あらすじはややネタバレ風味になるけども、
岩鬼組組長の一人息子で、海外で傭兵していた将造(坂口拓)が父・健造(麿赤兒)の死を知り、内閣特務警察の力を借りて(?)緊急帰国、健造を殺し岩鬼組の縄張りを奪った元岩鬼組若頭・倉脇(鶴見辰吾)への復讐を開始する。
圧倒的な攻撃力であと一歩のところまで追い詰めるが、突如現れたアパッチヘリ(?)の攻撃を受け、瀕死の重傷を負う。
意識を取り戻すと将造は改造人間になっていた。内閣特務警察が倉脇の背後に居る全世界的犯罪組織への対抗手段として将造を利用しようと考えたのだ。
一方、将造の生存を知り刺客を放った倉脇であったが、その失敗を知り、次の刺客として将造の親友である鉄男(村上淳)に目をつける…
みたいな感じ。
んー、結構"普通"だったな(・∀・)
この"普通"というのは一般的な意味合いでの"普通"じゃなくて「地獄甲子園」「デッドボール」「片腕マシンガール」系統の中ではという意味。
石川賢の漫画が原作の所為か大筋において話の展開はまとも。 もちろん主人公や敵の組織の設定とかは現実離れしているw
坂口拓はいつも通りに色々とアクションしてた。
村上淳という人は知らないが昔UAという歌手と結婚していたこともあるようだ……
あw…「のんちゃんのり弁」の建夫くんか(ノ∀`)
鶴見辰吾が敵役の倉脇重介を演じてるのだが、色々と酷い。
良い意味で酷いw よくこんな役を引き受けたなと思ったw
主人公の許嫁である山鬼なよ子を演じていた黒川芽以もきちんと啖呵切ったり銃ぶっ放したりで演技してた。
将造の手下である拓三役の仁科貴って川谷拓三の息子なのか。
記号的に観てたからあんまり顔を覚えてないな。
佐々木心音ってアイドルじゃなかったっけ?そんなん出てたっけ?
と思ってぐぐったら、役名がナースレッドとなっていたので、倉脇の放った刺客のうちの一人かな。ここでもブラック・ダリアって名前を使っていたけど、元ネタはなんなんだろう。 「デッドボール」の対戦校もブラック・ダリアかなんかじゃなかったっけ?
※2021/04/10追記 ブラック・ダリア事件が元ネタ?
麿赤兒も相変わらずの役だった。最後の姿はちょっと笑ったw
なんとなく展開がわかりやすすぎる割にそんなにキャラへの感情移入がないので流し気味で淡々と観ていたが、おっぴろげミサイルとそれに対するフィストファックカウンターには吹かざるを得なかったw
インパクトはあったw
あの妹役は泉カイというポールダンスが出来る女性らしい。
永井豪も絶賛!全裸女性の股間からの「おっぴろげミサイル」発射!伝説のコミック『極道兵器』映画化!!
冒頭のジャングルシーン以外は2週間くらいで撮影したらしい。
それはそれで凄いなw
映画『極道兵器』人間兵器のシーンはメキシカンスタイルのプロレス技から誕生!坂口拓監督・山口雄大監督インタビュー
関係ないけど障子のシーンは明らかに影の大きさが違ってちょっと失敗した演出だったよね(´・ω・`)
コンパクトにうまくまとめたなという気もすると同時に、数号で打ち切られてしまった漫画を読んだみたいな気にもなった。
まあグロ耐性がまぁまぁあって、鶴見辰吾のはじけっぷりや黒川芽以が好きだったり、おっぴろげミサイルが好きな人向けかなぁ(・∀・)