『日本の黒い夏─冤罪』を観た

日本の黒い夏─冤罪

1995年6月上旬、長野県松本市に住む高校生の島尾エミ(遠野凪子)と山本ヒロ(斎藤亮太)は、松本サリン事件報道の検証ドキュメンタリーを制作していた。NHK長野放送局をはじめとするテレビ局が取材を拒否する中で、ローカルテレビ局「テレビ信濃」は取材に応じるという。報道部長の笹野(中井貴一)、そして記者の浅川(北村有起哉)・圭子(細川直美)・野田(加藤隆之)の口から誤報につながった原因が語られた。

ある種ドキュメンタリーの再現映像みたいな感じなので一般的な映画とは異なる内容。
そういう意味では一般的な映画みたいに面白いかどうか測るべきではないと思う。
まあでも面白いというか興味深い内容ではあったかな(・∀・)

全然違う内容だけれども「ニュースの天才」が面白かったなら、
これはこれで有りと思うかも。

非常に淡々とした感じでその当時の取材状況シーンとエミの追求とそれに対する浅川の逆ギレ的応答やその他の歯切れの悪い応答が展開されるので盛り上がりはほぼない。


松本サリン事件を見ると長野県警やマスコミの酷さがわかるなw

週刊新潮は未だに謝罪をしていないらしい。

地下鉄サリン事件後も河野は週刊新潮のみ刑事告訴を検討していたが、謝罪文掲載の約束により取り下げた。現在も河野は「週刊新潮だけは最後まで謝罪すらしなかった」と語っている。このことは一部宗教団体などにより攻撃材料として利用されているにもかかわらず、河野との約束は現在もなお守られていない。

これ創価学会のことかw

週刊新潮の項目で

また、創価学会は機関紙の『聖教新聞』や系列誌の『潮』などを使い、定期的に「クズメディア」「デマ雑誌を追放しろ」などと新潮社を批判している。

とあるから多分そうか。ふと字面を見ていて気づいたが、「潮」と「新潮」なんだな。
まあ何の意味も無いだろうけどw


神部俊夫役の寺尾聰が微妙というか、きっと俺氏は俳優の寺尾聡は合わないんだなと思った(ノ∀`) 中井貴一も微妙だったかも。
あんまり感情を出さない感じのキャラだったからかもしれないが。

浅川浩司役の北村有起哉は良い感じに嫌なキャラを演じていた。

虐待を受けながら子役をやっていた遠野なぎこはどんなことを考えながらこの役を演じていたんだろうな。

「この人、細川直美に似てるなぁ」と思いながら観てたら、細川直美だった(ノ∀`)

キャストに笠兼三という名前があったので、笠智衆の親戚だったりしてと思ってぐぐったら、本当に笠智衆の孫だったw
柳田記者ってあるけどどんな役だったか覚えてない。


全てが全て、この映画の内容が正しいわけではないだろうけれども、若い人や子供たちに授業等で見せるのも悪くないんじゃないかね。