カテゴリー: 漫画

無料配信漫画等々をいろいろ読んだ(・∀・)-89 桑田次郎系①

奇怪星團 64P

ホープ少年が、おじさんである科学者のプクリン博士と助手のペコタン君のエネルガスを使ったロケット試験飛行に参加するがジャングルに不時着してしまう。

『ホープ君の冒険』同様にてんやわんやの大騒ぎなんだけど、この終わり方はあかんやろと思ったw 完成時は1949年2月みたいだから、まだ13歳の時の作品なのかな? じゃあしょうがないか(ノ∀`)

amazonのレビューでは

1948年作わずか13歳で描かれたデビュー作。

とあり、
まんがseekの桑田次郎のプロフィールで

1948年、青雅社の単行本『怪奇星団』でデビュー。

とあるのだが、『奇怪星団』の最終ページには
とある。
加えて国会図書館の項目では

出版者
株式会社青雅社
出版年月日
1949.7.20

とある。つまり連載時は1948年であるが、単行本が出たのは1949年じゃなかろうか…
つーか『怪奇星団』じゃなくて『奇怪星団』ではなかろうか…
まあどうでもいいんだけどもw

13歳の頃の絵なので、後の画風とは全く違う。

 


ホープ君の冒険 60P

ホープ少年が、アップルおじさんが設計した火星行きロケットを製作し、友達のクリちゃんとジミイ君と共に火星に行く。

一応、火星人は地球を狙っていたという設定があるけど、火星、ボロボロにされすぎw

アップルおじさん(ヒゲおやじ(´・ω・`)?)

 


ちゅうりっぷ姫 24P 
表紙だとひらがなだけど、中表紙だとカタカナ表記になってる?

ある国に立派な城があったが、悪い大臣のギルダが我が物にしようと、国王の娘・チューリップ姫をさらう。

バイキンマン並に杜撰な作戦を実行するギルダ。ギルティから来てる名前なんだろうか。この頃の桑田次郎のネーミングは直球すぎて面白いw 正義の味方の名前はストレートだったw

悪い大臣・ギルダ。 何処かで見たことがあるような…

 


古塔の決闘

前作で無事チューリップ姫を救ったストレートだったが、ギルダの手下であるズルターフによって、二人とも囚われの身となってしまう。

ちゅうりっぷ姫の続編。上の三作品は11円だったけど、これだけ33円で後から買った模様。
上の二作品もそうだけど、手塚治虫の影響を結構受けてたのかなと思った。

拷問プレイ(*´・ω・)

  


手の中の顔 33P

深夜、宇宙生命研究所の静寂を劈くつんざ悲鳴。所員の泉が所長達と共に駆けつけた部屋では、所員の中村が自分の右手をナイフで刺し、倒れていた。

この時代は植物系というか触手が流行りだったんかな…
オチはまぁ、まああれですわ(・∀・)

警戒心なさすぎの泉さん。

 


黒い風 35P

怪盗ジストマに一人娘・美代を誘拐された富豪・山田俊次は事件の解決を大泉探偵に依頼した。

弟の光二のキャラや黒い風の設定は悪くないので面白そうなのだが、連載には至らなかったんかな?

ジストマって寄生虫から来てんの(´・ω・`)?

無料配信漫画等々をいろいろ読んだ(・∀・)-88

コミック・シルクロード 1-3 久松文雄/久保田千太郎

各0円で入手? kindleでは今はもうない模様。
今はマンガ図書館Zで読める。

果てしない砂漠の彼方には、何があるのか張騫は、武帝の許しを得て、漢の使節として初めて西域へ旅立つ!

1巻の張騫の話のあらすじしかないな(´・ω・`)

まあ張騫の話ですわ(・∀・)

張騫については張騫乗槎説話というのがあるのかw
今だったらサップ(Stand Up Paddle)の絵になりそうw

根っからの冒険家だったんだろうか?

2巻は
まあ王昭君の話ですわ(・∀・)
琵琶弾いてない疑惑があるのか。そもそも絵師への賄賂拒否も創作っぽいのか。

言葉も通じぬ異民族へ嫁ぐなんて大変なんてもんじゃないだろうから

逆に、『後漢書』や『琴操』は、後宮に入ったものの数年間天子の寵愛を受けることがなかったことを怨み自ら志願したと伝える。

という説の方がいいねぇ。張騫のようにノリノリで行ったんならねぇ…

美人も大変だねぇ(´・ω・`)

3巻は
まあ李広利の話ですわ(・∀・)

李広利も結構浮き沈みの多い人生を送ってたんやねぇ…( ゜σ・゚)ホジホジ

全然関係ないけど李陵の匈奴に善戦するの項目を眺めていて、

李陵軍は獅子奮迅の働きを見せ、六倍の相手に一歩も引かず八日間にわたって激戦を繰り広げ、匈奴の兵一万を討ち取った。そのことを部下の陳歩楽を遣わして、武帝に報告させた。だが、さすがに李陵軍も矢尽き刀折れ、やむなく降伏した。

ちんぽらくってなんかやらしい(*´・ω・) ← 読み方を間違えてる、きっと。

まさか兄の方がねぇ…(´・ω・`)

ものカノ もののけ彼女たちとマッチングした主食の俺 (1) 藤こよみ

色々視えちゃう俺が怪しいマッチングアプリを使って、美人過ぎるもののけ少女たちと
エッチな同棲生活!!?

訳ありサラリーマン・日下侑矢。
独身を謳歌していた彼だが、大学の後輩に誘われ、婚活専用のマッチングアプリ「kikai」を使用することに。
すると・・・・・・ギャル清楚系美人の二人ととマッチング!
しかしこの2人、じつは妖怪で日下を襲う(性的な意味で!!)ためにアプリを使っておびき寄せられ、なぜか同棲するハメに!?
さらにマッチングアプリでほかの妖怪女子とも会うことになり・・・!?

11円で購入した模様。あんまり特にコメントはないかなぁ(・∀・)
あんまりハーレム物が好きでもないし。

ケモナー向けですかねぇ?

パリピ孔明(1) 四葉夕卜/小川亮

五丈原の戦いで死期を迎えた名軍師・諸葛亮孔明は、若い肉体に戻り、現代日本へと転生した! 渋谷のパリピ達に誘われ、たどり着いたのはダンスミュージックが鳴り響くチャラめなクラブ。そこでシンガーを目指す月見英子と出逢い、孔明の二度目の人生が幕を開けた! 三国志時代、天下泰平のために生きた彼は、なんの為に生きるのか--!!

0円配信の模様。アニメ化されるだけあって、まぁまぁ良かったかなぁ(・∀・)
作画担当の人も"亮"の名を持つのかw

この店長、めっちゃ好きw

ようこそ甲州プリズンへ 1-3 とんぼはうす

関西の武闘派・「羅生会」が関東に進出して来ることになり、流血を避けたい関東の勘咲組組長・勘咲は、羅生会組長の滝沢猛成と1対1の話し合いで解決を計ろうとするが、猛成はその意向を一蹴し、とっ組み合いになりかける。その際、勘咲の持つ杖が滝沢の喉に刺さるアクシデントが発生、また、持病を抱えた勘咲もその場で倒れ、後頭部を打ち意識不明に。刺された滝沢は数時間後に死亡した。話し合いを危惧して会合の場へと足を運んだ勘咲組の次期組長・山川英治は、二人が倒れている状況に遭遇。彼は勘咲が滝沢を刺したと判断し、意識不明の組長を連れてその場を去り、組長の代理で出頭、滝沢殺しの罪で甲州刑務所に服役することになるのだった……
山川を巡る「羅生会」の思惑と、刑務所での人間模様を熱く描く迫力の劇画!

0円で入手した模様。つまらなくはなかったけど、ヤクザ物の続きは特に気にならないかなぁ…

刑務所・犯罪ネタと外の暴力団同士のバトルや襲いかかってくるヒットマンとのバトルでは、要素が足らないので、無理矢理、エロエピソードを入れるのはどうだろうと思ったけど、青年漫画誌連載だったらしょうがないか(ノ∀`)

木村一八でVシネかなんかになってるんだね。

何気に滝沢氷成の方が主人公なのでは…( ・´ω・`)?

無料配信漫画等々をいろいろ読んだ(・∀・)-87 日野日出志系⑦

日野日出志の名作本が初の電子書籍化!

毎日ひとりで仕事部屋にこもり、猟奇的な絵を描き続ける劇画家の夫。
妻の圭子はそんな夫を愛していたが、ひとつだけ絶対に言えない秘密があった……。

表題作「私の悪魔がやって来る」ほか、「白魔の伝説」「埴輪森暗黒日輪伝説」「竹藪地獄怨絵草紙」「ミス・ジッパー」「女郎蜘蛛」「砂地獄」「水色の部屋」「花の女」の全9話を収録。

私の悪魔がやって来る(辰巳出版、1991年10月25日)
珍しいお色気系。
 

白魔の伝説:
激しい吹雪に見舞われた雪山の小屋で抱きしめ合う雪彦・雪子兄妹。
「あの日も雪が降っていたっけ……」と二人は過去に思いを巡らせる…

近親相姦物と言えば近親相姦物だが、純愛系?

 

埴輪森暗黒日輪伝説はにわのもりくろきたいようのでんせつ:
母子二人しか残っていない、滅びかけた部族の村に一人の落ち武者が訪れる。
ちなみにこの作品もリメイクのようだ。大全集の方で元の方が収録されている模様。

近親相姦物と言えば近親相姦物だけど、これはちょっと…(ヽ'ω`)

 

竹藪地獄怨絵草紙たけやぶじごくうらみのえぞうし:

 

ミス・ジッパー:
酔っ払った編集者が綺麗な立ちんぼ外人女性にいざなわれて、マンションへと入って行く。

まあこんなオチでしょうw

 

私の悪魔がやって来る:
奇妙な面や置物を集める劇画家の妻の人に言えない欲望の話。

これは中々アレな話だけども、読み応えがあるというか、ハッピーエンドw

 

女郎蜘蛛:
男に翻弄された哀しき女郎の話。

 

砂地獄:
砂丘に佇む女。哀しい過去から始まった不幸を思い返し…

 

水色の部屋:

 

少年性幻記 花の女
花畑に佇む美女。そこに訪れた養蜂家父子。二人は女に惹かれていき…

『赤い花』の逆バージョンというべきか。

 


旧家に暮らす僕は絶えず家を出たいと考えていた。言い知れぬ恐怖と不安に苛まれていた毎日。
近づいてはいけない開かずの間と、狂った家族、祖父、祖母、父、母、妹。
狂気と残酷に囲まれて過ごす日々。
それは赤い蛇が現れることで、これ以上考えられないほどの狂った世界に僕は引き込まれていく。

日野日出志が一人称で語る時、必ず深い狂気があなたを襲う。
心して読まないと、神経が痛む傑作中の傑作。
1983年初版時の表紙を可能な限り再現した記念版です。初版本の表紙でコレクションしよう!

赤い蛇(青林堂、2000年8月)
 

赤い蛇
想像を絶する広さの旧家に異常な家族に囲まれて育った少年は禁じられていた鏡に見入り、あかずの間を見てしまう…

これに出てくるキチガイキャラ達は過去作から引っ張ってきてる感あるw
うーん、何がなんだかw
はつかねずみ的な手法。

 


ホラー怪奇漫画の巨匠日野日出志の全作品網羅に挑戦する、電子コミック全集がついにスタート。
1967年のデビュー作<つめたい汗>から代表作<蔵六の奇病><赤い蛇><毒虫小僧>まで、初単行本化作品を含む珠玉の作品の数々を順次刊行いたします。
画業53年を迎えた、日野日出志作品の歴史を振り返ります。

日野日出志大全集 1

つめたい汗
暑さに耐えかねてイライラしていた侍が茶屋に涼を求めて訪れる…

暑さは人を狂わすよね(´・ω・`)キモチハワカル

 

水の中の楽園
"少年にとって熱帯魚の舞い泳ぐ水槽の中は無限の空想の窓でした"

熱帯魚好きな少年・ケン一の話。後に改変された『水の中』に比べたら、全然良い話なんじゃないかな…(´・ω・`)

全然関係ないけれども、この話と『水の中』は過去の就労時の知識を活かしたものなんかな?

高校卒業後は、いったん熱帯魚屋さんに就職した。友達と同人誌を作ろうということになったが、それでもまだ何を描くか思い浮かばなかった。 伝説の怪奇漫画家が歩んできた退屈しない人生 P4

 

埴輪の森の伝説
埴輪森暗黒日輪伝説の元みたい。

何故に改変したのかはよくわからない(´・ω・`)

 

ばか雪
交通事故身障児福祉収容施設前で起きた怪事件。刑事はそこの児童達に話を聞く。

うーん…うーん…うしとらのサトリ(´・ω・`)?

 

蔵六の奇病
地獄の子守唄
博士の地下室
百貫目
はつかねずみ

ホラー怪奇漫画の巨匠日野日出志の全作品網羅に挑戦する、電子コミック全集の2巻目。
1968年雑誌ガロで新人賞に入選、初の日野日出志名義作品となった〈どろ人形〉をはじめ、初期の傑作が揃いました。初電子コミック化はもちろん、未単行本化作品も今回収録いたしました。
画業53年を迎えた、日野日出志作品の足跡を振り返ります。

日野日出志大全集 2
 

どろ人形
工場の街に暮らし、そこから流れ出す公害に四肢五感器官を損なわれた子供達の哀しい遊戯。

やはりインタビュー記事等を読むと、これに限らず公害に対する何かを含めていた模様。

 

水の中
熱帯魚好きな少年の話…

何故、こんな改変をしたんや日野日出志…_| ̄|○

 

猟人
趣味で猟を楽しんで思い上がっていた男はある時、山で吹雪に遭い、意識を失い倒れてしまう…

まあ、自業自得っぽくていいんじゃないでしょうか…( ゜σ・゚)ホジホジ

 

泥人形
或る剣豪の最期
蝶の家
白い世界
七色の毒蜘蛛

 

幻色の孤島
記憶をなくし、孤島で目覚めた男は島を探索する…

仮にこれが、社会への溶け込みが上手くいかない、田舎から都会へと出てきた男を表す物語であるのなら、『蔵六の奇病』と似た構造の話なんかなぁ?

 

人魚

ホラー怪奇漫画の巨匠日野日出志の全作品網羅に挑戦する、電子コミック全集の3巻目。今回は単行本にもなっていない「ほくろ」を収録しました。日野先生の描く恐ろしくも甘美な世界をお楽しみに。

日野日出志大全集 3
 

かわいい少女
おーいナマズくん

 

ぼくらの先生
気は優しくて力持ち、学校で人気のぼくらの先生のお話。

オチはわかるけど、話の作りは良いので好き(・∀・)

 

白魔の伝説
赤い花
水色の部屋

 

おとなりさん
何かにつけてお隣の奥さんと張り合い、同じ物を買い求めて負けまいとする妻にうんざりしている夫の話。
 

やっぱりそうなりますか(・∀・)

 

女郎蜘蛛

 

ほくろ
夜の営みの最中に、妻のほくろの位置の違いに悩む夫の話。

よくわかんないw

取り敢えず、ここで終わりにしとくわ…(ヽ'ω`)

無料配信漫画等々をいろいろ読んだ(・∀・)-86 日野日出志系⑥

いつか魔界一の美女に…魔鬼子…醜いのはその姿だけなのか…。日本オカルト界の重鎮・日野日出志が放つ正統派ホラーの決定版!魔鬼子の孤独な叫びが恐怖の波紋をよびおこす…

魔鬼子(東京三世社、1988年7月25日)
 

魔鬼子
地獄の悪魔の中でも最も醜い女・魔鬼子。その醜さから解放されるために人間達の魂を地獄に落とそうと目論む。

考えてみると魔界の美しさで言えば、実は今の状態が美しいのではないかと思わぬこともなかったり。

ええ子やんけ…(´・ω・`)

 


ホラー漫画の帝王日野日出志の漫画が初電子化!
思わず身震いしてしまいそうな表紙に負けない作品集。

日本各地に伝わる恐怖。
旅の僧が訪れたあばら家にいた老婆は・・・

次々と訪れる恐怖にあなたは耐えられるか!?

■もくじ■
・人食い鬼婆
・死に神雨戸
・ざしきわらし
・地獄谷
・がい骨の踊り
・蛇女と目玉
・イワナの怪

人食い鬼婆 コミック・日本のおばけシリーズ(1)
これ最後に上智大学教授の村松定孝って人が2ページほどの解説をしているね。
 

人食い鬼婆

スタンダードな鬼婆話。

 

死に神雨戸:
アイヌの話であるのかな?
よくわからない戸泥棒妖怪?

 

ざしきわらし:
スタンダードなざしきわらし話。

 

地獄谷:
藤兵衛地獄という秋田の話の模様。

これなんでほとんどみんなベタ塗りで影絵みたいなんだろうか?

 

がい骨の踊り:
島根や岩手に伝わる話。
鹿児島や新潟、海外にも伝わる歌う骸骨のちょっと違うバージョンなのかな?

 

蛇女と目玉:
岩手の蛇の目玉という話や蛇女房と言われる民話かな?

 

イワナの怪:
岐阜県や福島県に伝わる話。毒を流してする漁なんてやってたのか…

 


日野日出志の名作が電子化!
ファンなら見逃せない、これまでの雰囲気とはまた違った作品の数々。

美しくも、切なく、悲しい、そして恐ろしい世界があなたを待っている。

--CONTENTS--
・腐乱少女
・黒マント
・セーラー服の華
・糞(くそ)虫
・風の伝説
・蛇の眼

腐乱少女(怪奇恐怖全集No.10、蒼馬社、1997年3月3日)

腐乱少女
突如として体調を崩した、母子家庭のゆき子。母の看病空しく、体調はますます悪化し、頬から大量の蛆虫が…

ハッピーエ…ンドかな……(´・ω・`)?

 

黒マント:
風の吹く日にカギの音をさせると現れる殺人鬼・黒マント。

どうしたってバッドエンドやんけ(´・ω・`)

 

セーラー服の華:
私立華園女子学院に通う花井みゆきは美しい松田先輩に誘われ家を訪問する。

また絵柄が劇画系。なんだこの話w

 

くそ:
糞虫といじめられる汚らしい不気味な少女・浅虫真美を助けた女子生徒会長の山川は彼女に懐かれる。しかし彼女の愛情表現は常軌を逸したものだったために、山川は突き放してしまう。

なんか哀しい(´・ω・`)

 

風の伝説:
今日で生徒達と別れる宮沢先生は、最後の話にと"風小僧"と呼ばれていた元気な少年のことについて語り始めた。

なんか不思議(・∀・)
鶴の少女の話の改変的な感じ。

 

蛇の眼:
不気味な少年・山田正にラブレターをもらった今井美加は、迷惑だと断る。

ある種怖いと言えば怖いw

 


般若の眼は限りなく、人の闇を見すえておりやす。般若堂に来る客の心をすべて飲み込んで、あなた様がいらっしゃるのをお待ちしておりやす。

おどろんばあ(日本文芸社、1988年9月10日)
骨董店・般若堂の主人と店所蔵の品を買い求めに来た客のお話。全2巻。
 

おどろんばあ
つまらなくはないけど、基本的に話の展開は一緒w
陰惨なシーンがないわけでもないが、人情物と言っていいのかな。

タイトルは漫画内で歌われる歌の一節の模様。
現世浮世
幻の
地獄極楽
妖かしの
おどろん
おどろん
おどろんばぁ……♬

毎回冒頭で同じナレーションというか口上があって、「ページ数稼いでるのかな(´・ω・`)?」ってちょっと思ったw

なお「雪ん娘」回では『雪太郎』をリライトしたような感じ?のものを話内話として利用してるw

 


日野日出志の名作本が初の電子書籍化!

人間の死体で“オブジェ”を作る男のもとに、ひとりの醜い子供がやって来た。
子供を追い返そうと声を荒げた瞬間、男の身体は真っ二つに裂けて……。

表題作「鬼ジャリ」ほか、「怪奇くん」「妖怪うんげろ」「怪人どくろ博士」「おどろ牌」「魔ジャリ」の全6話を収録。

鬼ジャリ(松文館、1989年頃?)
 

鬼ジャリ
工場地帯に住む、キチガイ芸術家が鬼ジャリに同化され…

魔胎児が出てくるな。

続くような終わり方だが、続いたんだろうか、これ。

 

怪奇くん:
蓮華町小学校に転校してきた蓮華寺の新しい住職の息子・黒田海紀がマラソンを邪魔する幽霊を除霊する話。

これまた続きそうで続かなかった作品?

 

妖怪うんげろ:
肥溜めに住む妖怪うんげろに取り憑かれると、ひどい便秘にかかって死んでしまうという…

うんこーヽ( ・∀・)ノ●

 

怪人どくろ博士:
藤田家で孵った小鳥のヒナの中に化け物が紛れ込んでいた…
千里眼を持つ"めめ小僧"を伴った妖怪学博士・土黒虫太郎が訪れ、この化け物と戦う。

これも続きそうで続かなかった作品なのかな?

 

おどろ牌:
早朝、札束のつまったカバンを持った、汚らしい男が雀荘を訪れ、高レートの麻雀を希望する。彼はなぜか万子を嫌う男だった。

展開は読めたけど、なんでこんな話描いたのかはわからないw

九蓮宝燈の逸話絡み?

 

魔ジャリ:
闇の岩戸から逃げ出した闇の魔鬼を狩る魔ジャリの話。

関係ないけど、魔夜峰央を『魔ジャリ』って作品描いてたね。

いや、全ては君のいたずらが悪いんだよね(´・ω・`)?