ミルク捜査日記 / みやたけし

全3巻。作者はみやたけし

人事課の手違いで刑事として採用されてしまった食いしん坊婦警・佐藤みるく。
熱血体力馬鹿のイチゴ刑事こと石垣一吾、ベテラン刑事の山上、一人だけ別漫画のキャラのような渋い君塚部長刑事、一吾に惚れて何かとみるくを敵視するぶりっこ婦警・夏子、問題児を何とか合法的に葬りさりたい下田課長といった面子で構成されるハチャメチャな刑事コメディ漫画。

1983年という30年ちょい前の作品の為、現代の色々とこってりとした漫画を読んでいる今の人達が読んで面白いと思うかは微妙なところ。まあコメディなので好きになる人は居ると思うけども(・∀・)

ゴリちゃん。・゚・(ノД`)・゚・。
桜花と回天ネタで突っ込みの手紙に「知ってたやいヽ(`Д´)ノ」と漫画内で返しててワラタw

作者は最初はローンが残っている川越の一軒家に住んでいたが、3巻で大田区の蒲田に引っ越しているが何かあったんだろうか。今は静岡在住だっけ?

電子書籍も最終話にあるような昔ながらの紙媒体故に成立するお遊びにも対応するようにするべきだなとふと思ったw


この漫画は婦警漫画だとすると「ホールドアップ!」弓月光(1981)に次ぐくらいの古さ?

しかも「ホールドアップ!」が少女漫画であることを考えると最古に近い婦警漫画なのか?
適当にぐぐってみただけだけども、以下の漫画群よりは古い。
「ブラッディエンジェルズ」みず谷なおき(1986)
「逮捕しちゃうぞ!」藤島康介(1986)
「2人におまかせ!」八神ひろき(1987)
「毎日が日曜日」高田裕三(1988?)

女刑事漫画だと考えると「胸キュン刑事」くらいしか思いつかないが、こっちの方がやっぱり古いか。

読んだことないけど「ブンの青シュン!」等のサッカー漫画がメインの人なのか。
なんとなくドーベルマン刑事やリングにかけろとかに影響を受けているのかと勝手に思っていたが、みやたけしは平松伸二や車田正美のアシスタント等をしていたわけじゃないのか。関係ないが高橋陽一がアシスタントだったみたいだ。


まあ、ちょろちょろっと読む分にはいいのかもしれない。