適当にテレビ等で観た映画やらドラマなにやら(57)

トラック野郎 御意見無用

日本列島一人旅と意気がる11トントラックの運転手・星桃次郎は、家を持たず金財産をトラックに注ぎ込んでいる。そんな桃次郎の世話を何かと焼いているのが未亡人運転手のモナリザお京。桃次郎の相棒は4トン半の松下金造で、金造は川崎の安アパートに女房君江と息子4人娘3人の9人家族で住んでいる。桃次郎と金造は、東北のドライブ・インで新顔ウェイトレスの洋子を知り、桃次郎は洋子に一目惚れ。

シリーズの第一作。
まあまあ面白かったかなぁくらいで。
色々とエピソードを綺麗に詰め込んではいたなとは思った。
ソープランドのシーンでおっぱいあったよ(・∀・)

マドンナポジションの洋子役は中島ゆたかというファッションモデルから女優になった人みたい。
スタイルは良いけど、若干顔が縦長で俺氏の基準ではそんなに美人じゃないなぁと思いながら観てたけど、ファッションモデルの人だったと知って、ちょっと合点がいった。冨永愛とかを美人と思わない感覚と似たような感じだな。

モナリザお京役の夏純子はソフトエロ系とか不良系とか色々やってた人。
お京の兄・竜崎勝役の佐藤まことはキャラ的にかっこいい良い人だった(・∀・)

千吉役の湯原昌幸はよく知らないな。
洋子の恋人の松岡明役の夏夕介は『キョーダイン』のスカイゼル役を演じていて、2010年に59歳で逝去したらしい。

松岡が居眠り運転で人を轢き殺して、賠償金支払いの際に"毎月の支払いに対して「銀座の一晩の払いにもならない」と嘲"られみたいなくだりがあるけど、いや、お前、人轢き殺してるからさぁ…(´・ω・`)とちょっと思った。

愛川欽也演じる金造のくだりも中々暗い(´・ω・`)

竜崎兄妹くらいしか救いがありませんね、この作品。

よくよく考えてみると『男はつらいよ』の翻案なのかな
何となく頬骨の辺りが兄妹のリアリティがあった。

サタデー・ナイト・フィーバー

ニューヨーク、ブルックリンのペンキ屋で働く青年トニーは、変化のない日常にうんざりしていた。そんな彼の唯一の楽しみは、土曜の夜に着飾って街へ繰り出し、ディスコで踊り明かすこと。ある日、いつものようにディスコを訪れた彼は、新顔の魅力的な女性ステファニーと出会う。素晴らしいダンスを踊るステファニーに惹かれたトニーは、彼女の自立した生き方に刺激され、自身を見つめ直していく。彼女と新しい人生を始めるため、優勝賞金500ドルのダンスコンテストへの出場を決意するトニーだったが……

もっとハッピーな気分にさせてくれるような明るい作品かと思って観たら全然違ったわ…(ヽ'ω`)

トニー自体もかなりアレだが友達のやつらは糞野郎だし、トニーが恋い焦がれたステファニーもまた空しくあがく虚像の存在だったし…(´・ω・`)

ドナ・ペスコウ演じるアネットは、結果的に遭った被害よりも、その浅はかさというのか愚かさそのものが哀しい(´・ω・`)

まあラストに一筋の光明を感じるのであれば、ハッピーエンドと思えないこともないけども…

鬱屈したものを晴らす場所だったのか、ディスコは。

デブゴン4

“スリ”の常習犯が密輸団の宝石を盗んだことから大事件に巻きこまれるというクンフー・コメディ。

PrimeVideoで観た。
『ピックポケット!』が正式名称になるのかな?
まあまあ面白かったとは思う。

向こうの映画っておっぱいをもろ出ししないと思ってたけど、二回ほどあったな。
同じシーンの使いまわしだったようにも思えたけど。
おっぱい自体はボディダブルかな?

あと、結構バシバシ敵を殺していったのも意外だったw

途中であれ?と思っていて、最後ああやっぱりという感じでストーリーに意外性はなかったが、まあそれでもそれなりには楽しめた。

サモ・ハン・キンポーが若かったわ(・∀・)

リバー流れないでよ

京都・貴船の老舗料理旅館「ふじや」で仲居として働くミコトは、別館裏の貴船川のほとりにたたずんでいたところを女将に呼ばれ、仕事へと戻る。だが2分後、なぜか先ほどと同じ場所に立っていた。そしてミコトだけでなく、番頭や仲居、料理人、宿泊客たちもみな、同じ時間がループしていることに気づく。2分経つと時間が巻き戻り、全員元にいた場所に戻ってしまうが、それぞれの記憶は引き継がれるのだ。人々は力をあわせてタイムループの原因究明に乗り出すが、ミコトはひとり複雑な思いを抱えていた。

PrimeVideoで観た。
これは普通に面白かったわ(・∀・)

タイムループの原因はどうなんだろうかと思わぬこともないがw、コンパクトにまとめられていて観了感が清々しいところが気に入った。最初タイムループの原因はあの男の子にあるのかと思ってたわw

実際に舞台でやるには難しいけど、なんか演劇風だなと思って観ていたが、ヨーロッパ企画製作なんだな。

舞台でやるには暗転を二分毎にやるとかしないと実現出来ないもんなぁ。
背景はプロジェクター投影とか背景等を描いた布をシーン毎に上から垂らしたりしないと無理だしなぁ。

久保史緒里がラジオで以前ヨーロッパ企画の方と仕事をしたことがあって的なことを言っていたが、この作品のことだったのかな。エンドロールを見るまで、あの子誰だったんだろうって思って観てたけどw

またいつか観よう(・∀・)

人数多い割にロールがはっきりしているのも見やすかった点かな。

宇宙人のあいつ

人間の生態調査のため、23年前に土星から来た宇宙人は、真田家四兄妹の次男・日出男として、長男・夢二、長女・想乃、三男・詩文と暮らしていた。家族というものがわからない日出男は、夢二から、家族とは自分よりも大切なものがあることだと教えられる。真田家のさまざまな問題が起こる中、日出男が地球を離れる日が近づいてくる。日出男に残された時間はあと3日間。人間としてやり残したことをやり遂げるため、日出男の地球での最後の奮闘がはじまる。

PrimeVideoで観た。
まあまあ面白かったかな。
こちらもコンパクトなお話で。
バナナマン日村が長男の夢二、伊藤沙莉が長女の想乃、柄本時生が次男の日出男、柄本時生の三男の詩文という真田一家。

嫌がらせをしてくる嫌なやつ・宍戸博文が細田善彦で、想乃の同僚でシングルマザーの中野あかり役が関めぐみ……関めぐみ( ;・´ω・`)ゴクリッ?

ドラゴンボールエボリューション』に出てた人か…(´・ω・`)

声のみの出演で井上和香やバナナマン設楽が出てたのか。
気が付かなかったわ。

あかりの娘のゆめがなんか変な子だったから、発達障害的なものをミスリードさせていて、実は別の宇宙人とかなのかと思っていたが、そんなことはなかった(ノ∀`)

これも演劇風といえば演劇風だったかも。

ウエスト・サイド物語

ニューヨーク・マンハッタンのスラム街を舞台にイタリア系のジェット団とプエルトリコ系のシャーク団の抗争と悲劇を描く。

PrimeVideoで観た。
「名作いうても、60年以上も前の作品やろ? みんな、想い出補正とか懐古主義でもてはやしてるんやろ( ゜σ・゚)ホジホジ?」という、『サタデー・ナイト・フィーバー』で期待を裏切られて、やさぐれていた俺氏が懐疑的な目で観始めてみたが、なるほどこれは名作と言われてもおかしくない作品であった(・∀・)

もちろん、「お前、ここで歌うんかい(・∀・)」とか「お前ここで踊るんかい(・∀・)」とか「何やお前はここで歌わんのかいヽ(`Д´)ノ」的部分も多々有り、ツッコミを入れたくもなったりしたが、元が舞台のミュージカル作品であることを踏まえれば、まあそれはそれでしょうがないなという感じw

ラス・タンブリン演じる、ジェット団のリーダーのリフの声が塩沢兼人だったから、ソースはTBS版だから、本放送時にカットシーンがあったのかと思っていたが、WOWOW版で千葉一伸という人が追加録音をしているようなので、WOWOW版の可能性もあるか。まあどっちの版かわからないが、何シーンか吹き替えが存在しない原語+字幕のシーンがあったような…それともあれは歌のシーンだったんだろうか……?

ストーリーは『ロミオとジュリエット』の対立する2つの公爵家を、ポーランド系アメリカ人のジェット団とプエルトリコ移民のシャーク団に翻案した感じ。


プエルトリコはキューバの隣のイスパニョーラ島(ハイチ/ドミニカ共和国)の隣に位置するプエルトリコ島と幾つかの島々で構成されている、アメリカ領でプエルトリコ自治連邦区ということらしい。1950年代~1960年代に大量にアメリカに移民したとか。中盤くらいのシャーク団アジトでの男女分かれてのダンスバトル(?)で色々と移民の状況が説明されてた。

Wikipediaには

スペイン語でプエルトは「港」、リコは「豊かな」を意味し、プエルト・リコは「豊かな港、美しい港」の意である。

とあった。もしかしたら日本人の女の子で"りこ"という読みの子の名前にはこういう意味を被せてたりする人もいるんかな?

この辺の移民問題は今でも続いているのかもしれないけど、この当時でも大きな問題だったのかな?

『サタデー・ナイト・フィーバー』でもプエルトリコ人のダンサーが出てきていたような気がする。


何はともあれ、映像は古かったが、なんか色々とオサレでよく練り込まれている感じがあった。

まあ、原作である舞台があるからってのもあるんだろうけれども。踊りも決まってたし、映像テクニックとかよく出来ていたと思う(・∀・)

いつかまた観たい(・∀・)

最初、リフが主人公かと思ってたわ(´・ω・`)
中尾ミエとか野川由美子を彷彿させるアニタ役のリタ・モレノ。
マリア役のナタリー・ウッド。
ロシア系(?)なのにプエルトリカンの役をやっていた。
トニー役のリチャード・ベイマー。
ナタリー・ウッドは早逝したけれど、こちらは健在の模様。
ナタリー・ウッドの腋見せシーン(*´・ω・)
「ここで踊るんかいヽ(`Д´)ノ」と思ったシーンw
原作の舞台とではちょっと違うらしい。