カテゴリー: 電子書籍

電劇愚連隊 / 国友やすゆき

一流の映画人になる志を擁いて九州から上京した慎太郎。数々の困難、麗との出会い、と色々な経験をつみながら映画に青春をかけた慎太郎が立派な映画人になるまでのサクセスストーリーを国友やすゆきが描く珠玉の作品

全6巻。10円x6=60円で購入。
主人公の赤井慎太郎の小気味いい九州弁やキャラクターは嫌いじゃないけど、正直、全体的には微妙な感じだったな(´・ω・`)

一応エッチなシーンはあるけど『ジャンク・ボーイ』のようなそっちがメインの漫画ではないのでほどほどな感じ。

作者の国友やすゆきは2018年9月20日に65歳で亡くなったんだよねぇ…
若いと言えば若い死かな…

『ジャンク・ボーイ』や『幸せの時間』はヒットしたので、それなりに情報が残っているが、この漫画の情報ってWeb上だとなんか見つからないな(´・ω・`)

電子書籍の最終ページを見ると、1巻が1992/2/13に初版発行、6巻が1993/5/12初版発行ということなので連載期間は1年半くらいということになるのかな?

連載時期がよくわからない。

1985年から1989年に連載されていた『ジャンク・ボーイ』の1巻が1986/4/8初版発行とあるから、この間隔を当てはめると1991年から1993年くらいかな。『ジャンク・ボーイ』の連載開始も1985年の末くらいかな? 大体3ヶ月スパンで一冊出るペースだし。


登場人物
赤井 慎太郎
いつか大ファンの逸美麗の映画を撮るという夢を胸に九州から上京してきた。映画を愛している割にその知識や技術は低い気がしないでもないw 情熱とかセンスはあるって感じなのかな。

逸美麗
逸見厳岳の孫。高飛車な三流女優であったが、慎太郎との出会いを通じ、演技に目覚め始める。

江ノ本 欣造
教育ムービー社の子会社・えのきんカンパニィ社長。監督。助監からようやく一本立ちしたところに慎太郎が闖入して来て、色々と振り回されることに。

鈴木もも
えのきんカンパニィの社員。いつもニコニコして温和であるが、大事な局面において慎太郎達に適切なアドバイスやヒントをもたらす。

豪徳寺剛
パパラッチのようにマル秘シーンやプライベート・スキャンダルを隠し撮りし、それをレンタルビデオに流して儲けている、さすらいのカメラマン。35mmカメラを一人で担ぐ体力を持つ。

天道 猛
ジャパンハリウッドのプロデューサー。麗のお目付け役。人を踏み台にして出世しようとする野心家だったが、後半はほぼ出番がないw

逸美厳岳
ジャパンハリウッド社の会長にして逸美グループの大会長。息子の連太郎を奪った映画を憎んでいる。孫の麗が女優として大成しないように飼い殺し状態にしている。

逸美連太郎
逸見厳岳の息子。映画監督の道を目指し、実業家として跡を継いで欲しい父と対立。家を出て、女優であった麗の母と出会う。麗が産まれた後、病死した。

おたか
逸美家のお手伝い。厳岳の命で麗を厳しく管理するが、連太郎やその忘れ形見の麗を深く愛している。

五味敏生ビンセイ
『天の大地』、『極道の息子たち』、『仮面の情事』などの有名作品を撮影した一流監督。 女優を映画に抜擢する代わりに枕営業を要求するクズ。

紀田範子
演技のうまさでは定評のある美人女優。かつてはヒロインポジションだったが、今は落ち目で脇役が多い。天道に遊ばれた過去がある。登場時は良い人キャラだったが、後々そうでもなくなっていったw

萩野あきみ
『トウキョウウエストサイドストーリー』の主演女優。美人で演技も上手いが、性格が頗る悪く、しばしば麗をいびる。

キャシィ=マリア・ディオン
スピルーカス監督の『宝島』をはじめ、数々の名作をプロデュースしたアメリカ映画界きっての女性プロデューサー。
ジャパンハリウッドの映画新人賞のプレゼンターとして招かれた。

チャック・エリス
渡米した慎太郎の初監督作品の主演俳優。高慢かつビジネスライクで初めの内は慎太郎を小馬鹿にし、言うことを聞こうとはしなかった。チャック・ノリスがモデル?

ジョニー・ロー

アカデミー賞受賞作『ラスト エンパイア』や『ワンス アポン ナタイム イン ドラゴン』等で世界的名誉を得た中国系アメリカ人俳優。『冥王の宴』の主演俳優として招かれる。一見魅力的で良い人に見えるが、ちょっと人格がおかしいw サイコパス的な感じ?


そらチャックじゃなくてもやらんやろと思ったw

寺井って誰やねん(・∀・)


短かったこともあり、あんまり言及することがない(ノ∀`)

厳密には映画物ではないかもしれんけど、映像絡みの漫画なら『冒険してもいい頃』(1987年~1989年)とか細野不二彦の『あどりぶシネ倶楽部』の方が好きかなぁ…

狐憑 / 中島敦 他

今回も芥川龍之介が多めかな。
ふと気づいたんだけども、なんでAmazonの芥川龍之介作品の紹介文は皆、"芥川之介"になってるんだろうか(´・ω・`)?


猫の広告文 夏目漱石

『吾輩は猫である』の広告文らしく、数行書いてあるだけだった(ノ∀`)


狐憑 中島敦

"後にギリシア人がスキュティア(スキタイ)人と呼んだ未開の部族のネウリ部落のシャクという青年に色々な霊が憑き、不思議な話を語り出したというお話。"

これは自分達文学作家の性分や人生というものをシャクに投影しているというかシャクを仮借として表現した内容と言っていいのかな? 聞き手だった青年や長老は読者やクレーマーなのかな…

その末路は文字通りか。
徹底的に消費され、飽きられ、そして打ち捨てられる(´・ω・`)

旧字体が多くてしばしばぐぐらんと読めなかったわ(ノ∀`)


あばばばば 芥川龍之介

大正期に活躍した「新思潮派」の作家、芥川竜之介の代表的な短編小説。初出は「中央公論」[1923(大正12)年]。初出時は副題に「―保吉の手帳の一部―」とある。初刊は「黄雀風」[新潮社、1924(大正13)年]で、収録時に副題が削除されている。「保吉」がいつも煙草を買いに行く店で若い女が店番をしている話。いわゆる〈保吉もの〉の作品であるが、同時代評は不評であった。

十円札』の主人公の保吉やんけ(・∀・)

今作でも若干クズっぽいが、比較的読後感は爽やかであったので嫌いではない。つーか"保吉もの"なんていうシリーズがあったんだなw


おぎん 芥川龍之介

大正期に活躍した「新思潮派」の作家、芥川竜之介の短編小説。初出は「中央公論」[1922(大正11)年]。短編集「春服」[春陽堂、1923(大正12)年]に収録。元和もしくは寛永、「天主教」が弾圧されていた頃の「おぎん」という童女の話。「おぎん」は隠れ切支丹の養父から洗礼を受け「まりや」という名を与えられていたが、やがて責め苦を受ける運命になる。

切支丹物。最初の方の筆致からしてそういう落ちなのかと思って読んでいたら違った(ノ∀`) 

えらく釈迦をdisる下りがあって、そこに(ジアン・クラッセ)とあってどういうことかと頭をひねったが、フランスのジェスウイット(ジェスイット(イエズス会の修道士))がこんなこと言ってたよとジアン・クラッセ(ジャン・クラッセ)の『日本教会史』の第2版(翻訳版は『日本西教史』?)に書いてあったということなのかな?

ぱぶちずも=バプテスマ(洗礼)
ぜすす=イエス
さがらめんと=サクラメント(秘跡=キリスト教で、神の恩寵を信徒に与える主要な宗教的儀式。)
べれん=ベツレヘム
なたら=降誕祭クリスマス
はらいそ=天国
いんへるの=地獄

"はらいそ"と"いんへるの"はわかるけど、"なたら"とかはわからんなw
"なたら"と"はらいそ"だけ意味というか括弧書きで"降誕祭"や"天国"という日本語が付加されてたけど、"さがらめんと"と"べれん"もわからんがな(ノ∀`)

まあ"べれん"は地名だから別にわからなくても何となく推測出来るからいいのか。
"ぱぶちずも"や"ぜすす"は文脈等でわかった。

まあ何はともあれ嫌いではない展開であった(・∀・)


或旧友へ送る手記 芥川龍之介

大正期に活躍した「新思潮派」の作家、芥川竜之介の遺書。数年は未公開でとの芥川の意思に反して自殺直後の記者会見で公表され、同時に「東京日日新聞」[1927(昭和2)年]、「東京朝日新聞」[1927(昭和2)年]に掲載された。「芥川龍之介全集」第16巻に収録。有名な「唯ぼんやりした不安」という言葉は、大正文学の終焉との関わりで論じられることが多い。

これ一応遺書なんだね。
自殺の原因は何とも言えないけれども、案外、幼少期の母との別れや養子入りとかも遠因だったのかもねぇ。その辺の生育過程での歪みはその後の心の成長に大きな影響を与える、或る種の方程式というか思考パターンを生み出すから。

それ以外に

1927年(昭和2年)1月、義兄の西川豊(次姉の夫)が放火と保険金詐欺の嫌疑をかけられて鉄道自殺する。このため芥川は、西川の遺した借金や家族の面倒を見なければならなかった。

やら論争やら病気やら色んなことに疲弊した結果、「唯ぼんやりした不安」につながっていったんかねぇ…

これも結構関係しているのかもねぇ。

青山女学院英文科卒の吉田弥生という女性と親しくなり、結婚を考えるが、芥川家の猛反対で断念する。

本質的に自殺願望は、自分の存在が自分の中の取捨選択基準で捨てるべきものと判断された時、つまりは自分には存在価値がないと認識した時、または将来に明るい希望がなく現在よりも悪くなる、つまり生き続けることに価値がないと認識した時に沸き立つものだから、そういうことなんじゃないかなぁ。

手紙の中で色々と否定というか一部否定はしているものの、やっぱりその流れに陥ったのは極一般的な動機の積み重ねに押しつぶされたんじゃないかなぁと思ったり。

乃木希典の自刃(1912)を「前近代的行為」とした芥川龍之介は、その15年後にどんな気持ちで薬を飲んで命を断ったんだろうね? 1912年というと芥川龍之介がまだ20歳の頃か。そう言えばまだ『将軍』って読んでないな。乃木将軍を題材かなんかにした作品らしいが。

まあ自殺する人の気持ちなんて、正確には人の気持ちなんて他人が解るわけもなく、真相は藪の中なんだけども(´・ω・`)


斗南先生 中島敦

一族の変わり者で古風で狷介な伯父に対する甥・三造の心情の変化を描いた作品。
どうも中島敦の実際の伯父・端蔵をモデルにしているらしい。
(第65回 中島敦(なかじまあつし)の小説「斗南(となん)先生」)

作中に"右の一文は、昭和七年の頃、別に創作のつもりではなく、一つの私記として書かれたものである。"なんてあったりして、中島敦の私小説的な作品なんかなと思ったりもしたが、その辺は正直どうでもよく、ただ、或る青年と扱いが難しい伯父の死という物語として読むだけでも十分面白かった(・∀・)

DINO / 柳沢きみお

15年前のある日、丸菱デパート七代目社長であった父・丈一郎が代々番頭格であった副社長の樽屋五郎をはじめとする重役達の反逆によって解任され、すべてを失ってしまった菱井一家。母は家を出て行き、父である丈一郎は酒に溺れて死亡してしまい、残された幼い菱井ディーノは不遇な少年時代を送ることになる。そして時は過ぎ、高校に入学したディーノの前に現れた父の友人から、父が残してくれた小さな家と自身の名前の由来となっているフェラーリの名車「ディーノ206GT」を渡されるのである。その時、父の深い愛を知ったディーノは復讐を決意。丸菱デパートを奪い返すため、そして樽屋五郎をはじめとする重役達に復讐を果たすために、丸菱デパートに新入社員「杉野ディーノ」として入社するのであった。

Amazonの紹介文、"樽谷"になってるけど"樽屋"じゃないのか(´・ω・`)?

全12巻。1巻0円、2~12巻x10円=110円で購入。

一応同じピカレスクロマンと類されるであろう『美悪の華』もそれなりに御都合主義があったが、この漫画はその度合が若干酷い気がするw

それなりには楽しんだが、多くの人は結末まで読んで
「おい、その終わり方でいいのかよヽ(`Д´)ノ」
と言いたくなることは間違いないだろうw

柳沢きみお作品なのでせっくる格闘やら筋トレのシーンが多かった。

あとは『僕はミニに恋してる』と同様に作者の趣味というか愛する車・フェラーリのネタというか解説ページがちょこちょこ挟まれていたw

これは漫画タイトル、主人公名でもある、ディーノ 206。


最初の流れ
15年前、丸菱デパートで突如発動された解任動議。 関係ないけど、昔読んだ『十三人のユダ―三越・男たちの野望と崩壊』って結構面白かったような…

ディーノのお母さん、若い頃はこんな感じなのかw
この後、父・丈一郎は酒に溺れ暴力を振るうようになり、母は出て行く。

復讐の為にディーノは努力し、丸菱デパートへの入社を果たす。
現在の丸菱デパートの重役陣。つまりはディーノの標的達。

この台詞は誤用なのかと思ったけれど、聖書の文言をもじって言ってるのかな?

主な登場人物一覧
杉野 ディーノ
本作の主人公。15年前、樽屋吾郎ら重役達の緊急動議によって丸菱デパートと資産を失った菱井丈一郎の息子。 酒に溺れ、暴力を振るうようになった父の元から母は去り、その後父も死んでしまう。 両親を失ったディーノは遠戚の杉野家に養子として引き取られる。 父を放逐し、全てを奪った奴らへの復讐を心に誓ったディーノは身体を鍛え、勉学に励む。 そして東大を首席卒業した後、丸菱デパートへと入社する。社内では伊達眼鏡を掛けている。

清田 明美
丸菱デパートのショップ・モードイタリアの主任。30歳。

ディーノの部屋を訪れた際に肉体関係を持ち、社内ゴシップなどの情報源として利用される。


杉野 あや
ディーノが養子に入った杉野家の次女。ディーノの二歳年上。三友銀行の行員。

子沢山でお金にも愛情にも余裕がなかった杉野家において唯一ディーノに対して優しかった。ディーノに対し哀れみを覚え、姉であり母であろうとするも、離れていこうとするディーノをつなぎとめようと肉体関係を持つ。

つーか、この人もなんか精神的に異常w


名前不明の女子大生
名前が出てこなかった女子大生。

物語開始以前のディーノの金蔓らしく、100万円単位のお金をためらいもなくディーノに融通する。


亜里沙
銀座の一流クラブのNo.1ホステス。23歳。

樽屋八郎専務の愛人ではあるが、パトロンは他にも存在する。樽屋八郎の資金源を探ろうと近づいて来たディーノの肉体とテクにあっさりと籠絡されてしまう。

後々"クラブ・リズ"の所属ということになっているが初登場時は"クラブ青"所属だったような気がするが、スカウトなりされて店を移ったんだろうか?


樽屋 英雄
樽屋吾郎会長の息子。ディーノと同期入社。

丸菱のみならずデパート業界の凋落を憂い、改革を志すも、吾郎に役職に就けてもらえず燻っている。 住吉銀行頭取の娘である小暮敦子に憧れている。

或る種の傲慢さはあるものの、それほど性格は悪くない。 頭はいいけれども、結構甘ちゃんなのかもしれないw


榊 一平
西急デパートの社長・榊京平の息子。専務。

フェラーリ・デイトナ(365GTB/4)を所有する。
一見気さくで良い奴なのかと思いきや、普通にクズ野郎だった(ノ∀`)


遠藤
秘書課社員。

身持ちの固めな純真な子であったが、重役陣のより詳しい動向やゴシップを探る為に接近してきたディーノに簡単に口説き落とされる。


片桐
丸菱デパートと謎の取引を行っている(有)ネオ・アート・ファニチャーとつながりがある神保町興産の2代目社長。

無謀な取引を持ちかけてきたディーノを気に入る。


瀬山課長
人事部課長。

ディーノ入社時にその素性を知るが、菱井丈一郎のファンだったこと、現在の樽屋家の一族支配を快く思ってないことから、周囲に知られないように情報の隠ぺいを図った。


針山 シズ子
樽屋八郎専務の古い愛人。

暴力団神保町興産への麻薬密売ルートのトンネル会社、(有)ネオ・アート・ファニチャーの事務員。ディーノは樽屋八郎から麻薬密売ルートの利権を奪い取るために針山と肉体関係を持つ。


田丸刑事
千駄ヶ谷警察署の刑事。

登戸副社長の事件を調査中に浮かび上がった松野春男(ディーノ)が、丸菱デパートの一連の事件の犯人ではないかと疑いを持ち、追い始める。


岡村
樽屋吾郎の会長秘書。

樽屋文雄社長の娘、樽屋瞳の英語の家庭教師でもある。高慢チキチキマシン猛レースな感じで嫌な女(・∀・)


樽谷 瞳
樽谷文雄社長の娘。

ディーノに秘密を握られ、父・文雄への脅迫の協力をさせられる。


堂本
所川専務が全土憂民連合会から雇ったボディーガード。

強い(・∀・)(小並感)


熊塚 サブロー / 二階堂 タクマ /阿部 ケンジ
菱井丈一郎失脚に関わった人間に対する復讐を認知した樽谷吾郎会長が雇った要人警護員(SP)。 日本で八人しかいないスーパーライセンスを持つSPのうちの三人。

郷沢社長
今井沢の跡を継いで社長となった英雄の義理の叔父。

婿養子の為、樽屋一族と血縁関係はなく、樽屋吾郎が倒れた後、丸菱デパートの乗っ取りを目論む。


柄沢 伸夫
秘書課の課長代理。

樽屋家とは親類関係にある柄沢家の長男。34歳。 東大卒で頭は切れる。 英雄の秘密を握っているらしく、ディーノに対して挑発的な態度を取る。

関係ないが、柄沢が出て来た辺りで原稿(?)のベース色がちょっと青っぽい異なる感じになるページが何枚かあったが、これはなんだったんだろうか?


三田村 里子
ディーノの母。

後半で亜里沙が勤めている銀座のクラブ・リズのママでもある。


木暮 敦子
丸菱デパートのメインバンク、住吉銀行頭取の娘。女子大生。

登場初期は凄く良い子のように思えたが、案外そうでもなかったw


榊 京平
西急デパートの社長。

ライバルの丸菱デパートの息の根を止める為に"丸菱の怪人"の正体を調査させる。息子の一平を溺愛している。


須貝 大二郎
友人である菱井丈一郎に頼まれ、ディーノが高校生になった時に、彼のために用意されていた家とDINO206GTの元へと連れて行った。 心身の鍛錬の為にディーノに空手を教えていたが、ディーノの空手の中に邪悪なものを感じ教えるのをやめた。

最初、"ディーノ様"って呼んでた気がするんだけど、その後"ディーノさん"と言ったり、"ディーノ君"と言ったりする。なんじゃらほい(´・ω・`)?


ネタバレを含む
キャラ達の大まかなその後
曾根崎階長
女性社員と夜のオフィスでせっくるしているところをディーノに襲われた。 二人共全裸のまま、テープでぐるぐる巻きにされて朝まで放置され、出社してきた社員達にその惨めな姿を晒すこととなったw
その後、クビに。

曾根崎専務
上記の息子の不祥事の責任を取らされ、流通センターの所長に左遷される。 それだけでは満足しないディーノは深夜にセンターの倉庫に火の点いたタバコを投げ入れる。 スプリンクラーのおかげで火事自体はボヤですんだが、作動したスプリンクラーの放水で配達用の荷(9000万相当)が全て濡れて駄目になってしまう。 その報を聞いた後、心筋梗塞を起こして倒れる。


清田 明美
婚約者の達雄にディーノとの関係がバレてしまい、最終的に精神に異常をきたした達雄に刺殺される。 達雄はその後電車に飛び込み命を断つ。

達雄も若干、キチガイの素質が元々あったなw


登戸副社長
ディーノに薬を盛られ朝帰りしてしまった溺愛する娘・恵をきつく問い糾す。そこに投げ込まれた娘の淫らな写真を見てしまい激昂、自らの手で恵を絞め殺してしまう。

所川専務
頼みの綱の堂本がディーノによって倒される。ディーノのきつい脅迫によって退社することを約束させられ、その上で両手両足を折られる。

樽屋八郎専務
ディーノがシズ子を落とした後、神保町興産の片桐の手の者によって飲酒運転を装って殺害される。


樽谷 文雄社長
度重なる脅迫と自宅に籠もりきりの生活から酒浸りになり、最終的に脳溢血で命を落とす。


今井沢副社長
一旦は退社を考えるが、空いた社長の席をちらつかされ、結局社長に昇格し、留まる。 届き続ける脅迫文に怯え続けた結果、階段から転げ落ち、腰の骨を折り、退社する。


吉井銀座店店長
自分の上位の重役陣が居なくなったことにより欲を出し、部下の橋上を使って今井沢を脅迫して怪我をさせたが、事が露見してクビになる。

樽屋 吾郎
ディーノの毒薬で即死はしなかったものの、意識不明の状態に陥る。 郷沢社長の丸菱デパート乗っ取りの時に奇跡的に目を覚まし、自らの息がかかった宮川常務を新社長、英雄を重役にした。(郷沢社長一派は解任。)
その後、病院に戻るが全身麻痺状態になり、3年後に死亡する。


杉野 あや
父親が榊一平かディーノか分からぬ子供を身籠るも、一平との別れ話で揉めた際に横断歩道橋の階段から落ち、流産してしまい、同時に子供の出来ない体になってしまう。 その後数回出てくるが、特に展開には大きく関わらず、消息が知れぬまま、最終回を迎える。

話が続いていたら、ディーノ達の元に再び現れそうな気がしないでもない((((;゚Д゚)))

実はなんだかんだ言ってディーノとは相思相愛だったのだろうか…?


榊 一平
あやを流産させた後、ディーノが細工をしたデイトナに乗り、事故死する。まあこいつは死んで当然なんでどうでもいいかな( ゜σ・゚)ホジホジ


針山 シズ子
この漫画の中で秀逸な存在だった気がする。

幼き頃に母に捨てられたディーノは極度のマザー・コンプレックス的なものを抱えており、それ故に通常の漫画では有り得ないような年上のシズ子の肉体に溺れる展開になったw

このことによってあやが榊一平との関係を持つことになり、流産、一平の死へとつながる。ディーノが実の母親と再会した後は、その役目を終え、登場しないまま最終回を迎える。


岡村
記憶が部分的に戻った瞳と縒りを戻すが、最終的に瞳は岡村の元を去ってしまう。


樽谷 瞳
最終的に完全に記憶が戻るが、ディーノへの愛(?)ゆえにディーノを説得し、ディーノとその母・里子と三人で静かに平和に暮らす。


遠藤
利用価値を見いださなくなったディーノに捨てられる。岡村にも身体を狙われたり、柄沢に美味しくいただかれたりして、最終的にすっかりやさぐれた感じになってしまった(ノ∀`)

柄沢の死後、ディーノを告発しようと警察に向かうが断念する。


ボディガード達

堂本
終盤で非常階段から落とされるという結構いい加減な感じで始末されてしまうw
阿部 ケンジ
ディーノの目潰しを喰らって失明する。
二階堂 タクマ
唯一、無傷。12巻でディーノを金属バットでボコボコにして、去っていくw
武闘系唯一の勝利者と言ってもいいかもしれないw
熊塚 サブロー
ディーノの目潰しを喰らって失明する。


田丸刑事
真相にかなり迫ったが、偶然、張り込みがディーノにバレ、そのことが神保町興産の片桐に伝わってしまう。結果、片桐に雇われた男に車で轢き殺される。


佐山班長
千駄ヶ谷警察署の刑事。

田丸刑事死亡後、一応丸菱の事件を追っていたようだが、10巻で急に再び出てきて、「田丸君、スマン!!」と心の中で謝って丸菱の事件から手を引くw

何しに出て来たんやw


柄沢 伸夫
樽屋吾郎の妻が死ぬ前に録音させた、英雄が菱井丈一郎の子であるという証言テープを公開しようとするも、そのことを知ったディーノによって地下鉄の線路に突き落とされて轢死する。

一応、柱の陰になってたけど、現場に居たディーノの存在が認知されず、捜査されなかったのは謎w


三田村 里子
樽井吾郎会長と愛人関係にあった。

無理心中に見せかけて樽屋吾郎と共に毒殺しようとディーノは目論んだが、九死に一生を得る。意識を取り戻した後、この事件の黒幕であるディーノをかばい、自らが罪をかぶって、懲役刑を受ける。出所後、ディーノと関係を修復。最終的にディーノと瞳と静かに平和に暮らす。

毒を仕掛けた後の苦悩とかディーノと連行される母との目が合ったシーンなどは嫌いじゃない(・∀・)


木暮 敦子
正直、ディーノが急にこの子に惚れた展開には無理があったような気がしないでもないw

ディーノにレイプされて以降、ディーノのSEXの虜となる。最終的に英雄と結婚するが、身籠っていた子供はディーノと英雄のどちらの子かわからない。『美悪の華』同様に金持ちの娘が一番怖いパティーンだったような気がしないでもないw



須貝 大二郎
ディーノを力ずくで止めようとするも敗北(ノ∀`)
ディーノが部屋を出て、しばらくして戻って来た時には姿を消していた。自分で去って二度と関わって来なかったのか? 一瞬、あやか誰かがとどめを刺して死体を始末してしまったのかと思ったw

榊 京平
丸菱デパートに致命的なダメージを与える為にディーノが"丸菱の怪人"であることを世間に公表するつもりだったが、愛息・一平の死によって心境の変化が起こり、取りやめた。 一平の死後、すっかりやつれ果ててしまう。

ディーノに養子になれと言って来たり、ディーノの父・丈一郎にも非があったことをディーノに分からせようと色々と諭したりした。


瀬山課長
正直、"ディーノ"から"一郎"に変える辺りは凄く無理がある展開だと思ったw
何回か出て来たけど最後の方は出てこなくなったので、どうなったのかは知らないw

ネタバレ感想
菱井 丈一郎
ディーノの記憶の中では良き父であった丈一郎であったが、
実は糞オブ糞だった(ノ∀`)

元々こいつが樽屋吾郎の妻に手を出したりしなかったら、こんなことにはならなかったw
しかも英雄は丈一郎の種である可能性が高いとかw

ディーノと英雄は穴兄弟どころか実の兄弟じゃねぇかヽ(`Д´)ノ イボキョウダイダケド


しかしまあ、この漫画の凄いところはあんだけ罪を重ねたディーノが何のお咎めもなくハッピーエンドを迎えちゃうところだわw

日本の普通のピカレスクロマンは大体、主人公は罪の報いを受けて死んだりするんだけどねw


そして誰もいなくなった…(´・ω・`)


またしてもそんなにハマったわけでもない漫画のエントリに途轍もない時間をかけてしまった…(ヽ'ω`)

登場人物は全網羅はしてないが、ほぼほぼ網羅してしまったかもしれない…_| ̄|○ ナンテバカナコトヲ…

まあそれなりには面白かったよ(・∀・)

ダービージョッキー / 一色登希彦 工藤晋

馬が大好きだという思いから競馬学校に入学して騎手を目指す上杉圭(うえすぎ・けい)。まもなく卒業を迎えるというのに成績がいまひとつの上杉は、誰もが手を焼く難しい練習馬「フラワーカンパニー」と出会って……!?少年が様々な試練を乗り越えながらジョッキーとして大成していく……天才騎手・武豊が原案を担当した、競馬の世界を舞台にした青春群像劇!

5円x22巻=110円で購入した模様。

笑いあり涙ありで話も上手くまとまってる感はあった(・∀・)
前半はそれほどでもなかったけど、後半はそれなりに熱かった気がする。

競馬を通じて各キャラが己に抱いて苦悩や歪みから解き放たれ、成長し、心の平安を得るストーリー? つーか多くの漫画は~というテーマを通じて上記の展開が繰り広げられるものだから、説明らしい説明になってないかもw

競馬好きな人ならもっとマシな感想を残せるだろうが、それほど競馬に興味がないので、こんな無味乾燥な感想しか出て来ない(ノ∀`)


作画: 一色登希彦
作画の一色登希彦は年齢が分からない。
最も若く見積もると連載当時は30歳前くらいだけど、デビューの時の年齢もわからないので何とも言えない。

調教師の宮崎権三が出て来た辺りで、「あれ?この人細野不二彦のアシスタントかフォロワーか(´・ω・`)?」と思ったら、見事に細野不二彦のアシスタントだったみたい。ただ最初の頃の絵は全然違ったような…みんな細長いというか。曽我なんか全然違ったような。

Wikipediaの項目を見たら、"敬愛する作家の一人として藤田和日郎を挙げている。"とあった。そういえば19巻くらいで『からくりサーカス』が出て来てたなw

2011年に佐藤秀峰との仕事で揉めたらしい。

3月1日発売の「漫画アクション」(双葉社)から連載がスタートした、佐藤秀峰と一色登希彦の合作マンガ「ボクマン」が、第3話で連載終了となることがわかった。作者の佐藤が公式サイトで報告している。
「ボクマン」が3話で連載終了、佐藤秀峰と一色登希彦の合作マンガ。

それと原発事故絡みで漫画家をやめて漫画家の奥さんと三重へ転居したらしい。

同年、東日本大震災に伴う原発事故をきっかけに、漫画家としての第一線を退き、元町と共に東京から三重県紀北町に転居した。

どっかで聞いた話だな…と思っていたら、これ「月刊!スピリッツ」の『東京を脱出してみたよ!』の夫婦か Σ(゚∀゚;)

まあ無料配信されていた「月刊!スピリッツ」で一話読んだだけだったかなのでどういう風になったのか知らなかったけれども、結局、連載後(?)に離婚してたんだね。

三重に行って以降は食堂とかやっている模様。
今は徳島に居るけど、食堂は休止中?

構成: 工藤晋
原案は武豊で構成が工藤晋という人らしい…
原案は原作ってほどではない最初の案とかを出した人みたいなはずだけど、構成ってなんだろうと思ってぐぐったが、いまいちピンと来ない…

人に恵まれ マルチに執筆/フリーライター/工藤晋さん(青森市出身)では

「ダービー-」は武騎手の週刊誌連載構成を機に企画が立ち上がった。「豊君から『競馬人気を支えるためできることはないか』と言われ、若い世代に好きになってもらうため漫画を作ろうと」。武騎手原案、工藤さん原作、一色登希彦さん作画の同作品は約5年の連載を経て2004年に完結。その後もコミックスや漫画文庫などでファンに読み継がれる名作となった。

とあるので、まあ原作者ということでいいのかな? 去年還暦を迎えたみたいだから連載時は39歳~44歳の頃か。

主な登場人物

上杉 圭
本作の主人公。 作品中では"ケイ"と表記されることが多かった。 純粋に馬に乗ることが好きだが、「なぜ自分は競馬騎手であり続けるのか?」といった苦悩を抱き続けることになる。

たまに切れるが基本的にはおっとりとしたキャラ。 人を惹きつける人間性の持ち主で、周りに集まった人々の叱咤激励や援助が圭の成長を促していく。



小林完二
圭の競馬学校の同期生。 馬の人参を盗み食いに行こうとするくらいの食いしん坊キャラ。騎乗技術等で特筆すべきところがないように思われるが意外とGⅠ等で勝ちを拾ったりしてる。コメディリリーフ的キャラでもある。


鷹山優
圭の競馬学校の同期生。 鷹山厩舎の跡取り。 熱さを秘めているが基本的にクールキャラ。 でも意外とこすいw

実家が武上喜十郎の家の隣。 鷹山厩舎のシャイニングスターでダービーを制することが悲願。



真田 克巳
圭の競馬学校の同期生。 真田厩舎の跡取り…になるかどうか不明だが、親が調教師であることは間違いない。 尖りまくり歪みまくりの嫌な野郎だったが、徐々に成長し、解説系かませキャラ2号やコメディリリーフキャラっぽくなるw

父親が毒親みたいな感じ。 画像は連載初期のヒール時代のもの。



島田 里美
圭の競馬学校の同期生。競馬学校卒業後、何回か登場した後、しばらく出てこなかったが、終盤の方で再登場。 単純に作者達に忘れ去られていたのか、本当に作品中の理由で出てこなかったのかは不明w



安斉 遼
"GⅠレース全タイトル制覇、8年連続リーディング騎手ジョッキー、1600勝最年少達成"と数々の日本記録を持つ天才。

原案者の武豊がモデルなんだろうな。



川中島 徹
武上修一と同期のベテラン騎手。 武上厩舎に所属していたこともあり、武上調教師や茜、安斉とも仲が良い。彼もまた15年前のダービーを引きずっている。

基本的には良い人だが、 勝負の上では一筋縄ではいかない厄介なおっさんであるw



曽我 竜一
初登場時は"関西の天才"に対する"関東の天才"として出て来た感じであったが、徐々に解説系かませキャラ一号になっていった感じは否めない(ノ∀`)

真田厩舎の馬に騎乗することが多かったからか、何かと真田に忠告をするも、ねじ曲がった真田の心には中々届かなかった模様。



有馬 一人
物語の途中でいきなり出て来た、圭の競馬学校の同期生。 地方競馬からブラックカイザーと共に勝ち上がり、中央競馬に乗り込んで来た。 

なんかロン毛は鬱陶しいから、髪切れやと思った(・∀・)



財津 次郎
後半で出てくるベテラン中堅騎手。

"キャラクターイベント"と言えるものを終わらせてしまって出番が減ったように思える川中島のただの代わりかと思いきや、色々と含蓄ある(?)台詞を言ったり、ストーリーにも多少関わってくる。



アルベルト・カスティリオーニ
世界に名だたるトップ騎手。魔法使いマジシャンの異名を持つ。入れ込んでる馬をも瞬時に大人しくさせる"魔法の手"マジックタッチを持つと言われる。


武上喜十郎
武上厩舎を取り仕切る名調教師。15年前に娘の弓子の入婿であった騎手・坂井修一をダービー騎乗の前日に交通事故で亡くしてしまう。
武上厩舎を解散する予定であったが、圭と出会ったことにより解散を先延ばしにし、圭を育てることにした。 ワインが好き。

安斉遼のモデルである武豊が所属した武田作十郎厩舎がモデルかな?



武上茜
喜十郎の孫。 競馬、取り分けダービーを嫌い憎む。 それ故か、寄宿した圭に対しての当たりがきつい。何気におっぱいが大きい(*´・ω・)

一応ヒロインだよね(´・ω・`)?
いや、ヒロインはラフカットジュエルとかなのかもしれないw



山田みさを
武上厩舎の厩務員。 競馬学校で厩務員課程に在籍しており、元々、圭との面識は多少あった。馬を愛しているが、人付き合いは上手くなく、苦手。



上杉 健一郎
圭の父親。
実家の弁当屋を継ぎ、今日子と圭と平穏無事な幸せな日々を送っていたが、15年前、馬を育てる夢をかなえたいと置き手紙を残して突然失踪してしまう。 連絡がつかなかった理由が余りにも酷いので、ここは御都合主義と責められても仕方がないと思うw


上杉 今日子
圭の母親。始めは健一郎の手伝いとして弁当屋で働いていたが、料理の才能があったのか、弁当屋を繁盛させ、かつそこから発展して料理教室も開業した。 健一郎失踪後も健気に頑張り、店と教室を切り盛りしつつ、母一人で圭を育てた。 健一郎の失踪理由が競馬絡みだったため、当初は圭が競馬騎手になることに良い顔はしていなかった。


寺井晶夫
関東の調教師。 斬新な調教理念を持つ。 調教師デビューとなる日、ナナイロロデオの騎乗を依頼していた安斉の体調不良により、圭に乗り替わりを依頼することに。 以降、圭とは長い付き合いとなる。



片桐 達彦
『スポーツサンデー』の競馬担当新人記者。 デビュー間もない頃から圭に注目し、追い続ける。


加奈崎由香
フラワーカンパニーとラフカットジュエルの馬主・加奈崎芳雄の娘。ポジション的には『あしたのジョー』の白木葉子みたいな感じかな?

最初の頃は比較的シリアスなキャラだったが、徐々に作品内でコメディシーンが増えていった影響なのか、最終的に緩い普通のキャラになったような。 その代わりではないけれども、父親の芳雄は初登場時は穏やかそうなキャラだったが、再登場時はとても高圧的なキャラになっていたw



大蔵孝太郎
身長205cm 体重180kgという巨漢の馬主。初登場時は非常に弱気な小心者のように見えたが、実は非常に豪気で器の大きい人だった。 持ち馬はチェリーブラッサム、ゾウサンステップ。

連載初期の圭と完二と優と里美と謎の人物と真田。里美と真田の間は誰だろう…この頃には相馬は居ないはずだし…

煮詰まる警察出動 Y(・∀・)Y ウ~

ネタバレを含む

『からくりサーカス』の鳴海バリのパンチ(・∀・)

武上喜十郎と宮崎権三のコンビは若干『はじめの一歩』の鴨川源二と猫田銀八の二人に似てるな。 このシーンと最後のダービーの後のシーンは好きだな(・∀・)

これまた『はじめの一歩』のチャンピオン熱唱シーンを思い出してしまったが、このシーンはなんか切なくて良い(´・ω・`)

あとラストのフラワーカンパニーのシーンも若干『タッチ』を彷彿とさせるように感じてしまったが、あれはあれで良かった(・∀・)

余り、"~と似ている"という感想を作品に対して投げかけるのは好ましいことではないらしいが、やはり既視感や連想してしまったものに対してはそういう言い方しかできんな(ノ∀`)


本当は能登山調教師や大河原オーナー、宮田や杉野、果てはパティやサインを求めた二人組くらいまでの画像をキャプチャ加工したりしたが、そこまで紹介する必要がないというか面倒くさくなってやめた(ノ∀`)

まあ何はともあれ、競馬にあんまり興味がない俺氏が読んでも熱くなれるシーンがあったのだから、競馬が好きな人なら楽しめるんじゃないかなぁ?