カテゴリー: 本・雑誌等

狐憑 / 中島敦 他

今回も芥川龍之介が多めかな。
ふと気づいたんだけども、なんでAmazonの芥川龍之介作品の紹介文は皆、"芥川之介"になってるんだろうか(´・ω・`)?


猫の広告文 夏目漱石

『吾輩は猫である』の広告文らしく、数行書いてあるだけだった(ノ∀`)


狐憑 中島敦

"後にギリシア人がスキュティア(スキタイ)人と呼んだ未開の部族のネウリ部落のシャクという青年に色々な霊が憑き、不思議な話を語り出したというお話。"

これは自分達文学作家の性分や人生というものをシャクに投影しているというかシャクを仮借とて表現した内容と言っていいのかな? 聞き手だった青年や長老は読者やクレーマーなのかな…

その末路は文字通りか。
徹底的に消費され、飽きられ、そして打ち捨てられる(´・ω・`)

旧字体が多くてしばしばぐぐらんと読めなかったわ(ノ∀`)


あばばばば 芥川龍之介

大正期に活躍した「新思潮派」の作家、芥川竜之介の代表的な短編小説。初出は「中央公論」[1923(大正12)年]。初出時は副題に「―保吉の手帳の一部―」とある。初刊は「黄雀風」[新潮社、1924(大正13)年]で、収録時に副題が削除されている。「保吉」がいつも煙草を買いに行く店で若い女が店番をしている話。いわゆる〈保吉もの〉の作品であるが、同時代評は不評であった。

十円札』の主人公の保吉やんけ(・∀・)

今作でも若干クズっぽいが、比較的読後感は爽やかであったので嫌いではない。つーか"保吉もの"なんていうシリーズがあったんだなw


おぎん 芥川龍之介

大正期に活躍した「新思潮派」の作家、芥川竜之介の短編小説。初出は「中央公論」[1922(大正11)年]。短編集「春服」[春陽堂、1923(大正12)年]に収録。元和もしくは寛永、「天主教」が弾圧されていた頃の「おぎん」という童女の話。「おぎん」は隠れ切支丹の養父から洗礼を受け「まりや」という名を与えられていたが、やがて責め苦を受ける運命になる。

切支丹物。最初の方の筆致からしてそういう落ちなのかと思って読んでいたら違った(ノ∀`) 

えらく釈迦をdisる下りがあって、そこに(ジアン・クラッセ)とあってどういうことかと頭をひねったが、フランスのジェスウイット(ジェスイット(イエズス会の修道士))がこんなこと言ってたよとジアン・クラッセ(ジャン・クラッセ)の『日本教会史』の第2版(翻訳版は『日本西教史』?)に書いてあったということなのかな?

ぱぶちずも=バプテスマ(洗礼)
ぜすす=イエス
さがらめんと=サクラメント(秘跡=キリスト教で、神の恩寵を信徒に与える主要な宗教的儀式。)
べれん=ベツレヘム
なたら=降誕祭クリスマス
はらいそ=天国
いんへるの=地獄

"はらいそ"と"いんへるの"はわかるけど、"なたら"とかはわからんなw
"なたら"と"はらいそ"だけ意味というか括弧書きで"降誕祭"や"天国"という日本語が付加されてたけど、"さがらめんと"と"べれん"もわからんがな(ノ∀`)

まあ"べれん"は地名だから別にわからなくても何となく推測出来るからいいのか。
"ぱぶちずも"や"ぜすす"は文脈等でわかった。

まあ何はともあれ嫌いではない展開であった(・∀・)


或旧友へ送る手記 芥川龍之介

大正期に活躍した「新思潮派」の作家、芥川竜之介の遺書。数年は未公開でとの芥川の意思に反して自殺直後の記者会見で公表され、同時に「東京日日新聞」[1927(昭和2)年]、「東京朝日新聞」[1927(昭和2)年]に掲載された。「芥川龍之介全集」第16巻に収録。有名な「唯ぼんやりした不安」という言葉は、大正文学の終焉との関わりで論じられることが多い。

これ一応遺書なんだね。
自殺の原因は何とも言えないけれども、案外、幼少期の母との別れや養子入りとかも遠因だったのかもねぇ。その辺の生育過程での歪みはその後の心の成長に大きな影響を与える、或る種の方程式というか思考パターンを生み出すから。

それ以外に

1927年(昭和2年)1月、義兄の西川豊(次姉の夫)が放火と保険金詐欺の嫌疑をかけられて鉄道自殺する。このため芥川は、西川の遺した借金や家族の面倒を見なければならなかった。

やら論争やら病気やら色んなことに疲弊した結果、「唯ぼんやりした不安」につながっていったんかねぇ…

これも結構関係しているのかもねぇ。

青山女学院英文科卒の吉田弥生という女性と親しくなり、結婚を考えるが、芥川家の猛反対で断念する。

本質的に自殺願望は、自分の存在が自分の中の取捨選択基準で捨てるべきものと判断された時、つまりは自分には存在価値がないと認識した時、または将来に明るい希望がなく現在よりも悪くなる、つまり生き続けることに価値がないと認識した時に沸き立つものだから、そういうことなんじゃないかなぁ。

手紙の中で色々と否定というか一部否定はしているものの、やっぱりその流れに陥ったのは極一般的な動機の積み重ねに押しつぶされたんじゃないかなぁと思ったり。

乃木希典の自刃(1912)を「前近代的行為」とした芥川龍之介は、その15年後にどんな気持ちで薬を飲んで命を断ったんだろうね? 1912年というと芥川龍之介がまだ20歳の頃か。そう言えばまだ『将軍』って読んでないな。乃木将軍を題材かなんかにした作品らしいが。

まあ自殺する人の気持ちなんて、正確には人の気持ちなんて他人が解るわけもなく、真相は藪の中なんだけども(´・ω・`)


斗南先生 中島敦

一族の変わり者で古風で狷介な伯父に対する甥・三造の心情の変化を描いた作品。
どうも中島敦の実際の伯父・端蔵をモデルにしているらしい。
(第65回 中島敦(なかじまあつし)の小説「斗南(となん)先生」)

作中に"右の一文は、昭和七年の頃、別に創作のつもりではなく、一つの私記として書かれたものである。"なんてあったりして、中島敦の私小説的な作品なんかなと思ったりもしたが、その辺は正直どうでもよく、ただ、或る青年と扱いが難しい伯父の死という物語として読むだけでも十分面白かった(・∀・)

ホビット〈上・下〉―ゆきてかえりし物語 / J.R.R.トールキン

ごちそうの好きなひっこみ思案のホビット小人ビルボ・バギンズが,魔法使いガンダルフのたくみな誘いにのせられ,13人のドワーフ小人とともに思いがけない冒険の旅に出発.魔法の指輪を手に入れ,邪悪な竜と戦って財宝を奪い返します.
オリジナル版 ホビットの冒険

※この作品紹介は実際に読んだ原書房のものではなく、岩波書店版の物w だって原書房の紹介文は"時代を越えて読み継がれる不朽の名作『ホビット』を、さまざまな角度から詳細な注釈をつけた新訳決定版。トールキン自筆の挿絵つき。持ち歩きしやすい文庫判。"みたいなやる気がない感じだったから(ノ∀`)

30年以上放置してきたミッション 『指輪物語』の読破に取り掛かった俺氏、序章2ページの最初の部分まで読んで翻意する。
 
 
 
先に『ホビットの冒険』を読まねばならんと(`・ω・´)!


もともと『ホビットの冒険』の存在は知っていたものの、昨今ありがちな、「後付けの前日譚、いわゆるエピソード0だろ( ゜σ・゚)ホジホジ?」と勝手に思い込んでいたので、そのままスルーして『指輪物語』を読もうと思っていたが、決してそういうわけではないと気づき、先に目を通すことにしたのである。← まあ『指輪物語』構想の為に幾度かの改訂を行っているので、或る種エピソード0的な後付というか作為が施された作品とも言えるのだけれど(ノ∀`)

そう思ったものの、『ホビットの冒険』は子供向けとか旧版とか新板とか何種類かあって、どれを読んでいいのかわからない。加えて言うと電子書籍を探してみたが見当たらず、右往左往することしばし。『指輪物語』はブックオフで100円で買い揃えられたけど、『ホビットの冒険』は全く見当たらず(´・ω・`) ← 上巻は読み終わった頃に一冊だけ売っているのを見かけた(ノ∀`)

Amazonで買うと本が傷ついてる可能性があるから書店で買うんやヽ(`Д´)ノと思っていたので、結局、書店で見つけたこの版のものを購入。880円x2だったかな?
← まあ上巻は裁断ミスか何かで、角の部分が5mmくらい内側に折れてたけどな…_| ̄|○ ヒドイヨ

ジュンク堂では児童文学のところで売っていた。子供向けの『ホビットの冒険』も売ってたような気がする。

上下巻それぞれ、362ページ、420ページくらいなんだけども、実際の『ホビットの冒険』の物語は246+274=520ページだけ。それ以外のページはは異常に細かい注釈や訳者のあとがきや解説等。どうもダグラス.A.アンダーソンがJ.R.R.トールキンの『ホビットの冒険』に注釈を加えたものを底本にしているらしい。

最初のうちはチラチラと注釈をいちいち見ながら読んでいたが、途中から一切見なくなった。なぜならば『指輪物語』への言及が多く、ネタバレにつながりやすいからw

注釈は物語や章で出て来た注釈対象に対する、その展開段階での限定的な注釈と、物語やシリーズ全体、作者の思惑等に対するメタ的な注釈に分けるべきではなかろうかと思うんだよねぇ…

まあ紙ベースだとそれは難しいのかな。電子書籍でも若干難しいか。そんなに手の込んだことが出来るフォーマットでもなさそうだし。読了後に制限が解除されて読めるようになる解説やあとがきや後日譚とか有ってもいいのにな(・∀・)


ビルボは良い具合に主人公だったような気がする。
現代の漫画の主役とかは皆強くてヒーローヒーローしすぎてるから、こんな感じの物語は逆に新鮮な気がするわ(・∀・)

そういえばビルボがゴラムのように指輪に取り憑かれてる感じは今作品ではなかったな…
ロード・オブ・ザ・リング』では何か異常な振る舞いをしていたような…

やっぱり『指輪物語』とのつながりは後付なんかねぇ?

ネタバレを含む感想の羅列
  • D&Dとかファイティング・ファンタジーの世代だったから、オークとゴブリンが同じものだなんて知らんかったわ Σ(゚∀゚;)
  • 『ドラゴンランス』シリーズにおけるタッスルホッフは本当にホビットがベースなのだなと改めて思った。 オーブ会議の時の振る舞いはアルケンストンのくだりの影響があるように思えた。
  • ドワーフ達、取り分けトリンが欲深くて笑ったw
  • エルフ達も結構欲深で人間臭くて笑ったw これは西に行かずに残ったエルフだからなのか。
  • ガンダルフが賢者というよりも、冒険というか物語のプロデューサーみたいな感じなのも以外だった。魔法使いとしてはそれほどの活躍をしないんだな。
  • トリンはまあ仕方がないかなと思わぬこともなかったが、フィリとキリがな…(´・ω・`)ワカイノニ
  • これは作品自体からではないが『シルマリルの物語]や『終わらざりし物語』やミドルアース・サーガみたいなのがあるのを知ったΣ(゚∀゚;)
  • アップルブックスだけみたいだけど、日本語版の『指輪物語』と『シルマリルの物語』の電子書籍が配信されてるらしい。

まあ、何にせよ、面白かったので先に読んで良かったかな。
さて、『指輪物語』を読み始めるとするか(`・ω・´)

煙草と悪魔 / 芥川龍之介 他

ほぼほぼ芥川龍之介の短編のみ。
大して感想らしい感想でもない(ノ∀`)


鴨猟 芥川龍之介

大正期に活躍した「新思潮派」の作家、芥川竜之介の短い随筆。初出は「桂月」[1926(大正15)年]。単行本未収録であり、「芥川龍之介全集」第13巻に収録された。大町桂月と最後に会った、鴨猟の時の話。芥川にとって大町は少年時代の愛読作家の一人であり、その文章を高く評価している。

よくわからん(´・ω・`)
ただのエッセイ?
というか日記か?


芥川龍之介
うーん(´・ω・`)
願掛けも考えもの…って、これもなんだろうなぁw

出典は『今昔物語』巻十六「貧女清水観音値盗人夫語第三十三」である。目先の変わった物語であるが、原作の筋をほぼそのまま踏襲している。芥川は、物質的な幸福だけを真の幸福と考える若侍と、精神の内部における幸福を最大視する翁と、この相対する二つの型の人間の会話を最後において、種類の異なった幸福感を示し、原作に多少の綾を付与した。

ふーむ、そういうことかぁ…


煙草と悪魔 芥川龍之介
若干、『運』と似たような読後感のある作品。

大正期に活躍した「新思潮派」の作家、芥川竜之介の短編小説。初出は「新思潮」[1916(大正5)年]初出時の表題は「煙草 西川英次郎氏に献ず」。短編集「煙草と悪魔」[新潮社、1917(大正6)年]に収録。フランシス・ザヴィエルについてきた悪魔は、布教が進まず切支丹の信者のいない日本ですることがなく「伊留満」に化けて、煙草畑の園芸をして暇を潰す。結果、日本で煙草が普及する。

冒頭は、

煙草は、本来、日本になかつた植物である。では、何時いつ頃、舶載されたかと云ふと、記録によつて、年代が一致しない。或は、慶長年間と書いてあつたり、或は天文年間と書いてあつたりする。が、慶長十年頃には、既に栽培が、諸方に行はれてゐたらしい。それが文禄年間になると、「きかぬものたばこの法度銭法度、玉のみこゑにげんたくの医者」と云ふ落首が出来た程、一般に喫煙が流行するやうになつた。
煙草と悪魔

であり、"きかぬものたばこの法度銭法度、玉のみこゑにげんたくの医者"って何かなと思ったら、

「きかぬもの~」の落書ですが、
効果の無い物は、タバコ禁止令、撰銭令(質の悪いお金は使っちゃ駄目)、天皇の言葉、威張って嫌な感じの医者(のする治療)
という感じの意味です。
磔(くるす)ってどういう意味ですか?

とあった。


でも"げんたく"の意味がわからない(´・ω・`)
この落首は文禄年間(1593~96年)の物らしいので、1590年に生誕した江戸時代初期の医師、儒学者である野間玄琢は関係ないのかな?

後にタバコの研究書『蔫録』の編者である大槻玄沢は蘭学者であり医者でもあったようだが、1757年の生誕なのでこれまた関係なさそう。

つーか、そもそも年号的に言うと、

年号(元号)一覧表
天文 てんぶん 1532~1555
文禄 ぶんろく 1592~1596
慶長 けいちょう 1596~1615

の順なので、なんか記述がおかしいような…

"慶長十年頃には、既に栽培が、諸方に行はれてゐたらしい。それが文禄年間になると、「きかぬものたばこの法度銭法度、玉のみこゑにげんたくの医者」と云ふ落首が出来た程、一般に喫煙が流行するやうになつた。"

この書き方だと慶長十年(1605)頃に栽培が広く行われ、文禄年間(1593~96年)に喫煙が一般的になったと取れ、時系列的におかしい。喫煙が一般的になるためには先に栽培が広く行われ、庶民でも安価で入手できるようになっていないとおかしいから。

JTのページには、

しかし、幕府による度重なる禁令にも関わらず、「たばこ」を楽しむ人々は増え続け、徳川3代将軍・家光の代となる寛永年間(1624〜1645年)に入ると、「たばこ」に課税して収入を得る藩も現れ、「たばこ」の耕作は日本各地へ広まっていきます。やがて、禁令は形骸化し、徳川綱吉が5代将軍を務めた元禄年間(1688〜1703年)頃を境に、新たなお触れは出されなくなりました。

とある。

もしかしてこれ文禄じゃなくて元禄の間違いなのか…( ・´ω・`)?
原稿から活字にする時に誤植が発生したりしたとか?
この辺、芥川龍之介研究者の人に尋ねてみたいわ…


つーか、ぐぐっても全然引っかからないから、そもそもこの落首、芥川龍之介の創作なんじゃね(・∀・)?って疑ったが
同志社大学学術リポジトリから落としたpdf『近世におけるタバコ作の展開』(岡光夫)の14ページ目に

"正徳四年(一七一四)成立の『嬉遊笑覧』に次のような落首が記されている。
きかぬものたばこの法度銭はつと
玉の(玉音)みこえにげんたくのいしゃ
同書では、これを秀吉の頃の落首とし、八十二歳になる鎮目正順なる人物を登場して、彼が語っているように書いているがそれはあやしい。本書の執筆当時は厳しい出版統制があり、公然と幕府を諷刺すると弾圧されるので、秀吉の頃としたのであろう。"

とあり、落首自体はあるらしい。同時に文禄年間にした理由にも首肯出来たわ(・∀・)

誤植でなかったら、芥川龍之介がその辺の裏事情を考えずにそのまま、秀吉の頃=文禄年間にしてしまったのかな?

嬉遊笑覧は国会図書館デジタルコレクションにあるようだけど、何処に記載されているかわからんので、これくらいにしとこう(ノ∀`) もしも更に掘るとしても岩波の注解書を当たった方が早そうだしね。


何にしても"げんたく"の謎が解けなかった…_| ̄|○
風月玄度の玄度のように久しく会っていない医者ってのは無理があるし、大槻玄沢なら蘭方医不信かと思えなくもないが『嬉遊笑覧』の成立後40年くらいして生まれた人だし…

知恵袋で回答した人のデータソースはなんだろう…
芥川龍之介の創作なら漢語とかに由来してそうだけど、江戸時代の人の言葉だからな…失われた単語なのか方言なのか?

何はともあれ、これは芥川龍之介の切支丹物の嚆矢だったとかどうとか。


十円札 芥川龍之介

大正期に活躍した「新思潮派」の作家、芥川竜之介の後期の小説。初出は「改造」[1924(大正13)年]。単行本未収録であり、後に「芥川龍之介全集」第11巻に収録された。いわゆる〈保吉もの〉のひとつ。海軍学校の英語教師と小説家を兼業している「堀川保吉」が困窮し、週末東京に出るために十円札を借りる話。

なんかこう親近感が湧いてしまうクズ主人公だったw
欲やらプライドやら色々と絡みあった葛藤が面白かったかなw

「ヤスケニシヨウカ」ってなんじゃらほいと思ったが、「寿司にしようか」ってことか。

弥助鮨の名は、竹田出雲の歌舞伎狂言『義経千本桜』に由来する。
平維盛が吉野のすし屋「弥助」で雇人となるが、弥助は維盛の父重盛の世話になった人物でもあったため、敵を欺くために「弥助」の名を維盛に譲り、自身は「弥左衛門」と称した。
このすし屋ガ釣瓶鮨を作っていたことから、「釣瓶鮨」は「弥助鮨」と呼ばれるようになった。
花柳界などで「すし」を「弥助」と呼ぶのも、このすし屋の名からである。
現在の奈良県下市町にある鮎鮨の老舗「つるべすし 弥助」は、『義経千本桜』の舞台となった店として知られる。
電話にて、① 「やすけずし」、② 「すけろくずし」の意味・由来を知りたい。

これに限らないが、amazonで無料の文学小説に星5と内容がそぐわない英語コメントをつけているボットらしき連中はなんだろうか? テストとして利用したのかな?


妙な話 芥川龍之介

大正期に活躍した「新思潮派」の作家、芥川竜之介の短編小説。初出は「現代」[大日本雄弁会、1921(大正10)年]。「夜来の花」[新潮社、1921(大正10)年]に収録された。「私」が旧友の「村上」から、村上の妹の「千枝子」にまつわる怪談じみた妙な話を聞かせられる話。兄妹のやりとりと手紙との比較から、「千枝子」という女の強かさも見出せる作品。

大正時代に読んでいたら面白かったかもしれないが、現代に生きる人間としてはまあそれほど目新しさを感じることは出来なかったわ(ノ∀`)

ラストの落ちはまあ面白いっちゃ面白いけれども、あんまり俺氏が芥川龍之介に求めてる話ではないかなと思った。そんなに痛快というわけでもないし…


二銭銅貨 黒島伝治

作者は、プロレタリア文学作家の黒島伝治です。
とある貧しい家の兄弟のお話です。
弟の藤二は兄の健吉が使っていた独楽を見つけて、
母親に独楽を回すための緒をねだります。
使い古しの緒も見当たらなかったので、
藤二は結局、独楽の緒を買ってもらえたのですが...
第94回~二銭銅貨/黒島伝治~

なんじゃこりゃあ感が酷い短編w
あープロレタリア文学ってこういうのなのか…

最初、なんで能登麻美子のブログみたいなのがヒットしたんだろうかと思ったら、昔文化放送で朗読番組みたいなのをやっていたのか。

しかしまあなんつーか、後味が悪いというか救いがないというか…
そんなお話(´・ω・`)

たのしいムーミン一家 / ヤンソン

長い冬眠から目ざめたムーミントロール。仲よしのスナフキン、スニフといっしょに海べりの山の頂上で黒いぼうしを発見します。それは飛行おにが落とした魔法の帽子で、中に入れたものの形や性質をかえてしまうのでした。ふしぎなスーツケースをもったトフスランとビフスランもあらわれて、たのしくて、ふしぎな事件が次々におこります。さあ飛行おには、ムーミンママのパンケーキを食べるでしょうか? ムーミンシリーズ第3作

( ´・ω・)アレ…?

これ第一作だと思って読んだんだけど、第三作だったのか…_| ̄|○

「冒頭で冬眠して、そこから目覚めて始まるなんて、上手い始まり方だな(・∀・)」とか勝手に思い込んでいた俺氏の間抜けさ加減を恥じたい(ノ∀`)


話自体はほのぼのした感じ。
若干、ムーミン谷の住民達にサイコパス感を覚えたが、まあ、そこは北欧の妖精達であると思えばw

以下、登場人物の羅列。

ムーミン一家
アニメ版に比べると、ムーミンパパは過去に、ムーミンママはハンドバッグに執着しすぎてる人のように思えたw

ムーミンは結構アクティブで男らしいというか少年っぽい感じかな。

スナフキン
なんとなく知っていたが、アニメ版に比べるとムーミンとスナフキンの関係がフラットな感じであった。また比較的子供っぽい部分があった。
アニメ版だともうちょっとスナフキンがニヒルで近づきがたい孤高の人のようなイメージだった記憶があったけど。

モラン
恐ろしい存在としてのモランって老婆なんだな…
スラブのバーバ・ヤガーとかと似たような存在が北欧にもあって、それが影響しているキャラなんかな?
この巻以降は出てこないのかな?

スノーク
スノークってずっと金髪のバッハみたいな髪型だと思っていたけど、もしかしてこの巻のトフスランとビフスランとモランの裁判で裁判官役を務めた時につけていたウィッグの印象が強く残っていただけだったのかなw

若干モラハラ気味なキャラだけど、なんか自分と似てるようなところもあるような気がするので強くは責められないw

なんやかんや言って妹のことを大事に思ってたりするし。素直じゃないけどもw

ノンノン
ノンノンってアニメ版の名前だったんだねぇ。
種族が違うのにムーミントロールにぞっこんで、非常に女性というか女の子としての傾向が強い。 ←※ここ、ポリコレ棒で叩かれるポイント

実は彼女には、固有の名前がありません。原作小説では「スノークのおじょうさん」と呼ばれています。スノークというのは種族名ですから、彼女を表す“スノーク族の娘”という意味の言葉は、たとえば“日本人の女の子”のようなニュアンス。
(略)
「ノンノン」と答えたあなた。さては昭和世代ですね!? 1969年に日本で放送された昭和版アニメ『ムーミン』(フジテレビ系)では、彼女はノンノンと呼ばれていました。演出家の大隅正秋(おおすみ正秋)さんからお聞きした話によると、アフレコの際、原作のままのスノークのおじょうさんでは番組を見た子どもたちが気軽に呼びかけづらいということで、音響監督の田代敦巳さんが、田代さん自身もお知り合いだった大隅さんの妻の愛称「ノンちゃん」からヒントを得て、ノンノンと命名したんだそうです。

「フローレン」と答えた方も多いのでは? 1990年放送の平成版アニメ『楽しいムーミン一家』(テレビ東京系)の製作にあたり、原作者のトーベ・ヤンソンから「ノンノンはnoやnonなどの否定的な言葉を連想させる」という意見が出たため、ムーミン童話が書かれたスウェーデン語名Snorkfrökenの“お嬢さん”にあたるfröken(フローケン)と、同じ語源をもつドイツ語のFräulein(フロイライン)から、フローレンと呼ぶことにしたといわれています。
ムーミンの彼女の名前は?

ニョロニョロ
好きなキャラクターというか種族ではあるが、特に目立った活躍もしなかったw
なんで気圧計を崇めているんだろうか?

ヘムレンさんとじゃこうねずみ
ヘムレンさんがムーミン一家と一緒に暮らしてるのは知らんかった。
じゃこうねずみは存在すら覚えてなかったというか知らんかった。

トフスランとビフスラン
ちょっと厄介な盗癖というか所有感覚を持ってる小さな夫婦。
憎めない可愛らしさがあった(・∀・)
台詞に言葉遊び的な要素があって、それはそれで面白かったけど、原文や英訳だとどうなってんのかねぇと思ったり。

飛行おに
外見やその行動からして、モラン以上の恐ろしい存在なんだろうなぁって思っていたけれど、そうでもなかった(ノ∀`)


なんやかんやで結構楽しく読めたかな。
機会があったら、他の巻にも目を通したい。
そう言えば…
 
 
 
 
 
考えてみるとミィが出て来てないヽ(`Д´)ノ