年: 2009年

華麗なるスパイ

期待しすぎてた所為かイマイチだった(´・ω・`)


コメディパートも中途半端、シリアスパートも中途半端
スパイの本部に行くところまではまだ面白かった。
渡哲也、伊藤かずえ、高田純次、柄本はまあ良かったけど、
寺島進はなんか変な感じ。怨み屋に出れば良かったのに。
杏が意外と自然な演技だった。なんか香椎っぽい印象。
お笑い芸人たちと金髪のズラの子が酷すぎる(´・ω・`)
まあ深田恭子のコスプレと長瀬の壊れた演技を楽しむだけの
ドラマと割り切るべきか。部分部分で面白いところはあったんだけどなぁ。
まつじゅん出てたな(・∀・)

赤鼻のセンセイ/ダンディ・ダティ? 第二話 

赤鼻のセンセイ 第二話を観た。
小気味良いくらいに参太朗がうざい(w
シルクちゃんの秘密と雅樹の恋のお話。
院内学級存続危機のフラグが。
雅樹役の須賀健太がちょうど声変わりらしくて台詞が聞き取りにくい。
まあこれはしょうがないか。でも「してくれんのさ」はないと思った(w


このドラマの基本形は
「参太朗がうざい・余計なことをする」→「問題になる」→
「田川先生の説教などで参太朗覚醒」→「ドタバタ」→
「スマートではないけど事態は進展」→「めでたしめでたし」かな。
まあストーリーなんてありきたりで王道でいい(w
ドラマ世界が完結していれば、王道で十分楽しめるから。
まあ、視聴率はね…(ノ∀`)
みんなで協力して女の子引き止めるドタバタ→雅樹が描いた林檎の絵という流れは良かった(・∀・)


「もし明日が世界の終わりなら、明後日から新・世界をはじめます(`・ω・´)」
ズッコズコズッコズコイヤ~ン♪
  (・∀・) 
   ( X )
    ノ|



ダンディ・ダディ? 第二話を観た。
龍之介が相変わらずちっちぇ(w
平山あやがクールで良い感じの役(w
顧問の先生とくっつくのかな。
八嶋があぶない刑事の真似してて笑った。
これの基本形は
「調子こいて裏目」→「コバちゃん・あかりの接近」→
「介入・余計な事を画策」→「裏目」→「喧嘩」→
「回想」→「仲直り」→「次回の導火線に点火」みたいな感じか。
しばしば挿入される龍之介の妄想や心の声が面白い(w
( ´・ω・)アレ? まじでコバちゃんの父親って…



新・警視庁捜査一課9係も観た。
なんか微妙に田口浩正が噛んで吹越満が突っ込むアドリブがあったような(w
来週は待ちに待ったえんくんにちゃんが出てくる(・∀・)
最近、宗一さんを観ないな(´・ω・`)

ペンギンたちの不思議な生活 / 青柳昌宏

ペンギン研究者であり、NGO「ペンギン基金」主宰者であった青柳昌宏氏による一冊。

「ペンギン」の名がスペイン語「ペングウィーゴ(太っちょ)」から由来したと言われるのも
納得できる愛らしいその体形、海中飛翔のために羽から変化したフリッパー、
「恍惚のディスプレー」、「やかましい挨拶」、「クレイシ」、「礼装」、「ヘッドモルター」などの
ペンギンにまつわるさまざまなことを分かりやすく説明されています。
今までただ可愛いだけと思っていたペンギンたちが過酷な自然環境の中で生き抜く為に
あのような生物に進化したのかが分かります。

『ペンギンもクジラも秒速2メートルで泳ぐ―ハイテク海洋動物学への招待 (光文社新書)』も
合わせて読むと面白さが深まって良いと思います。
こちらはどちらかというとデータロガーという機器による研究をメインにした一冊です。

ダーリンは外国人

ハンガリーとイタリアの血を受けつぎ、アメリカで教育を受け、日本にやってきた男・トニーと
作者・さおりとの出会いから結婚・同居生活において起きたさまざまな出来事を描いた作品。
漫画というよりかはエッセイと漫画の中間の系統に属する。
この作品は2002年のものであり、続編も出ている。
題名通りに外国人としてのトニーと日本人・さおりとの感覚のズレもあるが、
必ずしもそのズレが外国人という部分に起因していない話も多いように感じた。
トニー自身がかなり変わっているように思えるからである。


興味深かったのは笑いの話とトニーが考える時に何語で考えるかというコラム。
・究極的には笑いのツボの差異は個人に依存するのだけれど、
笑いは所属する文化やモラル・思考ルーチンに大きく影響されるので、
日本人と外国人のツボは基本的には一致しないはずである。
日本人で言えば関東・関西などの「地域」や「年代」「知識」によって違うようなものである。
(幾つかの例外として体や表情を駆使したものはあるけれど)
トニーとさおりとの場合は男女の違い、トニーの特殊性もあり、上記のような
文化的差異によるものなのかどうかよくわからないが、なんとなく外国人としての
片鱗が見受けられた話だった。
・トニーは文章を考えている時に何語でもなく概念で考えているというが、これは
ちょっと信じられない。概念そのもの自体を言葉なしで扱うのは無理だからだ。
無意識になんらかの言語を脳内で使用している筈だ。
言葉なしでせいぜい出来るのは絵や図を思い浮かべることくらいだろう。
とはいえこれは想像の範囲なので、多言語を操る人の脳の活動部位を精査したら、
言語野が活動しない結果が出るかもしれない。何処かでそんな研究してないだろうか。


結局のところ、他人と暮らしていくには相手が日本人であれ外国人であれ宇宙人であれ、
互いに相手を理解しようと努め、思いやっていくしかないよねっていう話だと思う。