何をやってもうまくいかず、周りからばかにされているエリオット。片想いしているアリソンにも相手にされず落ち込む彼のもとに、突然色っぽい悪魔が現れる。「魂と引き換えに願いを7つ叶えてあげる」と言われたエリオットは、思わず悪魔と契約するが…。
以前に観たことがあったが、110円DVDを漁っていた頃についでに買っていたので、改めて観てみた。
二度目の視聴だった為に、前回ほどの楽しさはなかったけれども、多少、テーマについての理解が進んだような気がする。前回はただ展開を楽しんだだけだったから。
原題の『BEDAZZLED』は
bedazzled
1.〔強い光で〕目をくらまされた◆【動】bedazzle
2.〔卓越した才能・魅力・素晴らしさなどにが(欠点を忘れさせるほどに)〕強烈な印象を与えられた、幻惑[魅了・悩殺]された
という意味らしい。エリオットがデビルに幻惑されたとか、印象の薄い、周りに認められないエリオットが求めた、賞賛を浴びる為に卓越した才能・魅力・素晴らしさとかそういうのを表してるのかね? どうでもいいけど"素晴らしさなどにが"となっているけど、"に"が余計だな。
wikipediaの項目で
制作当初、エリオットの最後の変身はロック・スターであった。この時の彼は、麻薬中毒で心身ボロボロ、放送禁止用語を連発する悪漢であった。アリソンもまた、同様の堕落ぶりを見せた。しかし、善良なエリオットにそぐわないとして、試写会では大いに不評であった。これを受け、急遽この変身を大統領に差し替えたという。事の経緯と当初の映像はDVD版の特典映像で見ることができる。
とあり、お金持ちになる願いの時のシーンでもカットなどがあり、色々といじくった経緯があるらしい。だから若干、不自然な作りで微妙なところがあったのかな?
カットされたロックスターのシーンから
序盤のエリオットのうざさやエリオットがなんでそう変化したかという点の弱さというか説得力のなさやラストが若干もにょるかもしれないけれど、余り期待せずに観る分には十分楽しめるのではなかろうか。『(500日)のサマー』観了後ほどの納得感はないとは思うw
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