難波金融伝・ミナミの帝王 1~30巻 / 天王寺大・郷力也

kindleで安かった時に買った。1冊以外は54円で、何故か28巻だけ432円だった(´・ω・`)
まぁ合計でも1998円だったので、まあいいかって感じ。

でまぁ読後の感想はと言うと…
つまんないとまでは言わないけど、そんなに面白くはなかったな(´・ω・`)
これならナニワ金融道の方が好きだなぁ。

話は一話完結~数話のパターンが多かったかな。

展開とかが何となく「白竜」と被ってるというか似てるなー、掲載誌も似たようなんだったかなー等と思いつつ読んでいたが、「ミナミの帝王」も「白竜」も漫画ゴラク連載で、しかもどっちも原作者が天王寺大だった(ノ∀`)

そりゃあ、何となく似てるわけだw
「白竜」との最大の違いは他の女と寝るということはないこと。妻帯者であるためと言うよりゼニが命の男だからなんだろうか。もしかしたら31巻以降だったら、そういう展開もあったりするのかもしれないけれど。

ちなみに原作者の天王寺大と郷力也は兄弟らしい。

wikipediaの項目には

萬田銀次郎 ‐ 本作の主人公であり、萬田金融又は萬田銀行という大阪ミナミで十一の高利で闇金業を営む男である。彼の元には、お金に困った様々な人間がやって来るが、どんな相手であっても、妥協を許さない厳しいキリトリを見せる。この萬田のキャラクターや事業などについては、現実社会にモデルとなる人物がいるが、その者は芸能人の和田アキ子の祖父にあたるとされる。

とあるが、
ぐぐって見ると和田アキ子の叔父の和田忠浩がモデルという話もある。どっちが本当なのかわからないがモデルは<丶`∀´>系ということか。和田アキ子がデビュー当時に和田姓を得るために先に帰化していた叔父の養子になり、その後和田アキ子本人が帰化したとある。養子になっただけでは帰化したことにはならんということか。つーかなんで芸名を和田にしておくだけでは駄目だったんだろうか?

郷力也がアシスタントをしていた池川伸治という漫画家を知らないのだけれども、Google画像で池川伸治をぐぐってみたら、凄く昔のホラー系少女漫画家の模様。これはこれでちょっと読んでみたいと思ったw



萬田銀次郎
主人公。大阪ミナミで十一の高利貸しをやっている。ミナミの帝王と呼ばれる。萬田銀行とか名乗ったりしてるが、よくよく考えてみるとタダの闇金業者だな(ノ∀`) 基本的に人情よりもゼニという姿勢だが、時折、ロハで働くこともある。



坂上竜一
銀次郎の舎弟。第一話より登場。元はヤクザの舎弟だったが、銀次郎の手腕とヤクザからも一目置かれる存在に憧れ、これからはゼニの時代と弟子入りする。第一話では劇画タッチのハンサム(右)だったが、二話以降ではギャグタッチの顔(左)で描かれている。その為なのか、ギャグ回やドジな役回りが多い。



杉本達也
銀次郎の舎弟。元は靴屋の二代目のボンボンだったが、賭けポーカーにはまり、銀治郎の顧客→舎弟となる。妻子の為に覚悟を決めて闇金業に身を投じ、それなりの働きも見せるが、根は心が優しく、気が弱い為に余り向いていない模様。


黒崎千里
銀次郎の舎弟? 女一人で闇金をやっていたが限界を感じ、銀治郎の持つ金貸しのノウハウを得る為に弟子入りする。三人の中で一番優秀だが…


葉子
銀次郎の嫁。元は銀次郎の顧客だったが、支払いが出来なくなった時の鬼の取り立てに惚れ込み?、結婚したらしい。(詳しくは忘れた(ノ∀`)) 凄く天然っぽいフワフワした感じのキャラに見えるが、意外とキッチリとしてたりする。


以下は顧客を少々(1回限りの登場)

鷲岡京三
銀次郎が唯一取り立てを完了していない男。


南原
大阪ミナミで借金で豪遊していた。なんというか懲りない男(ノ∀`)


雪川
何がしたかったのはわかるが、余りの呆気なさに記憶に残る顧客であったw 手抜きと思わなくもないw 単行本収録の絡みでこういうのを一番最後に入れてくることが何回かあったような。


立石修三
ナニワ南署の悪徳刑事。大きい手柄を求めていて銀次郎を付け狙う。なんか後の巻の方でも腐れ鯖だかなんだか言う悪徳刑事が出て来たような記憶がある。「白竜」でも似たようなのが出て来たな。


取り敢えず「白竜」を既読の場合、何となく話や展開に既視感を覚えてしまうかもしれないねぇ…(´・ω・`)

ってこっちは1992年連載開始で、あっちは1996年だから、こっちの方が先に描かれてるのか。

一話完結物というかエピソード完結物なので特に続きは気にならないが漫画喫茶に行ってどうしても読む物がなかったり、中途半端な残り時間の時にでも続きを読んで見るかなぁ…(´・ω・`)