カテゴリー: 漫画

ラブZ / やまさき 拓味・小池 一夫

セールの時に買ったので全部で33円x9巻=297円だった。

結論から言うと…微妙でした(・∀・)
和田雄平が出て来て、雪山へ行った辺りから話が徐々におかしくなっていったような気がする。最初からおかしいと言えばおかしいんだけども、その度合が激しかった気がするw 色々と投げっぱなしジャーマンのような終わり方だったな。打ち切り? 
あと中途半端なSF感が駄目な人はきっと受け付けないと思うw

まあでも黒猫のロンとの友情が妙に熱いので、そういうのが好きな人なら有りは有りなのかな。最初の方はまぁまぁ面白い感じではあったし。

ちなみに表紙等ではル子のサービスショットがあるけれども、本編内にエロ要素はほぼ皆無と言っていい…( ´・ω・)
エロスは愛って意味だと言われるとエロスに満ち溢れた作品と言えなくもないけども。

作者のやまさき拓味は競馬漫画の「優駿の門」シリーズが有名な模様。名前は知ってるけど読んだ記憶がないなぁ。今年で69歳だから、もう漫画は描いてないのかな?


早見公平
主人公。小楯薫子が好き。交通事故死し、後にラブZになる。
現代だったらいずれストーカーとして逮捕されていただろうなと思わないこともない。なんか最後の方はキャラが変わっちゃってるような気がしないでもないw

小楯薫子
公平の同級生。可愛くて人気がある。愛称は"ル子"。公平の死後、公平の想いを知り、再会を望むようになる。

黒猫のロン
殺し屋。公平と知り合い、無二の親友となる。音楽屋と共に公平の愛を後押しし続ける。このコマの横に"さいとう先生ごめんなさい"みたいなことが書いてあったw

おゆき

ル子のおばさん。恐山のイタコをやっている。


和田雄平
後半の主人公とも言える少年。非常に太っていて、学校では皆に馬鹿にされている(´・ω・`)

牛頭大王/馬頭大王/死人船船長
霊界の法則を乱す公平を消滅させようとする霊界の支配者と幽霊を乗せる死人船の船長。この絵だと船長の方が偉いように見えるが、牛頭大王と馬頭大王の方が上。

本編内で歌が出て来るんだけども、何故か読者から歌詞と曲が送られてきたとかでLPレコードを出したことがあるらしい。人気はあったのかねぇ(´・ω・`)?

無頼侍 鈴木マサカズ

全三巻。一巻は無料配信で、二~三巻は各108円で買った。今は高くなっているというか通常価格になっているのかな。
Unlimited作品だから、入っている人はそれで読める筈。

賭場で刀まで取られた浪人が出会ったのは、賞金首がかけられた男。その男は、不条理な流れから追われる者となったが、仇を討つためだけに旅を続けている。その腕の立つお尋ね者を中心に、その「賞金」に吸い寄せられた野郎・女郎が輪舞して・・。



鈴森 岩十郎
賭場で負け続けて、刀まで取られた浪人。群像劇風なので誰が主人公とも言い切れないが、一応主人公に当たるのかな?

自意識過剰で非常にだらしがなくて、他人とは思えない(´・ω・`)


妹殺しの寛壱
美形の賞金首。両親と妹と捕縛に来た役人を殺し、百両の賞金首になったという。指南役になれるくらいの剣の腕前を持つ。

蛇山の藍
要鹿野宿で蛇山一家を率いる女渡世人。美しいが非常に非情(´・ω・`)コワイ

寛壱を用心棒として雇うが、その実、その首を狙っている。

要鹿野宿だと思うんだけども、なぜかP71で千代松は要鹿足って言っているな。まあ千代松は馬鹿なんで(´・ω・`)


馬鹿の千代松
藍の元について二年弱経つ渡世人。藍に惚れている…?
馬鹿と言えば馬鹿だが、岩十郎も同じレベル。
田子作という弟が居る。

紋太と健二郎とお結
紋太と健二郎は要鹿野宿の浮浪児の兄弟。百両の賞金首を狙い、岩十郎と知り合う。

お結は山越えの際に寛壱達と知り合う。


独特の間があって好き(・∀・)
面白かったけれども三巻という短さで終わってしまった。もう少しこの奇妙な面々が織りなす世界を読んでみたかった。

二巻の終わり方だともっと長くなりそうな雰囲気だったので、打ち切りになったのだろうかと思ったが、案外、作者のただの投げっぱなしジャーマン的な部分が出ただけなのだろうか。

最後の終わり方は別にこれで良かったと思うのだけれども、もう少し続けて深みを持たせないと読者側としては唐突に感じてしまうのではなかろうかと思ったり。


何はともあれ、これは読んで良かったかな(・∀・)
作者は今も色々と描いてるみたいだから、機会があったら読んでみようかな。

ナミさまが危ない! 芥真木 / ひびきゆうぞう

主人公葉月ルイ子が、少女まんが家、七尾奈美を脅迫する犯人をつきとめるサスペンスコミック。手塚治虫、藤子不二雄、永井豪などのまんが家が実名で登場、オリジナル原稿も提供しているエポックメイキングなコミック。

全三巻。一巻は無料配信で、二~三巻は108円くらいだったかな?



葉月 ルイ子
画像の通り、空手有段者の女子大学生。伯父である馬場からアメリカ旅行費用の肩代わりを餌に、事件解決の為、七尾奈美のアシスタントとして潜入する。昔ながらの少女漫画に出てくる典型的お転婆系主人公。まあ狂言回し系と言っても良い。


竜野 裕介
「少女セブン」編集部の七尾奈美担当編集者。28才。良い男で有能。 男の敵だヽ(`Д´)ノ


七尾 奈美

数年前に「クレッセントの城」という大ヒット漫画を描き、秀学社の稼ぎ頭となった美人少女漫画家。30才。綺麗だけどヒステリック。綺麗でもヒステリックな人は怖いよね(´・ω・`)
本名は鈴木節子なのか。
作中内漫画として「クレッセントの城」が数ページ出て来るが、男なのに女として育てられた男の娘の話なのかw
「リボンの騎士」を作中内でパロったのだろうか? BLと言っていいのだろうか。



芥川 信

チーフアシスタント。気難しそうな感じの人。33才。七年間在籍していて奈美よりも歳上。
名前からして原作者である芥真木がモデルなのかな。


立花 エリカ
二年目のアシスタント。22才。結構依怙地な性格で在籍していた同人グループを辞めたりしてる。


水上 淳一

色々なところを転々としていたアシスタント。自己顕示欲が強く、策を弄すタイプ。26才。



白川 こずえ

奈美のデビュー当初からのライバル。無茶苦茶仲が悪い(´・ω・`)コワイネ



馬場 編集長
秀学社「少女セブン」の編集長にしてルイ子の伯父。スター作家である"ナミさま"の原稿の為、ルイ子に事件の解明を依頼する。部下には強いが、奥さんには弱い模様(´・ω・`)

ハチマキおじさん with パンダ天使?
作中でマンガセミナー(雑誌掲載時の広告部分埋め?)等々で登場するおじさん。コロコロしていて可愛い(・∀・) 一緒に出てくるパンダは天使なのだろうか、それともこの漫画の連載開始時(1981年)前に死んでしまっていたカンカンやランランなのだろうか?
1巻のP75のところはなんでチマキおじさんになっているんだろうかw
ちなみにマンガセミナーは色んな要素で結構面白い(・∀・)
ひびきゆうぞうなのかな?

まあオチは何となく予想通りで、それ以外の部分は掲載誌が女性セブンであったことを考えるとナルホドと合点の行く展開であった(・∀・)
物語自体も楽しめたけれども、そのアシスタント達の話や愚痴は今でも通ずるところがあったりするんだろうなぁと思うとその部分も面白い。今の若い漫画家志望のアシスタント達が読んだ時、どんな感想を持つのだろうか?

このコンビは「離婚時代」のコンビなんだねぇ。あっちはもっと下衆い感じの話が多かったような。あっちの主人公は祐介とルミ子だっけか。今作ではそれをもじったのかな。

価格の安さもあるけれども、買ってそんなに損するということはない感じかなぁ(・∀・)

無料配信漫画等々をいろいろ読んだ(・∀・)-31(終)

XBLADE (1)イダタツヒコ, 士貴智志

原因不明の未曾有の大災厄による東京壊滅から4年──。ひとりの少年と、美しい少女に変身するひと振りの刀との出会いが、歴史を塗り替える! 『外道の書』『美女で野獣』のイダタツヒコと、『神風』『アイ~風と水のダフネ~』の士貴智志の異色コラボによる、未だかつて誰も見たことのない超絶剣戟バトルコミックの新境地!

まぁまぁ面白い(・∀・)
真名はなんなん? 化性応身刀ってギリョウさんみたいなもんなんか(´・ω・`)
『バイオレンスジャック』や『ブラック・エンジェルズ』みたいに関東全体じゃなくて東京の中心部だけを謎の地域にしたのか。もう少し広げても良さそうな気がするが、皇居というか江戸城を中心に何かが起きたということにしたかったのだろうか。でも常に黒い雲に覆われてるってのはちょっとやりすぎな設定なような気がしないでもない。


Y十M(ワイじゅうエム)~柳生忍法帖~ (1) せがわ まさき,山田 風太郎

江戸時代、会津藩主・加藤明成に逆らったとされた会津藩元家老・堀主水一族は、高野山より東海道を江戸へと引かれていった。引いていくのは加藤家の配下、会津七本槍と呼ばれる男たち。七本槍は堀の男たちに対し、「尼寺に逃げた堀一族の女たちに武士の情けで一目会わせてやる」と告げるが、その裏には恐ろしいたくらみがあった。一族の男たちの目の前で、堀の女たちを惨殺しようというのだ──。大いなる復讐劇が今、幕を明ける。

生き残った堀の女達を柳生十兵衛が鍛えて、会津七本槍を倒させるって言うけど、そんなこと出来るのかよ(´・ω・`)
あの般若、誰だよヽ(`Д´)ノ
ということで面白かったです(・∀・) (小並感)
続きはネカフェで。


やっぱりパンが好き! 山本あり

パンはおいしい! パンはたのしい! パンはいろいろ! だから、やっぱりパンが好き! 全ページオールカラー。 パンを愛してやまない著者が、その魅力を楽しく賑やかに語りつくします。 71種+αのパンと共に繰り広げる、新感覚コミックエッセイ!

10円で買ったんだったかな。パンの絵はリアル路線で色んなパンが載っているので、パンが好きな人とかパンにまつわる知識が有る人ならきっと面白いんだろうなぁとは思ったが、俺氏はそんなにパンが好きというわけでもないので、途中で飽きて挫折してしまった(ノ∀`) これはなんつーか雑誌連載とか週一web掲載だったら俺氏でも読めたとは思うけど、ひたすらパンばかりの図鑑みたいで駄目だったわ。 

パンが好きなのは、よく伝わったでござる(・∀・)


夜に蠢く 1-3巻 柳沢きみお

文具問屋の営業・郷屋川は、生まれたばかりの子どもと家族三人の平凡な暮らしを送る中、突然怪しい男に声を掛けられた。大手出版社社長の影武者を依頼したその男の手引きで、郷屋川は他人の人生を生きることに―――――。自分とうり二つの新しい人生に生まれ変わり、玉の輿に乗れたら……。誰もが一度は憧れるシチュエーションに置かれた男の人生!

面白いと言えば面白いくらいかな(・∀・)
但し、これを読んだ後に2巻まで無料配信されていた『続・夜に蠢く』を読んでしまったので、後の展開がちょっと判ってしまった(ノ∀`)
読破.jp辺りで読めるのかな。

セールで全巻買ったけど、まだ読んでない(ノ∀`)


妖怪アパートの幽雅な日常 (1) 深山 和香,香月 日輪

妖怪と幽霊と人間が仲良く同居?三年前に両親が他界し、伯父の家に引き取られた稲葉夕士16歳。高校からは寮に入り自立して…と思った矢先、寮が火事で焼けてしまった!なんとか探し出したアパートは、家賃二万五千円!という破格物件。‥だが、オバケが出るという!人情味あふれる「クセ者」入居者に囲まれて、夕士のフツウの!?高校生活が始まる!香月日輪の大人気小説を、深山和香が完全ビジュアル化!!!

同じ香月日輪原作の『大江戸妖怪かわら版』のコミカライズ作品はいまいちだったが、これはまぁまぁ楽しめた。「クリとシロ」の話は夕士の境遇を含めて色々と泣けてしまうかもしれない(´;ω;`)

謎の小鳥達がちょっと可愛いw


夜桜四重奏~ヨザクラカルテット~ (1) ヤスダ スズヒト

夜の桜新町に続発する奇怪な事件。人外の力を得た者たちの跋扈、混沌の度を深める桜並木の町。それに立ち向かうは「比泉生活相談事務所」の面々。新感覚ハートフル・アクション、いよいよ開幕!

まあまあ面白かった(・∀・)
まだ連載中で20巻くらいまで出てて、アニメ化2回くらいされているのか。
人気あるんだな。