無料配信漫画等々をいろいろ読んだ(・∀・)-103

VICE―ヴァイス― 柳川 喜弘

地元の高校でも名の知れた暴れん坊・拓郎。喧嘩生活とお別れして愛に生きようと決心した拓郎はある日500円玉が縁で知り合ったさゆりに惹かれるが彼女には秘密があって…!?シャイボーイ拓郎が悪友のイケメンタラシ・ブンと強面・陣内を巻き込んで大暴れ!愛と青春の熱血不良ドラマ

正直言って、話はいまいち。
昔のノリだが、多分連載当時でも微妙だったのではなかろうか。
連載が続いていたら、拓郎が問題を抱えた美少女に惚れて、その問題解決と失恋を繰り返すような展開になっていたのかな?

絵は上手い感じだった。北条司のアシスタントだったからか師匠譲りなんかな。

作者の他の作品一覧を眺めてて気づいた、コミックバンチで『眠狂四郎』を描いてた人か、この人。

昔、ebookjapanで購入してたけど、ebookjapanがyahoo傘下になった際に辞めてしまったので最早もう読めん(ノ∀`)

1993年くらいの作品なので、マーシーこと真島昌利のバンダナ由来のファッションなのだろうか…(´・ω・`)

伝説トキワ荘の真実 長谷邦夫

旧東京都豊島区椎名町四丁目――戦後の日本漫画界の礎となった手塚治虫や石ノ森章太郎、赤塚不二夫などの天才作家が住んだ「トキワ荘」。今なお、漫画史に燦然と輝く伝説の「トキワ荘」に当時、出入りしていたパロディ漫画の第一人者・長谷邦夫がSF風に描いたもうひとつの“トキワ荘体験”!

初期の赤塚不二夫のギャグ漫画のブレーンを務め、赤塚不二夫名義で漫画を描いたりしていた人らしい。

最終的に追放的な感じでフジオプロを辞めさせられたみたいだけども、『あだち勉物語』でも出て来てるのかな?

漫画の最初の方はトキワ荘の思い出話なのだけれども、その後は、寺田ヒロオやその親友の棚下照生や手塚治虫をパロったりとよくわからない展開…(´・ω・`)

トキワ荘の面子を小馬鹿にしてたという棚下照生に対して悪意がありそうな扱いだけど、そういうわけでもないのかなw

赤塚不二夫のキャラや原発の話がよく出てくるが、前者は赤塚不二夫のゴーストライター的な過去とパロディ癖、後者は

『ニャロメの原子力大研究』と題する東電監修の原発紹介まんがを赤塚不二夫名義で執筆する。

といった絡みと福島原発事故発生後の話だからかな?

2012年にこの漫画を出版した翌年に脳出血で倒れ、その後は創作活動は出来ずに2018年で亡くなった模様…

漫画論みたいなところの話はよぅわからんちんちん(・∀・)

エロスと猟奇の乱歩 寺館和子/江戸川乱歩

大正から昭和にかけて活躍した小説家・江戸川乱歩の作品をコミック化!猟奇とエロス入り混じる様々な世界が詰め込まれた短編集。映像化もされた『陰獣』『屋根裏の散歩者』含む7編収録

十分楽しめた(・∀・)
まともに読んだことないけど、江戸川乱歩作品の持つ力はすごいのだな。
いつか原作を読んでみたいと思いつつ、きっと忘れるw

話としては『陰獣』、『パノラマ島奇談』、『芋虫』、『人間椅子』、『双生児』、『屋根裏の散歩者』の6編だけど、7編収録…?
どれかが前後編なのかな…?

エッチなのが『人間椅子』で、なんだかせつないのが『芋虫』と『双生児』。何はともあれ、月のモノの影響が怖い((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル

いとしの印刷ボーイズ 業界あるある「トラブル祭り」奈良 裕己 1巻

印刷会社営業出身のマンガ家が贈る、ちょっと笑えてほとんど泣けるリアルな実態。「GetNavi web」の連載マンガ「今日も下版はできません!」が一冊に!!印刷用語120を解説。「〆切」「紙モノ」にちょっとでも関わる人は必読!

読んでいて勉強にはなるなぁとは思うけれども、関わりたくない業界だなw
完全になくなりはしないけど、やはり先細って行くのだろうね、印刷関連は。

福満しげゆきの漫画キャラを『キャプテン翼』のような頭身にした、見ていて不安になってくる主人公(´・ω・`)

ショートショートショートさん タカノンノ 1巻

私のことも生きてるだけエライってほめてくれよ――!!
彼氏ほしいけど、モテないし、仕事はそこそこに頑張ってるけど……。ネットに発表してる自作の小説の評判はまぁ…うん……。てか、なんで出版社声かけねぇんだよ!!
イタイのになぜだか愛おしいショートさんの日常マンガが描き下ろしを加えて、ついに書籍化!

こじらせ系アラサー女性のお話。
まあまあ面白い(・∀・)
もう20年近く前に気づかずに通過していた頃の話なので、他の人は結婚とかで悩んでたりしてたんだな…って他人事のように過去を振り返ってしまう。

平成元年生まれですら、今年でもう34歳って…( ;・´ω・`)ゴクリッ

1件40円、本日250件、10年勤めてクビになりました―メーター検針員テゲテゲ漫画日記 古泉智浩/川島徹

シリーズ25万部突破の日記シリーズ「メーター検針員テゲテゲ日記」が古泉智浩の手によりマンガ化!

今はもう、スマートメーターの普及でなくなってる仕事なのかな(´・ω・`)?
と思ってぐぐったら、水道とガスは未だに普通に募集している模様。
なくなったのは電気使用量の検針だけか。

漫画の中では、もっと早い年代で退職してるように見えたけど、実際には40代半ばくらいまで外資系で働き続けていたみたいだね。

まあ検針員に限らず、こういう感じの大企業からの搾取や非人道的扱いは場所を変え、形を変え、存在し続けてるんだろうね。

よくよく考えてみるとすごく前近代的な行為だな、目による検針てw