スキーム scheme (1)

スキームってなんだべ(´・ω・`)?

スキーム (scheme)  は、「枠組みをもった計画」といった意味のギリシア語を起源とする英語 scheme の音写。フランス語読みでシェマとも言う。(wikipedia 曖昧さ回避)

scheme
━━ n. 案, 計画; (公共)事業計画; たくらみ; 組識.
━━ v. 計画する; たくらむ ((for; to do; against)).
(三省堂「EXCEED 英和辞典」)

とある。ピンとこない(´・ω・`)

BookShelfだと「(注意深く練られ組織だった)計画, 案/たくらみ, 陰謀, 策動/組織, 機構, 体系, 仕組み
./《米》 一覧表, 分類表」
更にぐぐる。三省堂のサイトでは

スキーム(scheme)とは「枠組みを伴った計画」や「計画を伴う枠組み」のことです。例えば企業の事業計画は、事業の枠組みを表す計画であることから、事業スキームとも呼ばれます。このような計画や枠組みは「組織立って」「継続的に」実行されることが期待されており、この点が、単純に計画を表すプラン(plan)や、単純に枠組みを表すフレームワーク(framework)と異なるところです。(10分でわかるカタカナ語 第17回 スキーム

とある。なんとなくわかったようなわからないような…まあ「(枠組み+計画)×継続性=スキーム」なのか。
AllAboutJapanの転職・キャリア用語集では

スキーム(scheme)には、計画や枠組みという意味がある。プロジェクトの骨子をまとめることを「スキームを組む」という。 スキームとは、ある問題に対して対処法的な個別の策を打ち出すことではなく、問題を解決させる具体策をまとめ包括的に問題解決させることをいう。
(後略)(http://kw.allabout.co.jp/glossary/g_career/w000701.htm

とある。包括的、つまりは問題全てをひっくるめた一定の範囲(枠組み)の中で問題解決すること(計画)なのかな。

ビジネススキーム

事業スキーム/ビジネススキーム
事業計画や事業の仕組み(いわゆるビジネスモデル)のことを「事業スキーム」または「ビジネススキーム」と呼ぶ事が出来ます。(後略)(三省堂サイト)

この言葉って「計画」「枠組み」のどちらかに偏っていても同じ言葉で表わされているところが理解しにくいところなんじゃなかろうか。事業プランと事業モデルを合わせた、その事業におけるトータルな概念が事業スキームだって言うならわかる。或る種不可分な要素ではあるんだろうけれど、どちらかに偏ってる時はプランとモデル(フレームワーク)って呼んだほうが良さそうな(´・ω・`)

カラースキーム

カラースキームとは、色彩計画のことを意味します。カラースキームは、インテリア設計において、天井、壁、床およびインテリアの各エレメントの具体的な色決めを行うことを言います。
カラースキーム

とある。これは天井やら壁やらの物理的枠組みにおける計画という意味か。
Web用語で用いられる「スキーム」は

URI (Uniform Resource Indicator) では、アクセスできるリソースを指し示すときに「どのような方法でアクセスするか」と「その方法ごとに、どう指定すればリソースにたどり着けるのか」をそれぞれ指定します。スキームというのは、前者の「どのような方法でアクセスするのか」に相当します。この場合、「リソースはローカルなマシンの中にファイルとしてあります」ということです。(http://mh.at-g.net/memo/mn0128.htm)

とある。[スキーム名]://[サーバ名]:[ポート番号]/[パス名]だからhttp://~の「http」の部分か。プロトコル名とスキーム名は必ずしも一致しないとのこと。日頃httpとftpくらいしか使わないのでスキーム=プロトコルだと思ってた。

枠組みを踏まえた上で継続性を考慮したトータルな計画がスキームって言う風に覚えておくか(´・ω・`)