っていたことから、どちらかと言えば作品内でも馬鹿にされていたような感じであったが、後々のエピソードというか後付けで株を上げる話が何回かあるw
エトランジュ
パタリロの生母。身体が弱く、スイスで静養中。
基本的には非常に真面目で誠実な人間であるが、作品中で一度だけ、大きな過ちを犯す。
キーン編以降に出てきた記憶がなかったが、「ミダス」(文庫版 47巻)、「パタリロの結婚」(文庫版 48巻)で再登場してた(ノ∀`)
エトランジュってフランス語で"異邦人"って意味か。江藤蘭世はときめきトゥナイトか(´・ω・`)
再登場時はバンコラン同様に鼻の辺りがおかしいので変な顔になっている(´・し・`)
初出は「パタリロ大混戦」(文庫版 1巻)。
マッタリロ
パタリロの従兄弟。5歳。
口に入る大きさの物はなんでも食べ物だと思って食べてしまう。人によってはこの回は気持ち悪くなる回だな(´・ω・`)
「化学騒動」(文庫版 2巻)で登場。
※マンガPark連載の「イカロスの羽XIX」で再登場。
ヨタリロ
パタリロの従兄弟。12歳。サン=ミゲル公国の大公の息子。コンピュータの世界的な権威。パタリロに勝るとも劣らない守銭奴。
「ヨタリロ登場」(文庫版 11巻)で登場。
※マンガPark連載の「イカロスの羽XIX」から再登場。
ハーネス叔母様
ヒギンズ3世の妹。カスタム伯爵夫人。物静かで華奢な外見な女性ではあるが、何の因果かパタリロの赤ん坊時代にそっくりな12人の一卵性多胎児を産んでしまう。
ちょっとネタバレになるが、プラスチック爆弾ってそんなんで作れるんだろうかという疑問がちょっと残った(´・ω・`)
「太陽がいっぱい」(文庫版 16巻)で登場。
プラズマファミリー
プラズマファミリーと関連人物。
プラズマX
月面に存在するとされるダイヤモンドを集めさせる為に制作された人間型自動砕石装置。人間型にしたのはパタリロの趣味。30万馬力で空を飛べ、水中、宇宙でも活動することが出来る。エネルギー源は原子力。人間の言葉は喋れず、「ビーッ」という機械音を発する。パタリロ達の手により、アフロ18、プララ、αランダム、マンドラと家族が増える。
他のロボットキャラと異なり、ピョートル大帝関連から始まった一連のシリーズ物終了後も何回か登場するが、それほど目立った活躍はしていない。右の画像は文庫版49巻登場時のプラズマX。なんかちょと違う(´・ω・`)
初出は「スターダスト」(文庫版 2巻)。
※マンガPark連載の「イカロスの羽XVII」だったかXVIIIくらいから再登場。
アフロ18
プラズマXの強い要望によって作られた女性型ロボット。パタリロが人間臭く作りすぎてしまったために、高慢な性格に出来上がってしまった。美形の人間を好み、当初はプラズマXに見向きもしなかった。プラズマXの求婚(with
プララ)をきっかけに改心し、プララ、αランダムの良き母となる。
エネルギー源は原子力なのだが、人間の食べ物を食べることも出来る。人間と会話が出来る。
初出は「Xの悲劇」(文庫版 6巻)。
プララ
パタリロがプラズマXとアフロ18にいずれ贈ろうと思っていた赤ちゃんロボット。
知能回路の性格に問題がなかった為、すぐに大きなボディーに載せ替えられた。おませで思春期真っ最中なキャラへと成長する。人間と会話が出来る。ニャンコと仲良し…?
一連のシリーズでは、ひたすらに運命に翻弄され悲惨な目に遭い続ける。あのオチで本当に救われたのかどうかはよくわからない(´・ω・`)
この時の工事現場でのアルバイトネタというかシチュエーションは後のパタフラッシュの時に再利用されている。
初出は「プララ」(文庫版 6巻)。「恋はせつなく」(文庫版 8巻)以降~84巻の間で見た記憶がない。
αランダム
ニャンコとメリージェーンの仲睦まじさに当てられ、ロボットの友達が欲しくなったプララの為に、パタリロが作ったお兄さんロボット。プラズマほどの高馬力を持たないが、加速装置を搭載している。
「気分・紀文・奇聞」の回でパタリロが「ランダムはスカンキーが作ったロボットだからな」というような発言をしているが、スカンキーが作ったのは知能回路部分だけで、ボティー等々はパタリロが作ったように思えるのだが、これは一体どういうことだろうか( ・´ω・`)?
初出は「αランダム」(文庫版 6巻)。プララの一連のシリーズの後、「気分・紀文・奇聞」(文庫版
9巻)で再登場。この回以降~84巻の間での登場はなかった…筈。
エレクトロ=マンドラ
ロボット工学においてパタリロの師であるブラント博士によって製作された。
当初は知能回路に問題がある性悪ロボットであった。
プララと同様に「恋はせつなく」(文庫版 8巻)以降~84巻の間で見た記憶がない。
スカンキー
かつてパタリロともにロボット作りを勉強していたロボット工学者。
世界一のロボット工学者たらんとし、その邪魔となるパタリロとプラズマXを一方的に敵視している。
スクン1という女性型ロボットを送りつけ、プラズマXの秘密を探ろうとした。
漫画版ではプララの一連のシリーズの発端の回で見かけた記憶が。アニメ版ではピョートル大帝の穴を埋める為にもっと悪役として活躍したみたいだが、全く覚えていない("・ω・゙)
初出は「プラズマ・パパ」(文庫版 6巻)。
※マンガPark連載の「イカロスの羽XIX」から再登場。
シリーズキャラ
複数回登場したゲストキャラクター
ザカーリ
占い師。タロットカードを使う。初出時の「アメリカ乗っ取り!」(文庫版 5巻)では根が純真な為にパタリロに騙されて金儲けの片棒を担がされる。
全身が性感帯の為、終始、パタリロに孔雀の羽根を使っておちょくられる。その後、「幻想帝国」(文庫版 5巻)、「タロット輪踊曲」「ファントム」(文庫版
7巻)に登場。「ファントム」での去り方が去り方だっただけにもう出てくることはもうないかと思われたが、「善意回路」(文庫版 48巻)で再登場した。
この画像は「墓に咲くバラ」(文庫版 1巻)に出てくるサッチャーだが、何となくザカーリと区別がつかない気がする(´・ω・`)
本当はザカーリを主役にした漫画を描くつもりだったらしい。そう言えば短編があったな。
ザナドゥー
一瞬の間に扮装を変える変装術を駆使した一人芝居をしているエンターテイナー。変装術を用いて或る目的を果たそうとしている。初出は「ザナドゥー」(文庫版
21巻で)、その直後の回「パタリロの謀略」にも登場。その後、「ザナドゥーふたたび」(文庫版 45巻)にて再登場。
「ザナドゥーふたたび」では、新しい事実が判明し(設定が後付けされ(?))、新たな目的の為に活動し始める。
デュモン
10万ドルで盗み殺人破壊工作なんでも請け負う犯罪の芸術家。今まで請け負った全ての仕事を不可能犯罪として成功させている。請け負い仕事以外でも、独自の犯罪を行っている。賢くて冷血。
初出は「デュモン登場」(文庫版 17巻)。文庫版17巻にはデュモンが登場した全ての回が収録されている。一応、マライヒへのちょっかいを踏まえると、デュモンも同性愛者かな(´・ω・`)?
ミハイルとやりあった「ミハイル爆弾」以降、84巻までは再登場していない。
※マンガPark連載の「イカロスの羽XIX」から再登場。
ピョートル大帝の手先
突如として現れ、あっという間にフェードアウトした世界規模の大掛かりな犯罪を手がけていたピョートル大帝の手先。大帝の存在に気づき始めたバンコランを消すために活動したが失敗した。この画像の台詞を喋っている手先Bは一応アクションを起こすが、MI6の方を任された他の連中は特に何もしなかった模様。
ちなみに単行本と異なり、文庫版ではプララの一連のシリーズの後の巻に収録している為、順番に読んで来た初見者は戸惑ってしまうだろう。
ピョートル大帝がフェードアウトした理由については、Wikipediaによれば、
一時期刊行されたよりぬき本で、話の展開上、とてつもなく大きな存在になりそうで、編集者と相談の上、存在自体をなかったことにした、と作者自身が述べている。ということらしい。
マンガPark連載版で、猫との会話の中で収拾がつかなくなった話として「ピョートル大帝」を上げているw
キーン=バンコラン
バンコランの叔父。
元冒険家で、オーストラリアにダイヤの鉱山を持っている。世界のダイヤ市場を牛耳る為、パタリロやバンコランと敵対することになる。バンコランと同様に強い眼力を持つ。
初出は「バンコランV.S.バンコラン」(文庫版 10巻)。
ゴドー=オブライエン
元産業スパイの経済問題専門の私立探偵。通称「白紙のゴドー」。神出鬼没の不気味な男。
初出は「バンコランV.S.バンコラン」(文庫版 10巻)。
ウォルト・ディズニー
FBI崩れの狙撃手。腕は一流だが、金に目がなく、せこい小物。
初出は「キーンV.S.パタリロ」(文庫版 10巻)。
霊感青年44号
霊感を持つタマネギ部隊隊員。初出時は特に何かをせず、予言めいたことを言うだけであったが、それ以降は妖怪・幽霊ネタの回ではほとんど必ず呼ばれる。確かいつも非番の時だったような。いつの間にかに後期のマザーコンピューター並に都合の良いキャラとなっているような気がしないでもないw
初出は「散る薔薇咲く薔薇」(文庫版 11巻)?
魔族・妖怪など
アスタロト公爵
魔界の四代実力者の一人。パタリロ6世と契約し、下僕とした。同じ四代実力者の一人であるベールゼブブとは犬猿の仲。『別冊プリンセス』で連載されていた『アスタロト』の主人公である。
『パタリロ!』での初出は「めいっぱい」(文庫版 13巻)。
猫娘
アスタロトの従者でアスタロトを慕っている。犬が苦手。ポジション的に言えば初期のマライヒであり、パタリロ6世といつもやいのやいの喧嘩している。
初出は「魔法戦争」(文庫版 13巻)。
ベールゼブブ
魔界の四代実力者の一人。9つの命を持つ。古代妖魔クトゥルーの秘法を習得している。『パタリロ源氏物語』でも悪役キャラとして登場している。
初出は「めいっぱい」(文庫版 13巻)(但し、名前だけ)。
福の神
左の画像はマリネラに変異をもたらした福の神、右の画像は貧乏神を追い払う時に活躍した福の神。何が言いたいかというと、「『パタリロ!』の単話回のネタは結構いい加減で整合性ないぜ(・∀・)」という話w 関係ないが、お正月とか~の神とか~の精とか、その手の回が結構多いような気がしないでもないw
天使
パタリロが開発した装置を買い取った。これも単話回ネタで他の天界ネタとはリンクしないんじゃないかなぁと思う。そもそも違う時にビッグバンを起こす神と出会ったりしてるしな(・∀・)
初出は「神の目」(文庫版 21巻)。
虎馬猫太郎と貧乏神
妖怪始末人ギルド所属のヒラ妖怪始末人。『妖怪始末人トラウマ!!』、『妖怪始末人トラ・貧!!』の主役コンビ。結構好きだったので昔持っていたが、なんか最後が微妙な終わり方だったような(´・ω・`)
初出は「妖怪始末人 見参!」(文庫版 25巻)。「怪獣丸」(文庫版
24巻)でも漫画の宣伝で出てくるが、雑誌掲載、単行本収録はこちらの方が後。
更新履歴
- 2019年03月13日初回更新 更新