「神奈川県謎解き散歩」

「神奈川県謎解き散歩」

本書は、『神奈川県の不思議事典』(新人物往来社、2001年)を改題し、新編集したものです。

ということで10年以上前の内容。まあ歴史的な内容がほとんどなので
新発見等による大幅な学説の変動が無い限りはそれほど問題ない。

序章の県民性絡みが一番つまらないかもしれないw
“浜っ子気質”や県民性なんてほんとに科学的に調査したのかよと
半ば呆れながら読み飛ばした(・∀・)
こういうのは本当に要らないわw


メインの内容は「古都・鎌倉」と「文明開化・横浜」が多い。
歴史的にも当然と言えば当然か。鎌倉の話は他の書籍で読んだことのある
ような内容だったのでどちらかというと余り知らなかった横浜の話の方が
興味深かった。「ガス灯」「関内」「横浜線」「ビール醸造」「人形の家」
辺りの話が面白かった。原三渓も話の中にちょこちょこ登場してた。

はまれぽ.comの本牧ネタとかと合わせて読むと面白さが増すかも。
どうでもいいんだけどもaboutページのごあいさつで
“かつて「ちょんと間」と呼ばれた青線地帯があったりと”
ってあるけど「ちょんの間」じゃないのか(´・ω・`)?
←直ってた。


その他にも古墳や古東海道、米軍基地の話が乗っており県央地域、
文学絡みでの大磯や平塚の七夕祭り等の湘南地域もそれなりにカバーされてる。
これを読んで、茅ヶ崎から県央部へ北上して歩いた時に道路沿いに
縄文人の遺跡を示す案内説明板がいくつかあったことを思い出した。

三浦半島は古街道や鎌倉・戦国期の武将の話、三崎のマグロくらい。
あとは地形編でちょっと触れられてるか。地形篇は箱根の話が多かった。


まあ全体的には面白かったとは思うけれども、周辺地図等が掲載されて
いないのでその辺は不親切な気がする。特に地形篇は地図がないと
わけがわからない。どちらかと言えばライト層向けな内容なので
「それぐらい自分で見ろよ(・∀・)」的投げっぱなしジャーマンは
どうなんだろうかと思ったw 

そういう意味合いにおいてこれはガイドブックというよりは雑学本だな。
まあ元が~事典だからそれは当然なんだけどもw タイトル詐欺とまでは
言わないがタイトルの”散歩”という部分は若干のミスリードを誘ってる気が
しないでもないw

「中区千代崎町」が「中央区千代崎町」になっていたのと、あと一箇所
似たような住所間違いかなんかがあったような気がするが忘れた(ノ∀`)
まあ別に致命的な間違いじゃないからどうでもいいけど、これは
再編集時に見落とされたものか、その際に生じたものなのか。前者かな?

kindle版で読んだ。