月: 2014年10月

同棲時代 愛蔵版

同棲時代

広告会社勤務の今日子とフリーのイラストレーターである次郎は、同じデザインスクールの同期であった。ある春の日、二人は一間のアパートで同棲を始める。自由であり、不安定でもある二人の暮らしは愛と性の間で揺れ続け、今日子の精神状態は次第に崩れていく。そして、妊娠に気がついた今日子は、ある決断を下す。

映画版「同棲時代 今日子と次郎」を観たことがあったので読んでみた。

amazonのレビューに愛蔵版は完全版でないというような投稿があったがどうなんだろう。
まあでも結末は変わらないのであればそれは大した問題ではないな。とにもかくにも凄く長かった…(ヽ'ω`)

同じような話の繰り返しであったような気もするが、それは"同棲"という明確な出口のない迷宮のような日々を表していたのかと思えなくもなかったが、

当初は10回程度の連載を終了する予定であった。しかし、人気が出て80回の長期連載となり、「同棲」は流行語にもなり社会現象ともなった。

ということなので単純に行き当たりばったりで延長していただけかもしれないw
序盤は妙に愛だ愛だと騒いで結婚を否定し、青姦ばかりをしていたw
映画はこの辺りの話を実写化したようだ。

映画でよくわからんシーンが沢山あったが結構原作に忠実なような気がした。
原作も文芸作品風でよくわからないエピソード等がいくつもあったw


同棲→病院→再同棲→帰郷を経た後に物語は結末を迎える。

この漫画が連載されていた40年前くらいの頃では同棲は後ろ指を指される行為であったかもしれないが現在では結構普通のことなのでそういった点においては共感を得難い部分が多いかもしれない。

ただ男女の仲におけるいさかいや愛憎、若者の不安や焦りと言った物は何時の世も不変であるので、そういった部分に着目すればそれなりに読めないことはないかもしれない。同棲している人、特に女性が読んだら色々と共感する部分はあるのかなぁ?

本編の終わり方でも良かったかなと思ったが、やはり番外編の終わり方のほうがスッキリすると言えばスッキリするかな。次郎は自業自得のような気もするし。


本編のストーリー展開とは関係ないエピソードが多いので長く感じるが、その辺を端折ったら、もっとコンパクトな漫画になったかもしれない。

とにかく読破するには気力が必要だ(ヽ'ω`)

『隣のヒットマン』を観た

隣のヒットマン

歯医者のニコラス・“オズ”・オゼランスキー(マシュー・ペリー)は、妻のソフィ(ロザンナ・アークエット)の父親の多額の借金を抱え、夫婦関係がとても悪かった。あるとき彼らの家の隣に刑務所から出所した殺し屋のジミー・“チューリップ”・チュデスキ(ブルース・ウィリス)が引っ越してきた。ソフィはジミーがマフィアに追われている事を知り、マフィアにジミーが近所にいる事を密告してお金をもらおうと考え、ニコラスにマフィアのところまで行かせる。

ベタな笑いのベタな展開の映画だったが結構面白かった(・∀・)

一応役者の格から言うとブルース・ウィリスが主役になるのかな?

オズ役のマシュー・ペリーは「フレンズ」のチャンドラーであり、その吹き替えも水島裕だったので、チャンドラーが主役の映画のように思えたw
関係ないけど水島裕ってサモ・ハン・キンポーの声をやってたんだな。
そういやチャンドラーと同じ声だったわ(ノ∀`)

おっぱいはあったよ(*´・ω・)


ヒロイン・シンシア役のナターシャ・ヘンストリッジは観たことないけど「スピーシーズ」の人か。美人と言えば美人だった。「私はラブ・リーガル」にゲスト出演していたらしいが覚えていない。ぐぐってみてわかったが、パーカーの元パートナーでキムを追い出そうとしていた人か。

ジル役のアマンダ・ピートも知らない。
これまた「グッド・ワイフ」にゲスト出演していたらしいが覚えていないとぐぐったら民間軍事会社の社員にレイプされた女性軍人役か。なんとなく覚えてる。


グロではないけども射殺シーン等は普通にあるので、そういうのが嫌な人にはお薦め出来ないw

ヒットマンコメディだからしゃあない(・∀・)

『タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら』を観た

タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら

これは酷い映画だ(・∀・)
良い意味でw

あらすじは

親友同士のタッカー(アラン・テュディック)とデイル(タイラー・ラビン)は、念願の別荘を手に入れ、休暇を自分たちの山小屋で過ごそうと森へやって来た。しかし2人は、同じ時にキャンプに来た生意気な名門私立の大学生グループに、人里離れた山に暮らす殺人鬼だと勘違いされる。タッカーとデイルが川で溺れかけた女子大生アリソン(カトリーナ・ボウデン)を助けたことで、更に誤解が誤解を生み、(中略)事態はなぜか不思議なありえない展開に!

大分類としてはコメディだけど、正確にはスプラッタコメディと言うべきだなw
地獄甲子園」や「片腕マシンガール」が平気な人なら笑って観られるとは思うw
グロ耐性がない人は観ないほうが良い。観ていて「痛い痛い(´・ω・`)」言いたくなる。

なんとなくこいつは怪しいなぁと思いながら観ていたら、ああいう落ちになってああなるほどぉ(・∀・)と納得出来た。荒唐無稽なスプラッタな部分を除けば、話の作りはスタンダードで普通の映画と遜色がない。


出演者は誰も知らないなぁ(´・ω・`)
アラン・テュディックは声優として色んな有名作品に出てるようだけど。


まあグロ耐性があるならそれなりに楽しめるかな(・∀・) 

 
 
 
工エエェェ(´д`)ェェエエ工
『タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら』続編企画が進行中!

『レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語』を観た

レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語

あらすじは

ボードレール家の三人兄弟ヴァイオレット(エミリー・ブラウニング)、クラウス(リアム・エイケン)、サニー(カラ&シェルビー・ホフマン)。ある日3人で砂浜で遊んでいると、自宅が全焼し、両親が亡くなったとの知らせを受ける。身元引受人のオラフ伯爵(ジム・キャリー)は、遺産目当てに彼らを暗殺しようと企てる。
それから彼らの身の上には、信じられないような不幸な出来事が次々と降り掛かるのだった。

という感じ。

結構展開がダイジェストぽかったり無理があるなと思ったが

レモニー・スニケット著『世にも不幸なできごと』シリーズの3つの作品を取り混ぜて、一つの映画作品にしている。

ということだからだろうか。
まあでも展開に無理があるなとは思ったもののそれなりには楽しめた(・∀・)

原作の「世にも不幸なできごと」は全13巻で全世界で3000万部も売れているらしい。

ヴァイオレットとサニーの特殊能力?は最後の方は役に立たなかったな。
ジョセフィーンおばさんがちょっと酷くて笑ったw

エンディングロールの影絵みたいなのが良かった。
あれは3姉弟がラストで寝た後に見た夢らしいが、ラストシーンを詳しく覚えていないw


ジム・キャリーは有名だけども他の出演作を観たことがない(ノ∀`)
メリル・ストリープも名前を知っているが「プラダを着た悪魔」の怖い役くらいしか知らないな。エミリー・ブラウニングもリアム・エイケンも知らない。

可愛らしいサニー役はカラ&シェルビー・ホフマンという双子だったのか。
トリビアには双子の一人が眠りに落ちた後、撮影は何度もストップしたってあるな。

ミスター・ポー役のティモシー・スポールとモンティおじさん役のビリー・コノリーって「スティル・クレイジー」のビーノとヒューイじゃねぇか(・∀・)


字幕でちょっと見逃してしまったところがあるのできちんと見返したい気もするが借りて来てまで確認したいわけではないので放っておこう(・∀・)