『男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎』を観た

夢アチャラカは浦島寅次郎が竜宮城での饗宴の後、地上に帰る。以前とは違う
故郷の姿に愕然としつつ、偶然出会った自分の妹の女孫(又姪、姪孫)である
さくらとの会話により、地上では50年もの歳月が流れた事を知る。

呆然としながらも乙姫様がくれた玉手箱を開く。立ち込める白煙をかぶったのは
何故か亀の源公。怨嗟の声を上げながらアチャラカは終了w
なんだこのオチはw

今回はマドンナがアチャラカに出て来てたけど、今までにそんなのあったっけ?
タコ社長絡みで本編の話にも出て来たのも結構珍しいような。

OPコントはサイクリングを楽しむ男二人と女一人の三角関係。
寅さん自体はそんなに関係してなかったな。


さくらがバイク乗ってるΣ(゚∀゚;)
この頃ってノーヘルでもOKだったんかな?
まあ後の方のシーンではヘルメットかぶってたけども。

仕事の受注の少なさに悶える社長と呑気な寅が夢アチャラカの話で一悶着。

夜が更けても一向に戻って来ない社長を心配する博達。
おいちゃんの言葉で社長が身投げでもしたのではないかと早合点する寅。
源公を引き連れて江戸川沿いをひた走る。

更に時が経ち23時、ひょっこりと酔っ払った社長が帰って来る。
遠方の友人からの仕事を受け、ついでにその友人の誘いで一杯引っ掛けて
いたらしい。そこに疲れ果てて帰って来る寅と源公。

酔っ払って機嫌の良い社長と早合点と言えども心配して必死に駆けまわって
いた寅が出逢えば、衝突が起こるのは必然。いつもの大喧嘩に。
今回は主な舞台が大阪でとらやの茶の間シーンが少ないからか、ここで
寅の名調子が披露されてた。そういや満男が吉岡秀隆だ(・∀・)

さすがに深夜なのですぐには出立しなかったが翌朝早くに旅立つ寅。
「社長は幸せだ、心配してくれる人が大勢いるから」みたいなことを
言い残して行ったが、これが今回のテーマのようなもんか。


旅先で今回のマドンナである浜田ふみ(松坂慶子)とファーストコンタクト。
えらい積極的にアプローチするな、今回は。松坂慶子もこの頃はまだ綺麗で
演技も普通だったのに、なんで今あーなってるんだ(´・ω・`)
関西弁としては駄目らしいが、その辺はよくわからない。

ここでは余所行きのかっこつけ寅なので、名前を聞く程度で終了。
関係ないけど瀬戸内海の風景はいいのぅ(・∀・)
島が間近に見えて良い。


所変わって大阪で宿の支払いを溜め込んで、渋々働く寅だけれども、いつもと
勝手が違うのか、寄り付く客も居やしない。愛の水中花って松坂慶子の歌じゃないかw

なんやかんやで二人は再会Σ(゚∀゚;)
もっと間に何かしら挟むのかと思ったら、もう再会かw
結構速い展開だな。

ふみの姐さん役の正司照江と花江ってかしまし娘なのかΣ(゚∀゚;)
関係ないけど、かしまし娘の項目で出て来たミスワカナの話も興味深いな。
ミヤコ蝶々も多少関係してたりして。

普通に恋愛話だけで展開していくのかと思っていたが、
突如、ふみの弟の話になって話は全然違う方向へ…( ´・ω・)

据え膳だったんでしょうか、どうなんでしょうか(´・ω・`)


今回の話のベースというか大枠は「寅次郎ハイビスカスの花」と同じかな。
あれの沖縄と同じように異郷である大阪という竜宮城での出来事が
今回のお話か。最終的にふみは他の男と結婚しちゃうけど、やっぱり
寅に惚れてたんだろうな、きっと(´・ω・`)

ふみの旦那になる男を斉藤洋介がちょろっと演じてるけど、斉藤洋介って
こんな頃から出てたんだな。昔は映画やドラマを全然観なかったから、
スマップxスマップ?で始めて認識した人だったw

何となく既視感のあるような設定と、「( ´・ω・)エ?」っていう唐突な展開が
ミックスされた感じの作品であった。ぼちぼちでんな(・∀・)