『新・座頭市物語』を観た


新・座頭市物語

久しぶりに故郷の笠間に足を向けた市は、鬼怒川の温泉宿でかつて斬った関宿の勘兵衛の弟・安彦の島吉とその子分に襲われる。その決闘を止めたのは、偶然居合わせた市の剣の師匠・伴野弥十郎だった。
数年ぶりに市は弥十郎とともにかつて剣の修行に明け暮れた下館の道場に向かう。その道場には、変わらぬ優しさで市と接してくれる弥十郎の妹・弥生の姿があった。

というあらすじ。

おい市、お前毎回もてすぎだろヽ(`Д´)ノ
寅さんにも分けてやれよ  アト、オレニモ(´・ω・`)

今回はカラー作品で前二作とは印象がかなり異なる。
髪もこんなに生えてるのかΣ(゚∀゚;)

ストーリーは面白かった。
漫画でよく見るような火の点いたロウソクの居合い斬りをしてた。
四本目の仕掛けの出来がイマイチだったのか、ちょっと不自然に
ビヨンビヨンしてた(ノ∀`) 前作の決戦前の墓場の戸も不自然な
動きをしてたなw あれもスタッフが手で動かしてたのかな。

メクラとかツンボとかカタワとかガンガンに言いまくってたから、これはBSPじゃないと
無音変換なし放映は難しそうだな。言葉狩りしてもしょうがないんだけどな。

与四郎が隻腕になった途端に逃げて行ったお千代もアレだけど、
その逆でその人に不具があるから付き合っている人も居るんだろうな。
代理ミュンヒハウゼン症候群とかとは全然違うけども、その根底にあるものは
同じ感じのやつ。そういえば良くお話で目の見えなかった人が手術等で目が
見えるようになった後で、それまで尽くしたくれたあまり見目麗しくない
恋人を捨ててしまうという展開って実際にあるんだろうか…


河津清三郎演ずる伴野弥十郎が清々しいくらいの糞野郎だったので
そういう意味では最後すごくすっきりした(・∀・)
キャラ的にもいい感じで悪役だった。

それに比べて須賀不二男演ずる安彦の島吉の良い人さと来たら(・∀・) カッコイイ
それなのに…・゚・(つД`)・゚・
須賀不二男ってちょい役とかで結構小津安二郎作品に出てるんだな。
「早春」の田辺だったらしいがあんまり覚えていない。麻雀をやっている部屋の
主だったようだが。関係ないけど「カルメン純情す」という「カルメン故郷に帰る」の
続編にも出ていたようだ。この人云々はともかくあれの続編を観てみたい(・∀・)

あの後、お節は尼にでもなってそうだけども、親を斬られた欽吾やおばあさん、
油屋の夫婦はどうなったんだろうか。この作品に限らず、昔の作品って脇役は
本当に脇役として投げっぱが多い。

まあでも現代の作品が脇役を大事にしすぎてるのかもしれない。
脇役を上手く使って大事にすると話に深みがましたり、作品への愛着を産むのだけれど、
トレードオフで物語のダイナミズムを失ってしまうのかもなぁ等と思ったり。


一つの作品で十分に面白いとは思うけれども、やっぱり前二作を観てからの方が
より面白くなるのではなかろうか( ・`ω・´)