月: 2014年11月

『ウォッチャーズ』を観た

ウォッチャーズ

大学生のマイク(マット・ロング)は、恋人のエリザベス(ジェシカ・ストループ)を連れてペンシルバニア州の小さな町に戻って来る。久々に帰省した彼は、従兄弟のビリー(マイケル・ランデス)に元恋人のシェルビー(ミーシャ・バートン)がまだ自分を忘れていないと告げられる。彼らは高校時代、町でも有名なベストカップルだったが……。
映画『ウォッチャーズ』

微妙(・∀・)

一応監禁物だけど、初めはシェルビーもそこまでする気はなかったようでいて
後々その異常性がわかったりで今ひとつ一貫性がないキャラのような。

なんでシェルビーはあんなところに隠しておいたのか、エリザベスはなぜあの時窓ガラスを叩き破らなかったのか、マイクはなんでエリザベスがきちんと部屋を取れたかを確認してから去らなかったのか、シェルビーに騙された後、エリザベスの実家に連絡を取らなかったのか、最後なんで走っていったのか等々の疑問が重なり、都合の良い脚本だなと思ってしまった。

一つ一つはまあ、既に精神的におかしかった、窓ガラスを割る体力がなかった、酔っ払っていて寝てしまったか正常な判断が出来なかった、バツが悪くて連絡が出来なかった、自分の車がなくてタクシーも居なかったと解釈出来なくもないが、それらを全て是としてしまうと都合の良い脚本に思えてしまうw 必然性が薄い出来事を重ねすぎると全体の必然性というか信頼性が低下するとでも言うべきか。

ビリーカワイソス( ´・ω・)


これまた出演者の他の出演作を知らない作品だった(´・ω・`)
2009年の作品でメインの役者陣は若者だからか。

ミーシャ・バートンはドラマとかで有名なのか。


監禁物なら「ザ・キーパー / 監禁」の方がまだ面白かったかな。
原題は「Homecoming」だったのになんで「ウォッチャーズ」にしたんだろうか。

海月姫

海月姫

作者は 東村アキコ。二巻まで読んだ。

あらすじは一部削除して

イラストレーターを志して上京したクラゲオタクの月海(つきみ)が住むのは、風呂・トイレ共同、男子禁制の昭和レトロな外観のアパート「天水館(あまみずかん)」。住人は皆腐女子で、天水館に住む資格として「オシャレ人間は天敵」「人生に男を必要としない」などというモットーを立て更には自分達を“尼〜ず”と称し、外部との接触を避けてまったりと楽しいぬるま湯のような日々を送っていた。

みたいな感じ。

ぼちぼち面白かったけど、多分、人を選ぶと思うw
表紙の後の2ページ目で笑うか嫌になるかで大体決まりそうな気がする。
内容は全然違うが、何か「お父さんは心配症」を思い出す感じの動きを
する漫画のように思えた。

二巻までしか読んでいないので、内容を語るのはあれだが、
腐女子達の砦に月海と偶然知り合い助けてくれた”おしゃれ人間”という異物が
紛れ込み、月海と尼~ずに化学変化を起こしつつ、自らもまた変わっていくと
いう、異界者来訪譚的感じ。

関係ないけど異類婚姻譚や異界訪問譚って言葉はあるけど異界者来訪譚って
言葉はないんだな…( ;・´ω・`)ゴクリッ うちのブログしかヒットしない…
現代の漫画・ドラマ・映画はどっちかというと異界者来訪譚(異類来訪譚)の
パターンが多いと思うのだけれども、それを分類する言葉はないのかな?


二巻では天水館の地上げ問題が始まってちょっとやいのやいのしてる所で
終わったけど、今度上映される映画もそれの解決くらいまでの内容か。

月海を能年玲奈が演じるらしいが、興行収入はどうだろう。
「ホットロード」よりは幅広い層が見そうな気がするが、原作の売上は

10巻までの累計発行部数は220万部を突破している

で現在14巻まで出ているということなので、とんでもなく間違っている
であろうレベルの単純計算で220万部/10*14=308万部としても
4巻/700万部の「ホットロード」と比べると半分以下なので、これまた
とんでもないレベルの単純計算で24億/2.2=10.9億くらい行けば
いい感じか。まあ配給会社や宣伝費によるとしても10億行きゃあいい方か。
普通のスイーツ系映画でもそのくらいのが多いし。

蔵之介は菅田将暉ということなので、なんかちょっと違うような気が
するけど、平泉成の慶一郎もなんか違う気がするし、まあいいかw
そもそも能年玲奈自体、月海をやるには痩せすぎのような気もするし。
読んでる間は全く気が付かなかったが"クラ"之介なんだなw

他の面子はばんば(池脇千鶴)、ジジ(篠原ともえ)、まやや(太田莉菜)、
千絵子(アジアン 馬場園梓)ということらしい。太田莉菜って知らないけど
「ホットロード」で宏子役をやっていたらしい。別に能年玲奈と同じ
事務所ではないようだが…偶然の配役なんだろうか? 年齢的に合っているのか
わからないが稲荷翔子役が片瀬那奈というのは良い配役だと思った。
適役過ぎるw


決して本編がつまらなかったというわけではないが漫画の本編よりも、
作者のあとがき漫画の続きの方が気になるのは内緒(ノ∀`)

鉄の旋律

作者 手塚治虫。
「鉄の旋律」「白い幻影(まぼろし)」「レボリューション」を収録。


「鉄の旋律」

あらすじは

主人公のダン・タクヤはある事件に絡み、マフィアに両腕を奪われる。血の滲むような努力の末に自由に動かせる鉄の義手を手に入れたタクヤはマフィアへの復讐を開始する

みたいな感じ。

えーと…救われないなぁって感じのお話(´・ω・`)
スッキリしませんわぁ。


「白い幻影(まぼろし)」

幸せなカップルが或る日、海難事故に遭ってしまう。男は行方不明になり、残された女の網膜には最後に見た男の姿が焼き付いて離れない。初めはそれを見ることを恐れていた女であったが…

これはまあ、この終わり方でいいよね?しょうがないよね(´・ω・`)?
という感じのお話。ドラマにしてもまあありっちゃありかな。
まあでも内容的に20分くらいしかもたないだろうけどw


「レボリューション」

ある女性が出産に際し、意識不明に陥った。憔悴する夫の願いが通じたのか、妻は意識を取り戻した。歓喜する夫ではあったが、愛する妻の様子がおかしい。妻は夫のことを知らぬと言い張り、違う名前を名乗った。夫は混乱しつつも、妻の主張を確認すべく、妻の故郷や母校を訪ねるのだが…

まあ、ぼちぼち面白かったかな。最初はパラレルネタかと思ったが違った。


手塚作品に限らないが古典に分類されるような年代の漫画の感想は難しい。
これらの古典をベースにして新しく漫画やドラマを作っていたりしていて、
それらを見ることによって間接的に視聴している可能性があるから。
単純にこれだけを見て「何処かで見知っている」「ひねりが足らない」と
言うのも愚かだが、昨今の煮詰めた濃いストーリーに慣れ親しみすぎて
いると、これらの古典はシンプルでさっぱりしすぎている風に思えるのも事実。

故に難しい(´・ω・`)
まあ面白いは面白いんだけどもw

睡眠時無呼吸症候群 ほんとは怖い「いびき」の話

著者 舛谷仁丸。

タイトルの通り、睡眠時無呼吸症候群の本。

この症状は睡眠時の上気道の閉塞によって発生する症状らしい。
この閉塞は舌が大きいとか顎が小さい、鼻の中が湾曲している?というような
先天的な原因以外に、肥満による首周りの脂肪増加、睡眠時及び加齢による
筋力低下などによっても引き起こされるらしい。

交通事故等の外部的な生命の危険以外に高血圧、心疾患、糖尿病、脳卒中等の
内部的な生命の危険とも関連があるらしい(´・ω・`)

検査や治療法についても書いてあった。
CPAP治療って鼻づまりとか酷い人にも使えるんだろうか。


「やっぱり睡眠は大事だよね」と小並感たっぷりの感想しか浮かばなかった(ノ∀`)