インスタント沼
んー(・∀・)
インスタント沼のオチがあれでなくて、単純に何故か物が出てくる感じだったら、まあまあかなと思えたかもしれないけど、ちょっとアレはなぁ…脈絡がなさすぎるw
まあコメディ映画だからアレでもいいのか…?深く考えるなということか。
微妙に笑いのノリが合わないなと思って、監督・脚本の三木聡という人が他に何を撮っているのかなとwikipediaを観てみたら「時効警察」の人だった。
納得した。あれは合わないと思ってすぐに観るのやめたドラマだ(ノ∀`)
加瀬亮演じるガスが万能過ぎというか話を展開させる為に都合良すぎる存在な気がする。
母親のエピソードは一応の物語のきっかけではあるがあんまり必要があるわけでもなく、父親のエピソードは投げっぱなしな感じがしなくもないなぁ(´・ω・`)
風間杜夫は良かったけども。
沼というものが麻生久美子演じるハナメの悲哀や恐怖に直面することを避けるために物を投げ入れて隠す場所であり、その封印によって生き辛いながらも現実世界でやってきたが、経年の結果、それが限界に達して爆発、沼に投げ入れた過去の悲哀と恐怖と対峙することによって生き辛さが解消されるような展開であったのならば、沼の意味はあるんだろうけれども、あのオチだといまいち沼がなんなのかよくわからない。
ツタンカーメンのくだりはちょっと予想出来てしまった。
水道の蛇口のくだりは好きだな(・∀・)
ラス前にまた蛇口をひねってたけど、行為的には一緒でも、それに意味は含んでないようだったしなぁ。
シオシオミロは一応意味はあったか。
好み的に麻生久美子はあんまり良いと思ってないので、その部分での加点はないけど、ほぼ出ずっぱりなので麻生久美子が好きな人ならいいんじゃないかのかな。
ダークナイト
あ…れ……(´・ω・`)?
ネットでの評判や友達の高評価を受けて期待値を上げ過ぎてたかな。
常日頃から俺氏と世間とのズレがあることは知っていたものの、ここまで違うとは…
ズレというかツボが違うというべきなのかもしれない…
勿論つまらなくはないし、映画として楽しんだけど絶賛するレベルではなかったな。
吹き替えで観たのが失敗だったのかもしれない。
ヒース・レジャーの演技が絶賛されてるようだけど全然狂気を感じなかった。
これは吹き替えで観たせいもあんのかな、わざとらしい舌なめずり音とかで結構醒めてしまった。本当に狂ってる人ってもっと支離滅裂だったり、もっと静謐な狂気を纏ってると思う。あれだと一般の人が何となく考える想像の範囲内の記号としての狂気的人間をやってみましたって感じ。
泉谷しげるの酔っ払い役のようなデフォルメされた記号的なコント演技をうまいって言っているように思える。あそこまでは酷くないけどw
「バットマンはルールがあーだこーだ」とかいう割に"面白いこと"やバットマンにこだわりすぎてて行動に規則性があって全然カオスじゃねぇなぁと思ったり。
何処らへんが混沌とした狂気的な存在なのかさっぱりわからなかった。
善悪云々の部分も結構昔からあるような話で目新しくも深くもなくフーン(・∀・)って感じになってしまった。
映画だからねと言われたら返す言葉もないが、警察が異常に無能だったり、マフィアが簡単にジョーカーに屈したり、全てがジョーカーに都合良く展開するところもちょっとイマイチだったな。あの崩壊爆破に関しても、どんだけプロフェッショナルなんだよと思ってしまったw
まあでもこういう感想に到ったのは高評価を受けていることを知っていた為がゆえの酷評や言いがかりかもしれない(ノ∀`)
なにしろ最初から最後まで、
「ここで大どんでん返しがあるのか( ;・´ω・`)ゴクリッ?」
「( ゚Д゚)ハッ、実はジョーカーの正体はハービー・デントなんじゃ…」
「( ゚Д゚)ハッ、実はハービー・デントは二重人格で…」
「( ゚Д゚)ハッ、実はこのジョーカーも影武者でハービー・デントが…」
「わかった、このボタンを押すと実は自分側が爆発してジョーカー大喜びか…」
とか常にパワー全開で色々なことを妄想しながら観ていたので、
「あれ…意外と普通の展開だったね(´・ω・`)」というガッカリが連続してしまい、結果的に俺氏の中でのこの映画への評価を低くしてしまったのかもしれない。
バットポッドの辺りは好き(・∀・)
レイチェルってあんなおばさんぽかったっけ(´・ω・`)?
そう言えばアレの裏切りは演技からして凄くわかりやすくしてたけどなんでだろ?
トゥーフェイスの方は中々良かった。
ジョーカー捕獲作戦もまぁまぁ良かった。
最後のゴードンの語りで「ああ、なるほどここで(・∀・)」と思った。
あと真実はともかく幻想でもいいからヒーローが必要というのはよくわかる。
人間にはモデルとすべき"正しき人"が必要であり、その人に近づこうとすることによって研鑽・努力し、またモデルとされる人はその期待というか評価を裏切らないように己を律してつつ更なる研鑽・努力をする世界が理想的ではあると思う。生きやすいかどうかはともかく"正しき世界"はそういったもんだろう。
俺氏にはそういう人が居なかったからこうなったんだね…(ヽ'ω`)
ゴッサム・シティの人たちが抱き続ける幻想も儚いけど、ブルース・ウェインが抱き続ける幻想も哀しいよね(´・ω・`)
ある意味でバットマンはブルース一人で構成されているものじゃないねぇ。アルフレッドの影響はかなり強い。
前作からしてブルースに完璧なヒーローみたいなものを求めては居なかったけど、今作はちょっと駄目過ぎる感じがしないこともないw
監督のノーランによると、本作は「ブルース・ウェインの挫折と敗北の物語」だという。
ということらしく、この後に「ダークナイト ライジング」があることを踏まえるとスターウォーズの帝国の逆襲みたいなポジションなのか。
だからあの終わりでいいのか。
ブルースが手紙を読めなかったことによって幻想を抱き続け、バットマンであり続けようとする様は無様な道化のようでもあり、クラウン、つまりはジョーカーこそがブルースに相応しい名前なのかもしれない…バットマンとジョーカーは表裏一体…
というのはちょっと無理があるな(ノ∀`)
何はともあれライジングを観ないといかんな。
海底大戦争 愛の20,000マイル
1981年製作らしいが、何だこれw
作った人には悪いが、「やっすいストーリーだなぁ(・∀・)」と思ってしまった。まあ32年前の作品と考えたらこんなもんか。
劇中で3~4回、主題歌らしきものが何故か流れるw
しかもアイドルのPVのように主人公が走ったり泳いだりしてる。
歌っている人が元ジャニーズの井上純一だからそんな感じになったのであろうか。
関係ないけど井上純一って藤谷美和子と交際してたのか。
藤谷美和子は未だに小田原辺りに居るのだろうか。
潜水艦等はメカメカしくて良いんだけども、ストーリーがのぅ… (ヽ'ω`)
多少は「海底二万哩」のストーリーをもじってはいるようだが…
そういえば実写版の「海底二万哩」っていっつも途中まで観て眠くなったりして最後まで観てないな。相性が悪いんだろうか。
ゲームの海底大戦争は凄い好きなんだけども。
喜びも悲しみも幾歳月
海の安全を守るため、日本各地の辺地に点在する灯台を転々としながら厳しい駐在生活を送る燈台守夫婦の、戦前から戦後に至る25年間を描いた長編ドラマである。
表現形式としてはぶつ切りダイジェストっぽい感じで俺氏向きではないのだけれども、結構見入ってしまった(ノ∀`)
内容を全く知らずに観たが、奇しくもその日は11月1日で灯台記念日だったw 加えてダークナイトを観た翌日だったので、何となく"ヒーロー"というか"手本となる人"って灯台だなと
なんだか脳内で連想したりでそういう関係ないところで評価がややプラス方向に傾いた部分も否めない。
太平洋戦争中は「そうか、灯台は…(´・ω・`)」と思ったり、退息所(灯台職員宿舎)等という言葉を初めて知ったり、今の灯台ってどうなってるんだろうと思ったり。
映画だからこのまんまというわけではないだろうけれども、各地の灯台の感じや、灯台守ってこんな風に漁業や海の無事を守る為に苦労してきたのかといった部分が垣間見えて良かった。
話の内容でも単純に野津(田村高広)や藤井さん(桂木洋子)を微笑ましく思ったり、有沢(佐田啓二)やきよ子(高峰秀子)の行く末はどうなっちゃうのよと心配になりつつ最後まで観た。
ちょっと長かったかな。
映画のストーリー単体だけの評価ではないけれど、これは観て良かったかな(・∀・)
新・男はつらいよ
名古屋の競馬で大穴を当てたフーテンの寅こと車寅次郎が久しぶりに懐しの生まれ故郷柴又に帰って来た。柴又では寅さんのおいちゃん夫婦、妹さくら、その夫博らが寅さんの噂に花を咲かせていた。寅さんは100万円を見せびらかせ大得意、日頃の恩返しにとおいちゃん夫婦をハワイ旅行に行かせると大はりきりだった。
ドタバタしてるところはいつもより面白かったけども今回はいつも以上に寅さんが可哀想でスッキリしなかったわ(´・ω・`)
栗原小巻は可愛かったが、倍賞千恵子のスケジュールの関係でさくらがほとんど出て来なかったので物足りず。
次に期待(`・ω・´)