無料配信漫画等々をいろいろ読んだ(・∀・)-125

鉄鍋のジャン 西条真二/おやまけいこ(監修) 全13巻

東京の中華店の頂点と目される五番町飯店に突如訪れた、傲岸不遜な料理人・秋山ジャンが繰り広げる、奇想天外な料理バトル漫画

と言ったところかな。

名前や絵柄は知っていたけれども、実際に読んだことはなかったので、なんかのセールの時に買って読んだ。まあ、普通に楽しめた(・∀・)

ジャンは糞みたいな性格だけども、人間的な脆さも持ってるところがあったので、まあいいかなとw

もっと糞野郎の大谷日堂の存在が良い感じの味付けだったのかもしれないw

五番町霧子を始め、主要女性キャラが皆、異常なくらいの巨乳なのは作者の趣味なんだろうか。

各巻の最後にある、1ページの「解説 ジャンへの道」で、おやまけいこが作者の西条真二を悪しざまにボロクソに書いていて笑ったw
仲が良かったから書けることなのか、ガチで仲が悪かったのかは不明w

おやまけいこはもう亡くなってるのかな、ぐぐった感じでは。

続編の『鉄鍋のジャン!R頂上作戦』というのがあるようだけれども、おやまけいこ監修じゃなくて、ノリも若干違うようになってつまらないとあったので、まあ読まなくてもいいかなと思った。なにはともあれ、今作は面白い作品だったと思う。

そうそう、一番怖いキャラは伍行壊でも黄蘭青でもなく小此木だと思う(´・ω・`)アイツ,ワライナガラヒトヲコロシソウ

悪役同士のバトルも意外と面白いものだ(・∀・)

首狩族 川崎三枝子/藤本義一 全4巻

加納康子、28歳。その妖艶な裸体を晒し巨大なベッドに寝そべりながら、彼女は考えていた。「うちは男の生気を吸い取ってんかもしれへんな……」大阪でホステスをしている康子は、その肉体を武器に何人もの男を惑わせ、溺れさせてきた。しかし本当に愛した男はヤクザの抗争で殺された。彼のことを忘れられないまま金づるのオヤジに抱かれていた時……その親父が突如腹上死! 康子と関係した男は死んでしまう……本当に、彼女は男の命を吸い取って生きている魔女なのか……!?

んー、まー、つまらないとまでは言わないけれどもあんまり来なかったですね(´・ω・`)
設定が設定なのでエロシーンを川崎三枝子が濃厚に描いていて、それはそれで良かったんですけども。

首狩族というより女郎蜘蛛の方が相応しい感じの展開になっていったような…(´・ω・`)ケイコガチョットカワイソウナキガシタ

原作の藤本義一って11PMに出てた作家の人なのかな?
最初の方に出てきた日本画の先生のモデルになってたりするんかな?

そういえばヒロポンどうしたっけ(´・ω・`)?

そういえば荒木への執着も結構あっけない終わり方だったな…

栄光なき天才たち 大合本版 森田信吾 全4巻

「父上様、母上様、三日とろろ美味しゆうございました。干し柿、餅も美味しゆうございました…」 かつて日本中に衝撃を与えた、オリンピックメダリスト・円谷幸吉の突然の自殺。彼を自殺に追い込んだもの、それは「国家」であり、「私たち」であった…。後世に残る輝かしい功績や能力を持ちながらも、不遇の人生を強いられた「栄光なき天才たち」。彼らの壮絶な生涯を追った偉人伝シリーズ。円谷幸吉、泣けます。

読んでいる時は特に気にせずにいたのだけれど、このエントリを起こす際にふと気づいた…
「あれ、昔読んだ南米かどっかの事故死したプロボクサーの話って載ってったっけ(´・ω・`)?」

Wikipediaの項目を見て、更に気づく。
「そうだ、鈴木商店も樋口一葉も載ってねぇヽ(`Д´)ノ」

その段になってようやく、これが全話収録じゃなくて一部だけを合本にしたものだということを理解した(ノ∀`)マァイイカ

アベベ・ビキラ 円谷つむらや幸吉

  • 円谷は"つらや"じゃなくて"つらや"ということを初めて知る。
  • 漫画内では相思相愛の関係として描かれていた栄子は、実際には乗り気じゃなく、円谷の暴走だったみたいな内容の取材記事があるらしい。本人がそう答えてはいるらしいけれど、まあこれについては何とも判断がつけにくいな。円谷の自殺から27年後の1995年の取材らしいし。取り敢えず円谷の父と吉池が衝突していたということだけは確かなようだけども…
  • アベベの方も41歳という若さで亡くなってるんだねぇ(´・ω・`)

他の収録人物は、
D・W・グリフィス(映画監督。「国民の創生」、「イントレランス」などを製作。)
マリリン・モンロー(俳優。言わずもがなのセックスシンボル。)
2万2千坪のユートピア(これは第11回青年漫画大賞準入選作品なのかな?)
スウェン・ヘディン(スウェーデンの探検家。中央アジアの"桜蘭廃墟"、"さまよえる湖 ロブ・ノール"、"トランスヒマラヤ"に関わる功績。)
澤村栄治(野球選手。言わずもがなの名投手。)
川島雄三(映画監督。「幕末太陽傳」などを製作。)
島田清次郎(作家。「地上」を著作。)
浮谷東次郎(レーサー。「がむしゃら1500キロ」「俺様の宝石」等の著作も残す。)
佐藤次郎(テニスプレーヤー。世界の名プレーヤー達を破った。)

つまるところ、単行本の5、7、9~12、17巻を合本にしたということかな?
なんでこんな収録になったんだろう?
初期作品は短編が多かったからなんだろうか?
或いは遺族からクレームがあったり、許諾が得られなかったとかなのかな?

まあそれなりには楽しめたのでいいんだけども…
いつか「地上」や「がむしゃら1500キロ」を読んだり、「イントレランス」や「幕末太陽傳」を観てみようかな…(´・ω・`)ミルトハイッテナイ

カオナシかな(´・ω・`)?

女医レイカ 嶺岸信明/剣名 舞つるぎな まい 全18巻

美貌の心療科医師・氷室レイカ。彼女の元には心の病に苦しむ様々な患者たちが集う……。
歌手の森中ミーナが手首を切って自殺を図り、レイカのいる城南大学付属病院に搬送されてくる。一旦は落ち着きを取り戻すも、今度は投身自殺を図ろうと屋上の縁に立つ。皆が説得を試みる中、レイカはミーナの横に立つ。手首には古いリストカット痕。そして……!

1巻を読んだ時は心理学系の病院物かなと思っていたが、少し違った。
もちろん心理学・精神分析学系のお話なんだけども、結構殺人事件とかそういうサスペンスの回が多かったように思える。

巻末の怪しい心理学クイズとか現在の心理学・精神分析学の現場だと異なる見解になるようなこともあるとは思うが、まあそれはそれとしてそれなりに面白かったかな(・∀・)

シナリオの剣名舞は現在、編集プロダクションかなんかの社長とか大学の客員准教授をやっていて、嶺岸信明は麻雀漫画系に進んで『天牌』とか描いている模様。

意外とあっさりとした終わりだった。

テルマエ・ロマエ ヤマザキマリ 全6巻

紀元前128年、第14代皇帝ハドリアヌスが統治し、かつてない活気に溢れているローマ。すべてに斬新さが求められるこの時代、古き良き浴場を愛する設計技師のルシウス・モデストゥスは、生真面目すぎる性格が時代の変化に合わず、職を失ってしまう。落ち込むルシウスは友人に誘われた公衆浴場から、突然現代日本の銭湯にタイムスリップしてしまい……!?

まあまあ面白かった(・∀・)
ローマの話とかよう知らないので、中々ためになった(・∀・)ダガシカシホトンドワスレタ

映画はヒットしたけど、作者のヤマザキマリが正当と思われる対価を得てなかったらしい。
映画化は十数年前の話なので今はもう少しマシになっているのかもしれないが、今も尚、作者軽視で盗人根性の塊のような映画会社や出版社が跳梁跋扈してるんやろな…( ゜σ・゚)ホジホジ

続編が少年ジャンプ+で連載されている模様。

わかる、その気持ちはよくわかるよ、ルシウス(・∀・)

絶対可憐チルドレン 椎名高志 全63巻

増え続けるエスパーが軍事・外交・経済などの国際競走のカギを握るようになった21世紀。日本国内では3人しか確認されていない最強超度(能力レベル)のエスパーである薫、葵、紫穂の3人は、特務エスパー「ザ・チルドレン」として難事件の解決に日夜奔走中である。しかし、凄まじい能力を持っているとはいえ、彼女たちは弱冠10歳の女の子。チルドレンの現場主任である20歳の科学者・皆本は、オマセで生意気な3人に振り回されっ放しの毎日で…

サンデーうぇぶりで読破した(`・ω・´)ナガカッタ…
元々『GS美神 極楽大作戦!!』が好きだったので、いつかは読もうと思っていたが、その長さゆえにずっと躊躇していたw

普通に面白かったです(・∀・)

異論反論はあると思うが、この漫画のヒロインは皆本だったと思う(・∀・)

兵部京介、ユーリ、紫穂辺りの若干壊れ気味なキャラ達が好きだったw
ストーリー的には兵部や不二子が過去のしがらみから解き放たれたり、〆をあの無能というかお邪魔キャラとも言える長官が言ったりするところが好きだったかな。

劇中に色んなシチュエーションを生み出して色んな漫画路線を描けて、作者も楽しんで描いていたのではなかろうかw

アニメ版は小学校編くらいで終わったんだったかな?
色々不適切な発言多いしな、この漫画w