SPRITE 有村しのぶ 全10巻
男子高校生・高村徹は、母の長期入院と大学受験のため遠い親戚にあたる女子高生・朔本真奈美の家に居候中。大人しく清楚で優しい真奈美は、その可愛さ故に一部の女子から嫌がらせを受けていた。ある日、体育館裏でクラスメイトの緒形千晃らからリンチを受け、パンツを脱がされるという屈辱的な仕打ちを受けた真奈美は徹の呼びかけにより覚醒。いじめっ子達をコテンパンにやっつけてしまった。なんと真奈美は二重人格であり、ヘビーで破天荒なもう一つの人格「ナミ」が存在するのだという!しかも真奈美自身は「ナミ」の存在に全く気付いていなくて…!?なぜかモテる徹を囲み、美女たちの熱い恋のバトルが燃え上る新感覚ラブコメ!
ヤングキングで1994年~1997年頃に連載されていた作品。
ヤングキングを購読していた頃は目を通していた記憶があったけど、最終回までは読んでなかったような。
絵柄は古いというかシンプルなので、そんなにエロでもないだろうという認識で読み始めたが、せっくるシーンはほぼなかったものの、ある種のエロさはあったかな。変態的な要素というか羞恥的な要素で。エロコメというかエッチコメディですね。略すとエッコメですね(・∀・)エチコメカナ?
途中の回にある万引きとかはどうかなと思ったが、トータルではそれなりに楽しめたし、終わり方もまあアレでいいのかなというか、そこで回収するんだなという読後感が残ったw
空飛べ! プッチ 完全版 おおひなたごう
雲の上にある、空飛ぶウサギの国・ネザーランド。飛べないウサギのプッチは行方不明のママを探すため、健気に練習に励むけどなかなか飛ぶことができません。かわいそうなプッチは今日もひとり、つらい現実から目を背けるため、エアクッションをプチプチプチプチプチプチプチ……。
少女漫画誌掲載だったからか、おおひなたごうにしては可愛い寄りだったりする作品だったか…いや、そうでもないかw
つまらなくはなかったが、人に勧められるかといえば、少し難しいところであるw
パワフル 西 尚美
新米婦警・加納知花良は、世田谷東警察所交通課勤務になった。いつでも全力投球の知花良は、今日も、商店街に違法駐車している車に傷をつけた犯人を捜している。犯人は複数の車に釘で傷をつけていた。そこで、ビルの屋上で張り込みをし、ついに犯人を見つけ出す。それは意外にも、知花良の知り合いの少年であった…。
住まいにまつわるほっこり話を紹介する「幸せの住家さがしましょ」全3話も併録。
西尚美は大和和紀のアシスタントをしていたからか、その辺は全く関係ないのかわからないが作風というか主人公達がカラッとした感じの性格なので、読んでいて疲れなかったかな。表題作の『パワフル』も併録『幸せの住家さがしましょ』もぼちぼち良かったかな(・∀・)
作者は今年で70歳だけど、まだまだ現役なんだね。
岸辺露伴は動かない 荒木飛呂彦 1-2巻
杜王町在住の人気漫画家・岸辺露伴。好奇心に溢れ、リアリティを追求する彼が、さまざまな取材先で体験した恐怖のエピソードとは…!? 『懺悔室』『六壁坂』『富豪村』『密漁海岸』『岸辺露伴 グッチへ行く』の5編を収録。
シリーズ第2弾は『望月家のお月見』『月曜日 天気-雨』『D・N・A』『ザ・ラン』の4編を収録。
買っておいたけど富豪村くらいまで読んで放置していた(ノ∀`)
高橋一生の実写化ドラマで何作かの話は知っていたけれど、それはそれとしてそれなりに面白かった。
『ザ・ラン』とかは実は観逃していることに気づいた。
加えて『密猟海岸』も観逃したことに気づいたわ…_| ̄|○
『望月家のお月見』『月曜日 天気-雨』はなんだか良くわからんね(´・ω・`)
他の良くわからんと言えば良くわからんのだけどw
アリサ! 平野仁 全8巻。
空手部で練習に励みながら当たり前の学園生活を過ごしていた少女・アリサ。だが、その日常は16歳の誕生日の前夜、突如終わりを遂げる。黒ずくめの男たちの集団が家に押し入り、両親を殺害したのだ。襲い掛かる男たちからアリサを救い出したのは、大型の拳銃を手にした近所のタバコ屋の主人だった――。タバコ屋の主人はこの世界でのアリサの護衛役で、実はアリサは、複雑に重なり合う多重世界≪パラレルワールド≫を統治する能力を持つ「第一執政官アウラ」の娘だという。そして、その血族の最後の一人だと…。「ソロン」と呼ばれる追っ手から逃れるため、導かれるがままに別の世界へと逃れたアリサ。目を覚ましたのは慣れ親しんだ自分の街。すべては悪い夢だったと思おうとするが…家には見ず知らずの他人が住み、学校の友人たちも誰もアリサを覚えていない…。この時から、多重次元を股にかけたアリサのたった一人の戦いが始まった…!『週刊初年チャンピオン』で人気を博したSFアクション巨編!
俺氏が読んだ版は全8巻だったが、1巻が100ページ弱だったので、元々は全4巻だったのかな?
普通に面白かったけど、何の説明もなく終わるというか、アリサが新たな場所へ向かうところで終わってしまう。
考えてみれば『少年の町ZF』も途中で打切り風呂敷畳パティーンだったしな。
SF漫画の最後はだいたいこんな感じか…(´・ω・`)
KATSU! あだち充 全16巻
ふとしたことからボクシングを始めることになった里山活樹と、天性のボクシングテクニックを持つ女の子・水谷香月が繰り広げる、熱血!? 青春ボクシングストーリー。
サンデーうぇぶりで読了。まあまあ面白かったけど、打ち切りかなんなのか、突然風呂敷を無理やり畳んで終わってしまった感じがする作品。
『クロスゲーム』の朝見水輝のように活用出来ずに捨て駒になったイケメンキャラ・紀本高道が可哀想だったなw
つーか、執筆順で言えば『KATSU!』(2001~2005)、『クロスゲーム』(2005~2010)なのか。
紀本の失敗を水輝で繰り返したんか、充…( ゜σ・゚)ホジホジ
内田もなんだかなぁ…連載が続いていたら、南条理子とかとくっつく可能性でもあったんだろうか。
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