投稿者: moleking

『キャノンボール』を観た

キャノンボール

非合法のアメリカ横断公道レースのお話。ジャッキー・チェンやロジャー・ムーア等の多数のスターが登場する。それなりに面白いけど95分の作品に登場人物が多過ぎかつ詰め込みすぎでダイジェスト的な映画になってしまった感は否めない。

なぜジャッキー・チェンとマイケル・ホイは日本人コンビにさせられたんだろう。
乱闘シーンではカンフーだし、どうみても日本人には見えないが日本車チームを出すためだったのかな?無闇にお辞儀をするシーンがあったが、海外から見たらやはりお辞儀は奇異に映っていたんだなぁと思ったw

一応主人公はJ.J.マクルーア(バート・レイノルズ)とビクター・プリンズム(ドム・デルイーズ)の救急車コンビ。これに雇われた医者のニコラス・ヴァン・ヘルシング(ジャック・イーラム)、半ば拉致同然で連れて行かれるパメラ・グローバー(ファラ・フォーセット)を加えた四人組でレースを進めて行く。ジャック・イーラムは凄い形相だけど、味があって良い。ファラは一応マドンナポジションだけれども微妙なキャラだったかな。

美女コンビもアメリカ的美女なのでいまいち。

マッドドッグ(リック・アヴィルス)とバットマン(アルフィー・ワイズ)のコンビがブラック魔王的ポジションなのかと思ったが違った(ノ∀`)
モーリス・フェンダーバーム(サミー・デイヴィスJr.)とジェイミー・ブレイク(ディーン・マーティン)の神父変装コンビこそがそのポジションだったような。
この二人はフランク・シナトラコンビと呼ぶべきなのかな?

この他にシーン毎に助手席の女性が変わってるロジャー・ムーア、ファラフェル王家(アラブ?)の王子様やバイクに乗った企業の社長?など。


カーアクションはぼちぼちあるけど、冒頭のカウンタックが肝なのかな。
ジャッキーのためなのか後半の盛り上がりのためかアクションシーンが挿入されている。ドタバタアクションだが、ビクターが好きならそれなりに楽しめるかな(・∀・)

これも「スティール・ボール・ラン」の元ネタなのだろうか。
それともあれは「グレートレース」や「チキチキマシン猛レース」が元ネタなのかな?

まあしかしアメリカは広いのぅ…

『マイケル・ムーア in アホでマヌケな大統領選』を観た

マイケル・ムーア in アホでマヌケな大統領選

人口の75%がモルモン教徒であり、共和党支持勢力が強いユタ州のオレム市にあるUtah Valley State College(UVSC)の学生会が民主党支持(正確には反共和党?)のマイケル・ムーアを講演会に招いたことから始まった大騒動を記録したドキュメンタリー。

UVSCは2008年にUtah Valley Universityになったらしい。単科大学から総合大学に昇格したんだろうか?

原題は「This Divided State」。直訳すると「この分断された州」?
なんでこんな邦題にしたんだろうか(´・ω・`)


モルモン教って言うと刺激物を摂ってはいけないとか斉藤由貴が入ってるとか街中でスーツっぽい服装の自転車に乗った二人組の外国人が勧誘してるというイメージしかないな。詳しいことはよくわからないのでぐぐる。

モルモン書を読むと色々と酷いw

入手および翻訳の経緯
1823年9月21日ジョセフ・スミス・ジュニアはモロナイと名乗る神の使者に黄金の板の聖なる文書の存在を告げられ4年後18歳になった時に掘るようにいわれた。
(略)
なお、箱の中にはほかにウリムとトンミムという道具が入っていた。
ジョセフ・スミス・ジュニアがウリムとトンミムを使ってこの文書を翻訳口述しオリバー・カウドリとマーティン・ハリスが英語で筆記した。原典である黄金の板は翻訳の後、天使へ返還したとされている。

公開された英文の内容
モルモン書全般にわたって記述されている内容は、大きく分けて歴史的な記録と神の教えである。
内容は紀元前600年頃(預言者エレミヤの時代)、エルサレムからアメリカ大陸へ渡ったリーハイとその家族から始まり、その地において、神に従順なニーファイ人の子孫と神に背くレーマン人の子孫が対立、抗争しながら大陸全土に増え、最終的には慢心したニーファイ人がレーマン人に滅ぼされるまでの「歴史」である。 またそれに加えて、バベルの塔の時代に同様にアメリカ大陸に移動してきた2つの民族の興亡の記述もある。
モルモン書の記述の中には、復活したイエス・キリストが古代アメリカ大陸に訪れたという記述が見られる。

方向性は違うが存在的にエホバに近いかな。
「スティールボールラン」ってこのモルモン書のネタを採用してるんだろうか?
 

現在ソルトレイクシティになっている、グレートベースンにまで旅をして、宗教的社会を築いた。イリノイ州ノーブー市における宗教的対立が激しくなり、モルモン教徒たちは不利となったため、当時のモルモン教徒の最高指導者ブリガム・ヤングが教徒達に西へ行くようにと指示した。
モルモン開拓者

というような流れでユタ州にモルモン教徒が住み着いて勢力を拡大し続けたらしい。

まあユタはそういう戒律の厳しい教徒達が沢山住む保守的なところらしい。

この映画は2004~2005年くらいのもので2008年時点ではモルモン教は58%らしい(ユタ州)
そんなに急減するもんなんだろうか?
もしかして75%てオレム市だけなのか、公称なのかな?


マイケル・ムーアは名前は知ってるが、詳しくは知らないw

マイケル・フランシス・ムーア(Michael Francis Moore[1], 1954年4月23日 - )は、アメリカ合衆国のジャーナリスト、ドキュメンタリー映画監督、テレビプロデューサー、テレビディレクター、政治活動家。

ふーむ(´・ω・`)

映画内でも出てくるが

『華氏911』 - Fahrenheit 9/11 (2004年)
2004年アメリカ合衆国大統領選挙において、ブッシュの大統領の再選を阻止する目的で公開された。カンヌ国際映画祭での最高賞パルム・ドールを受賞し各国でヒットとなるものの、当初の目的は果たせなかった。題名はイギリスのSF映画『華氏451度』から引用している。

が有名らしいが観てないのでよくわからない(ノ∀`)

まあとにかく共和党が強い地盤のところに反共和党の人間を呼ぼうとしたから大反発が起きたわけか。


狂気的にも思える住民たちも不気味ではあるが、その地域に一生住み続けるかどうかもわからない学生たちがファッション的に、或いは後の就職活動に利用するためだけに活動している感じもまたなんだかなぁという感じに思える。

これは撮った監督は共和党寄りなのだろうか、ショーン・ハニティの軽妙なトークは観ていて面白く、マイケル・ムーアの講演はただただ共和党とブッシュを罵倒するだけのつまらないものに見えた。マイケル・ムーアの講演に賛成する、「クリミナル・マインド」のDr.リードみたいな助教授もみっともないだけだったし。

壇上に上げられたジェシーだかなんかは頑張ってたなw そりゃパニクるわw

映画内でも出てくるが、マイケル・ムーアは元々は緑の党を支持していたけれども、イラク戦争への抗議やブッシュ憎しで民主党支持に回ったらしくてあんまり正当性みたいなものを感じない。

言論の自由とか表現の自由とか散々言っていたけど、「自由」の定義がわからない。
人間という社会的存在である以上、理想論的な「自由」を振りかざし続けるのは愚かしい。現実的な「責務」を伴わないから言っていて楽で気持ちがいいというのはよくわかるけどw

アメリカ人の多くは「自由」という言葉に酔い痴れ過ぎだろう。
それが良いところでもあるがw


ドキュメンタリーであるということを知っていて観るならそれなりかな?

『神の子どもたちはみな踊る』を観た

神の子どもたちはみな踊る

( ´・ω・)エ?

ていう感じの終わり方の映画だった(ノ∀`)
 

ロスの中国系の若者ケンゴ(ジェイソン・リュウ)は、美貌の母イヴリン(ジョアン・チェン)と二人で暮らしている。再生者協会という宗教に情熱を注ぐ母はケンゴに、あなたは神の子だと言い続けている。ケンゴにはサンドラ(ソニア・キンスキー)という恋人がいたが、イヴリンはケンゴを溺愛していた。ケンゴもまた母に欲望を持たないよう、マスターベーションと恋人とのセックスに励んでいた。

 
あのねーうんとねー(・∀・)
 
 
 
 
 
 
ソニア・キンスキーのおっぱいというかヌードが良かった(*´・ω・)

ジェイソン・リュウってなんか変わった風貌って感じだった。
他に何に出てるのかなと思ってぐぐったら、「永遠の僕たち」の脚本をやってたんかΣ(゚∀゚;)


原作は村上春樹の短編らしいが、色々と内容は違うみたい。
原作ではケンゴは母子相姦を避けるためにオナヌやSEXに耽るらしいが、この映画だと母のイヴリン役のジョアン・チェンが微妙なのであんまりそういうのは見えて来ないで、ただの性欲の強い馬鹿青年に見えてしまうw

物語のテーマというか転換点はバスの中でのお婆ちゃんの一言かねぇ?

父らしき人を追って見失い、辿り着いたのは野球のグラウンドというのは「神の子などではなくただ普通の父の居る子」でありたかった、「ペニスの大きい子などではなくただ外野フライの取れる子」でありたかったという心からの願いとそれが叶わなかった現実を表したりしてるんだろうか。

その後のダンスはよくわからないw 
本当は気づいてはいたが受け入れがたく、受け入れることを避けていた現実、自分の中の本当の願いを受け入れざるを得なくなった後のやるせなさを体を動かすことで払拭しようとしたんだろうか。

この一件を経て、お婆ちゃんの言ったように「世界が変わった」んかねぇ。


まああれですよ、繰り返しになってしまうのだけれども、
ソニア・キンスキーのヌードは良かったよ(*´・ω・)

『アオイホノオ』を観た

アオイホノオ

芸大生の主人公が、マンガ家デビューを志す様を描いたコメディー作品。『吼えろペン』が島本和彦自身の現在進行形をモチーフに描いたのと同じく、大阪芸術大学の学生でプロデビュー前の島本をモチーフとした、自伝的作品である。

アオイホノオ

という漫画原作のドラマ。
根拠の無い自信、上から目線、超理論による現実逃避、大きい口は叩くが手がちっとも進まない、現実と直面して途方も無い絶望感を経験する、自惚れによる勘違いといったありがちな若者の特徴が満載の、ある意味で非常にビターな青春物語。

若い人が観たらわからないかも知れないが中年男性が見ると、かつての痛い自分を観ているかのようで、思わず「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」と変な声を出して耳を塞ぎたくなるようなシーンもちらほらある(∩´・ω・)

まあ俺氏は現役で痛い事を言い続けているのだけれど(ノ∀`)

勿論それだけで終わるわけではなく、〆るところは〆る感じで熱い。
最終回の庵野の一言とバイク屋のおっちゃん(島本和彦)のシーンは良かったわ(・∀・)

原作自体は読んだことはないけれども、「燃えよペン」「吠えろペン」は面白かったので、おそらくこれの原作も面白い内容だとは思う。いつか読みたい。まあ原作が面白いかどうかはおいておいても、単純にこれは良い作品だった。

「可哀想なあだち充、俺だけは認めてやろう」はツボに入ったw
あの回、凄く好きw


焔モユル役の柳楽優弥と庵野ヒデアキ役の安田顕が特に良かった。
とんこさん役の山本美月と津田さん役の黒島結菜は顔等は好みではないけれども、キャラとしては非常に魅力的で良かった。

矢野ケンタロー役の浦井健治って人、仮面ライダークウガでン・ダグバ・ゼバの人間体をやっていた人かw あれはこの人が悪かったわけではなかったが、なんか酷かった。

矢野ケンタロー役はある意味では酷いが非常に良い役なので良かったなと思った(・∀・)

矢野ケンタロー登場シーンはかなりカットされたらしいが、DVDやBDでは全て収録されているらしい。矢野登場シーンのことはおいておいてもディレクターズカット版は5話分くらいあるらしいので是非観たいところだが、金が無いのでいつの日にかということで(ヽ'ω`)

佐藤二朗のMADホーリィはちょっとやり過ぎな気がしたw
山賀役のムロツヨシもなんかほとんどムロそのものでちょっと微妙。
ちょい役で市川由衣や柳楽優弥の嫁が出て来てワラタ

小嶋陽菜は悪くはないが、とんこさんも津田さんもかなぐり捨ててというほどの美人ではないと思うのでその辺が微妙だった。

福田雄一は「天魔さんがゆく」が微妙だったがこれは「ヨシヒコ」かそれ以上に良かった(・∀・)

「裁判長っ!おなか空きました! 」も福田雄一作品だったのか。あれも佐藤二朗が出てたけど、そんなには面白くなかったな。「新解釈・日本史」は観てないが、これで浦井健治を気に入ったのだろうか?


最初の方観てないから最初から観直したいわ(´・ω・`)
「燃えよペン」「吠えろペン」で続編作らないかな。
何にしても良い作品だった。


「孤独のグルメ」は初回を見逃して、二話目が韓国料理で柴田理恵が出ると知って観る気無くして、「ここまで来たらこのまま観ないでhuluとかに来た時に観た方が良いな」と思い、結局観なかった(ノ∀`)

「匿名探偵」は非エロ、シリアス風に路線変更してしまったので、途中で観なくなった。非エロ云々前になんか話がつまらなかったな。三浦理恵子も居なくなってたし。あそこまで路線を変えてしまうのであればタイトルも変えてしまうべきだったな。

「獣医さん、事件ですよ」はそんなに面白いってほどでもないけど、演技的には酷くなく、他に観るものもなかったのでなんとなく何回か観た。視聴率は取れなかったようだが、嫌いではなかったな。

「花子とアン」は結局女学校以降は数回観ただけだった。最終回くらいは観ようかと思ったが、最終回前をちょろっと観た時になんちゃって脳科学者の茂木健一郎が出ていたので観る気無くした(ノ∀`)
その前に観た時の蓮子様の白髪頭がツヤツヤしすぎててワラタ
醍醐さんも何故か若いままだったのでワラタ

「マッサン」は泉ピン子を観たくないからパスだな。