無料配信漫画等々をいろいろ読んだ(・∀・)-107

ここだけのふたり! 森下裕美 全10巻

あの妻が、あの夫が!! アクションコミックスで装い新たに登場。ファンの方々は、この作品の完結を首を長くして待ち焦がれていたかと思います。ランスロット、たきえ、ホホホのおばさんなど、強烈で楽しいキャラが勢ぞろい。1巻から10巻まで、一挙に刊行します。もうあなたは幸せモンだあ!

昨今のゆるい4コマ漫画に慣れきっていたせいか、ほとんどのキャラがサイコパスみたいな振る舞いを平然とするこの漫画を久しぶりに読んで衝撃を受けた Σ(゚∀゚;)

面白いは面白いんだけど、"昭和"というか"平成初期"の時代感が現代の感覚で読むと若干きついw

『少年アシベ』もそれなりにブラックなネタがあったような記憶があるけど、こっちはもっと意地悪というか優しくない世界な感じ。有吉はどうでもいいけど、イトコのボクちゃんの扱いがかなり酷かった。あとランスロットもちょっと可哀想なことが結構あった。

妻の方は親子共々かなりいかれていた記憶はあったが、夫親子の方もそれなりにいかれていた。つーか登場キャラのほとんどがちょっとおかしいw

唯一まともだったのは人見知りの隣人奥様くらいか…?
たきえの夫も一応常識人か。あとはエリカと小柳先生もかな。
目方探偵は良い人。

光彦や接待博士三人衆とか結構好きなキャラもいたが、途中から出てこなくなって残念だった。

『まんがくらぶ』の連載後、何年かの間をおいて『漫画アクション』に移籍した続編(?)も10巻に収録されていたが、この時初めて主人公夫婦に名前がついた模様w

全然関係ないけど、森下裕美って、山科けいすけと夫婦だったのか Σ(゚∀゚;)
『かっとびハート』を何冊か持っていたような記憶があるな。
『C級さらりーまん講座』も面白かったような…
あと、『松本亨の株式必勝学』は好きだったわ(・∀・)マイカイアラセキカッテオワリダッタケド

まあ、毒に当てられすぎなければ、十分楽しめる作品ではある。

ランスロットだけが癒やし。だがしかし続編で松本くん化してしまうw

少年の町ZF 平野仁/小池一夫 全9巻

東京郊外で平凡な暮らしを送っていた真庭典明は、ある晩愛犬と散歩中に「ラポック光」と呼ばれる光を発する正体不明のUFOを複数目撃、そのうちの1機が姿を消した高陣山の樹海を捜索する。彼を待ち受けていたのは、とんでもない運命であった。コミック原作の巨匠小池一夫が、青春の尻尾の平野仁と再びコンビを組み、奇想天外な SFミステリに挑戦した傑作!

突っ込みどころや首を傾げてしまう箇所は沢山あったのだけれども、現代漫画にはもはやないストーリー文法や表現がかえって目新しく感じ、最終回まではかなり引き込まれて楽しんで読んだ(・∀・)ダガシカシサイシュウカイガ…

典明の論理展開がマジ意味不な時が結構あったのだが、まあそれはいつもの"小池一夫節"としてスルーしたw

その代わりというか少年物だったからか「なぜエレクチオンしないのぉーヽ(`Д´)ノ」がなかった。でも濡れ場というかお色気サービスは何回かあったりするw

1976~1979年の連載でオカルトブームおーのー真っ盛りだった所為か、色々と設定が凝っていて読み応えがある部分もあった。同時になんだかなー(・∀・)と思う点も多々あったw

打ち切りだったのか、小池一夫が飽きたのか、最終回の急展開はちょっと酷いと思ったw
アッシュにそんな権限あるのかよってw

俺氏を始めとする最終回を読んだ読者諸氏の顔( ゚Д゚)ポカーン

夜叉鴉 荻野 真 1巻

この世の生者に害をなす荒魂を狩りだし、死の国である常世(とこよ)に送る夜叉鴉の活躍を描いたアクションファンタジー! 強い怒りや悲しみ、怨みを持つ死者の魂が放置されて現世に留まれば、それはこの世に害をなす恐ろしい荒魂と化す。熊野真宮の宮司を務めるノーテンキな青年・那智武流(なち・たける)は、八咫鏡が鳴り響く時、邪悪な荒魂を狩り出す熊野闇検校・夜叉鴉になって天空を舞う!!

『孔雀王』の荻野真が神道系ネタで描いた作品…?
1巻しか読んでないので、今後どういった展開になるかよくわからないけれども、この巻では怨恨絡みの怨霊退治の話がほとんど。

『孔雀王』と違ってアシスタント&サービス要員である女の子キャラが最初から3人出てきてわちゃわちゃしていた。

最後に出てきた明日美も夜叉鴉ガールズに加わるのかな?

もう少し先の巻まで読まないと面白いかどうかはわからないねぇ…( ゜σ・゚)ホジホジ

本編の戦いよりも"熱い"住吉とジイの対立(`・ω・´)

邪学者姫野命シリーズ 愛蔵版1 麒麟伝 飯田耕一郎

主人公・姫野命(ひめの・みこと)は占星術師、というのは表向きでその実態は超一流の霊能力者。その彼女が危険を感じる者が現れた。フリーライターの任谷典夫が『ヒマラヤの仙人を訪ねて』という雑誌の企画でインドに訪れたときに知り合った、キム少年の存在だ。彼は仙人の息子で未来の出来事を予言する能力を持っているのだ。「恐ろしい光が日本に落ちる!」といった核爆弾を意味するような予言を多くの人たちが信じるようになれば、パニックが起きてしまう。姫野命はこうした超常現象的な事件を次々と解決していく!

つまらなくはなかったが、それほど、心に来なかった。
つのだじろうとかの霊界系漫画に辟易してしまって興味がなくなってしまっているから(ノ∀`)
別段、霊能力バトルとかを期待しているわけではないのだけれど。

特に感想はないな…

絵柄は線の細い綺麗な感じだったねぇ

はらぺこツーリングルメ ~うまいもんに会いに行く~ 磯本つよし

祖父の空き家確認で静岡を訪れたひろしは、
近くの居酒屋で食べたおでんの味になぜか既視感を感じて……?(「静岡のおでん」)
旅情とグルメと、たまに人情、恋情、家族愛。
“バイクに乗ってぶらりメシを食う”
12編のツーリングルメ。

絵柄は可愛い感じだし、ほっこりとした話も多かったが、俺氏は
食にもバイクにも興味が薄いので、そんなには。単話だしね。

この手のグルメ系漫画は週刊誌の箸休め的には楽しめるんだけど、単行本になると、読んでてお腹いっぱいになっちゃうんだよねぇ…

実写ドラマとかの原作には向いてるとは思うけど。

作者はバイクが好きなんだろうな(・∀・)

新撰組風雲録異聞 沖田総司 平野 仁

これが「青春の尻尾」の平野仁が描く沖田総司だ!近藤勇や土方歳三に見守られながら新撰組の青年剣士として成長していくアクション時代劇。平野仁の圧倒的な描画力と相まって迫力の真剣ドラマが堪能できます。

『少年の街ZF』の平野仁の作品。
沖田総司にフィーチャーした漫画と言えるが、正直なところ、舞台としての幕末、新選組というだけで、あんまり沖田総司である必然性はないような気がしないでもないw

でもまあ、内容的には悪くはなかった。

結局、子胡ねこ?ってなんだったんだろ?