適当にテレビ等で観た映画(16)

燃えよデブゴン

ブルース・リーに憧れている香港の田舎出の太めの青年が町の悪党たちを倒すというクンフー映画。製作・脚本はフローレンス・F・C・ユー、監督はサモ・ハン・キンポー、撮影はリュ・クワン・ウェイ、音楽はS・K・チァンが各々担当。出演はサモ・ハン・キンポー、ピーター・K・ヤン、ロイ・チャオ・ハン、リー・ハイ・シャウ、マグ・リン・キン・ミンなど。

正直、そんなに面白くなかった(・∀・)
つまらないってこともないけど、作品としての完成度はかなり低いようなw
まあ、あの当時の香港映画ってこんな感じなの多かったような気がする。

人にもよるけど、多分、ジャッキー・チェンの『バトルクリーク・ブロー』よりは楽しめるとは思うw

原題は『Enter the Fat Dragon』で、『燃えよドラゴン』の原題である『Enter the Dragon』をもじっているが、今作でのサモ・ハン・キンポーはそんなに太ってるというほどでもない。ブルース・リーと比較すれば、確かにぽっちゃりしているけれども。

日本語タイトルは、"太ったドラゴン"→"デブドラゴン"→"デブゴン"という短縮化なんかな?

以降の作品はシリーズじゃなくても、サモ・ハン・キンポーが主役なら全部"デブゴン"になったって言う話、酷いなぁw

一時期日本では本作のTVヒットにより、サモ・ハン・キンポー主演の映画が地上波放送されたりビデオ等にソフト化されたりするたびに「デブゴン」の邦題が付く事になった。下記は確認されている「デブゴン」の邦題がつく作品。なお各作品の続編性は皆無で、製作年度もバラバラ、中にはかつて「デブゴン」の付かない邦題で劇場公開された作品までも存在する。すべては初放送元のフジテレビが勝手に邦題を付けたことによるエセシリーズである。以降、それに従って各局放送やビデオリリースでも「デブゴン」が使用されていく様になる。更にTV放送に至っては、他にサモ・ハンが出演した作品であっても吹き替えで役名が「デブゴン」になっていることがしばしばあった。


燃えよドラゴン

香港の伝説的アクションスター、ブルース・リーのハリウッド進出作で、世界中にカンフーブームを巻き起こしリーの代表作となった傑作アクション。香港の裏社会を牛耳るハンは、自身の所有する島で3年ごとに武術トーナメントを開催していた。少林寺で修行する武術の達人リーは、その島で行われている麻薬製造密売の内情を探るためトーナメントに出場するよう秘密情報局に依頼される。

断片的に、或いはこの作品に影響を受けたりパクったりして遺伝子を引き継いでいるdescendant作品を視聴したことはあったが、実際にきちんと観たのは初めてだったわ(ノ∀`)

観る前は「きっと徹頭徹尾、カンフーアクション物なんやろな…( ゜σ・゚)ホジホジ」と思っていたが、実はこれカンフースパイ物やんけヽ(`Д´)ノ

内容は普通に面白かったわ(・∀・)
加えて色んな作品やギャグの元ネタを知られて良かった。
現代の感覚で観ちゃうと、色々とツッコミどころがあるけどもw
50年前の作品にそれをやるのは阿呆というか野暮だし。

『燃えよデブゴン』に出てきた用心棒役はこれの登場人物のパロだったんかな?

ウィリアムス(ジム・ケリー)は巻き添えで殺されてカワイソス( ´・ω・)
ジム・ケリーは1975年にプロテニス選手に転向して、"2013年6月29日、カリフォルニア州サンディエゴの私邸にて癌のために亡くなった。67歳没。"ということらしいけど、1980年代以降も映画には出ていた模様。

全然関係ないけど、『ブラック・エンジェルズ』の鏡張りの迷路って、ここから来てるんかな。『聖闘士星矢』のドラゴン紫龍がすぐに脱ぐのも、これのブルース・リーの脱ぎに由来するものなんだろうかと思ったりw つーか、なんであのタイミングで脱いだんだと思ったw

繰り返しになってしまうが、何はともあれ、面白かったわ(・∀・)

音楽とか劇中の英語の聞き取りやすさ(理解できたとは言ってない)と言い、良い作品であった。他のシリーズ作品もいつか観たい。


僕らは皆生きている
山本直樹の漫画の方は昔持っていたような気がしたけれども、映画の方は初視聴。

セーナが男ということもあり、これはエッチな展開はありませんね(´・ω・`)とながら観したが、途中から段々引き込まれていった(ノ∀`)

真田広之、岸部一徳、嶋田久作、ベンガル、山﨑努という俳優陣ゆえの良さもあるけれども、一色伸幸の脚本自体も良かったんだろうね。一色伸幸って『私をスキーに連れてって』の人か。

漫画の方ではエロ要素と少し恋愛要素を絡めているけど、こちらは純粋に日本人サラリーマンの悲哀をメインに描かれていたね。
またいつか観たい(・∀・)


アンドリューNDR114

人間になることを夢見るロボットの姿を描く感動作。SF界の巨頭アイザック・アシモフの同名小説(創元SF文庫刊)の映画化。

Twitterの感想等を検索すると「名作」というツイートも多かったが、俺氏にはあんまり来なかったわ(・∀・)レイケツカンカナ

なんか年代ジャンプが多くて、ぶつ切りのエピソードの羅列感を覚えて、いまいち感情移入等ができなかった。
なんとなくあの描き方だとポーシャをアマンダ(リトルミス)の代わりとして恋して愛したようにも思えてしまう。あと、姉のグレースはなんだったんだろうかw アマンダの息子のロイドと同様にアンドロイドへの反感や嫌悪を表す為だけのキャラだったのかな?

人間とロボットの境界線、つまりは人間とは何かというものを問うテーマのようにも思えたが、あんまり深掘りできていないようにも思えた。
テレビ放映だったので、カットも多かったのかな?

権利の問題については、既存の存在と新規や改めて認められた存在の権利は同等であっても良いとは思うけど、それは既存の存在の権利に無理矢理闖入しようとするのではなく、同等の権利を新設する方が正しいような気がするね。それは差別ではなく、区別として。

まあ、あんまり合わなかったね(´・ω・`)


日本一のホラ吹き男

東京オリンピックを目指して、日本期待の三段跳びのホープ初等は、今日も猛トレーニングに励んでいた。がアキレス腱切断の重傷を負い入院中、祖先の伝記を手に入れた。“大ボラ吹けど、必ず実現して、浪人から一万石の大名に三段出世……”という伝記に勇気づけられた、初等は日本一の大会社「増益電機」に入社を決心した。

つまらなくはなかったけど、まあ昔のシンプルなストーリーの作品だったな。

谷啓と草笛光子が若かった(・∀・)
くらいしか特に感想は出て来ないな。

俺だけのりきばーちゃんこと飯田蝶子も出てたらしいけど、あんまり覚えていない。
等のお母さんかお婆ちゃん役みたいな人は居たような気がするけども。